ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 4pt | 1pt |
51pt
GOOD!
グラフィックス
人物や魔物の「ドラクエらしい」柔らかさはアニメーションの面にも現れており、戦闘アニメも中々凝っている。
ガイドが分かりやすく迷わない。
スキルも使いやすく物理も魔法も外れは無かったと思う。
そして、「物理特技万能説」或いは「魔法不要説」が本作を持って払拭されたことだ。
魔法の利便性という意味ではシリーズ最高。
それだけではなく、近作は特技一辺倒で進めるような作りだったが、本作ではそのマズさを踏まえていたのだろう、
戦闘における物理・魔法の切り替えポイントを相当数用意しており、魔法を使えば明らかにラクができる箇所も多い。
ゲームのボリューム自体はなかなかのもの。
BAD/REQUEST
包み隠さず言うと難易度は裏エンドまで終始かなり低目です。
(味方側のスペックが過保護気味なのもあるでしょうが)
ラスボスも歴代の中で最も手応えが感じられない拍子抜けの印象が強い。(その次は9のエルギオス)
また、カミュという盗賊の単体火力やベロニカという魔法使いの全体火力が強力で使い勝手がいいから、裏ボスも試練も楽勝。
初代からやり込んでいるオールドユーザーの方々にはちょっと物足りない印象があり、やり応えとしてはイマイチな感覚。
ライトユーザーに対する配慮とも取れますが、ゲームバランスとしてはあまりに簡単な方に偏りすぎているのではないか。
バランス面として更に加えると、カミュが強過ぎる一方で(リメ版3とは別の意味で強い盗賊)、
中途半端なロウが弱かったり、3DS版だとシルビアも使いどころが無い。
ストーリーに関してはイベントシーンが多くいわゆる一時期のFFみたくムービーゲーであり、
発売前に全体マップを始めて見たときから嫌な予感がしてたが、峡谷に挟まれた一本道だらけで、肝心の自由に旅をする感覚はない。
話自体は中盤までは楽しかったです。
それ以降に関しては少々面倒になり、エンディング後で嫌になりましたw
進行に沿って舞台が広がっていくわけではないので。
COMMENT
恐らくドラクエシリーズで最もソツがない作品だろう。良くも悪くもなく、インパクトもない。
難易度は9を少し難しくした感じだろう。しかも、このゲームは進めば進む程、難易度が低くなる(僕にとって今作の最大の敵はアラクラトロでした。)
しかもだ、裏ダンジョンたるネルセンの試練のフロアはお粗末やし、殆どのボスに猛毒が通りタナトスハントの6倍撃でヒドいダメージが入るから、戦略性がなさすぎる。
かといって、低レベル低スキルクリアしようにも仲間メンバーの2度目加入は最低でもレベル30台という過保護っぷり。つまりそれが低レベルクリアの限界。
本気で極限プレイしようと思ったら主人公一人旅でもしないといけまい。
最もやりこみに適してない作品であろう。
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GOOD!
ただでさえストーリーのボリューム満点なのに。
クリア後も単なる隠しダンジョン、隠しボスでなく、裏面と言えるくらいストーリーがしっかり詰め込まれている程ボリュームがあるところが何より満足です。
まぁそのせいなのか本来裏ボス又は真ボスと言えるものまでが…。
そして時渡りの迷宮を走破した報酬として11のメンバーでロンダルキアの洞窟に挑んだり、ネクロゴンドでバラモスと闘う事になるなんて予想もしていませんでした。
3DS版においては裏シナリオ後に更なるボスが控えています。それも11体。数を見て解る通り、過去作ラスボスを彷彿とさせるボスもどき逹との対戦が待っているのです。
後述する通り強敵に乏しい11において、これは嬉しい要素でした。
核心部分では、ゲームのテーマである過ぎ去りし時を求める時渡りについての真相についても聞くことができ、ある意味本編の裏シナリオから更に続く要素ともいえます。
(この部分目当だけでも3DS版を買って良かったと思える)
BAD/REQUEST
音楽は酷いね、フィールド音楽なんて昭和の軍歌みたいで聞いてるのが苦痛だったレベル。
過去作の名曲についても明らかに使いどころが下手なのが目に分かった。
「敢然と立ち向かう」(DQ6)、、、どうでもいいと思える場面で何度も使われてたが、それよりも後半登場する幹部たちとの戦いで流すべきだったのでは?
「哀愁物語」(DQ5)、、、これも節目のイベントで何度か流れていたがそこでは使わず、某キャラとの離脱判明のシーンで流すべきだったのでは?
クリア後イベント進めると聞けるDQ3再録を聞くとすぎやま先生の全盛期はとうに過ぎたのかも知れないね、植松さんみたいにシリーズから退いた方がいいのかも知れない。
PS4版は知らないので比較出来ないが、3DS版をプレイして色んな意味で難易度がぬる過ぎるのは確か。
いつものDQの感覚でのんびりプレイしていたら恐ろしく簡単な代物に成り果てた。
全く迷うことの無いの洞窟、次への行き先。
強力すぎて1ターンしたら敵が壊滅してるような特技、魔法。
普段のザコ戦は回復役以外「ガンガンいこうぜ」にしてAボタン連打でボスまで行けます。
更にレベルアップしてMPも全快するから大丈夫。
と思ったら、ラスダンになるとこれが逆転。
グレイトドラゴンやサタンジェネラル率いる雑魚の群れの方がよっぽどきついから、
ラスボス前座として出てきた大幹部のあの方及びラスボス連戦の弱さが余計に際立った。(正直、各幹部達にも劣る)
そして、クリア後の裏シナリオでは各地のサブイベントをやりつくした後だったからかも知れんが、
裏シナリオの肝とも言える裏ラスボスを初顔合わせ2ターンで殺した・・・・・(よわよわ)。
ラスボスがクソ弱かったのは8や9から相変わらずだが、8や9はその分裏要素のインフレが凄かったし、
(弱すぎて不評だったのかリメイク8ではラスボスも大幅強化されてる)
ある意味裏ボスといえるものまでこんなに初見瞬殺だったのは前代未聞。
町の人までしつこいくらい「試練受けろ」とまで言うぐらいだから、サブイベントやるからだろという言い訳は通らない。
時渡りの迷宮を走破した後更なる裏ボスがおり、これこそ3DS版のみの真の隠しボスとも言える存在であるが、
正直、その前に戦うラスボスもどき達のが遥かに強いので、結局辿り着いた頃には雑魚。
正直言ってこれがムドーやヘルクラウダー、ドルマゲスや神様、竜神王を生み出したDQと同じシリーズとは未だに信じがたい。要するに非常に簡単。
次回作を作るに渡っては、今作品での失態を大いに反省されたし。
COMMENT
3Dモードはリメイク版の8を遊んだ手前、DSのDQ9のグラフィックに毛が生えた程度の3Dモードは手抜きにしか映らなかった。
せめてリメイク版8ぐらいのスタイルで作ってほしかった。
そして懐古派としては2Dモードと2度楽しめる要素(と時渡りの迷宮)に期待してこちらを買ったのに、これまたSFCのDQ6や3リメイクで出来ていた演出等が出来てない始末。
もうあの頃のスクウェア及びエニックスが持っていた美麗なドット絵のノウハウはすっかり失われてしまったんだなあと認識。
時渡りの魔王もどき達の3番手を除いて、どのボスも初見撃破。
難易度のピークはどう見ても前半に登場した蜘蛛ボスとクラーゴン。全滅こそしなかったがかなりピンチに陥った。
ようやくこのゲームも本腰出してきたと思ったら、以後加速度的にヌル化。
中盤以降のボスは渾身斬りや全身全霊斬り叩き込んでいれば「3分クッキング」の如く。
あとで、攻略サイトを覗いてみると終盤ボスのHPの低さに唖然とした。これの2、3倍あっても良かったと思う。
正直、最序盤のサソリが一番タフだったまである。
エンディングを見てからが本番?嘘付け
エンディング後に出るボスこそカミュやベロニカを始めとしたキャラの爆発的なインフレに全然追いつけてない印象。
(ちなみにクリア前だととある事情でセーニャと8人目が強すぎ。)
しかし、私の実力だと、今作でなければ完全制覇は出来なかったと思う。
それにしてもDQ7の頃のボス戦とは雲泥の差だなあ。6のムドーや7の山賊4人、ヘルクラウダーのあの場違いな殺意や理不尽さは、ヌルゲー化の波に飲まれるプレイヤーに対するエニックスからの最後通告だったのかもと思う。