ドラえもん のび太の恐竜2006DS
タイトル概要
中央値: 71 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 7.2 難易度 1.78 mk2レビュー数 9ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
243人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: ignited レビュー日: 2006-05-21
過去にカードバトル系のゲームは、リアルでも、テレビゲームでも、只の一度もプレイをした経験が無いと言う立場からのレビューです。
この作品は、今春劇場公開された『のび太の恐竜2006』を題材にしたRPGで、戦闘に"カードバトル"を取り入れているのが大きな特徴となっています。
ストーリー面は、劇場版の要素を取り込みながら、如何にも藤子F不二雄先生的な新キャラを交えて展開されます。一本道ではありますが、題材となっている『のび太の恐竜』が傑作である上、オリジナルパートも『ドラえもん』らしく妙なひねりの無い王道展開となっていますので、幅広いファン層に受け入れられる、いわば親子揃って安心して楽しめるような内容だと思います。
この作品の肝は、なんと言ってもカードバトル。正直今まで"食わず嫌い"だったのですが、物の見事にハマってしまいました。カードの選択、チーム編成、コストとエナジーのバランスetc.コツが分らないうちは試行錯誤の連続ですが、オリジナルデッキが組めるようになってくると俄然戦略性が高くなり、面白くなってきます。また、どんなに高度に戦略を練り上げてデッキを組んだとしても、カードの並びという"運"に左右される要素も大きく、ゲーム性が非常に高く感じられました。苦労して組み上げたチームが一瞬で消されたり、瞬殺されたりするケースも多いのですが、こちらの思惑が見事にハマった時の爽快感はなかなかのものでしたね。1プレイは少々長めですが、カードの種類が多く、出すときの演出も凝っているので充分に楽しめました。
気になったのは、AIがそれほど高いレベルではないのか、CPUがかなり見え見えのミスをすることがある点ですが、小さなお子様でも楽しめるようにと言う配慮なのかもしれません。CPUがノーミスだと難易度がかなり高そうですからね。後、セーブが一箇所しか出来ないのは残念でしたね。
この作品は、今春劇場公開された『のび太の恐竜2006』を題材にしたRPGで、戦闘に"カードバトル"を取り入れているのが大きな特徴となっています。
ストーリー面は、劇場版の要素を取り込みながら、如何にも藤子F不二雄先生的な新キャラを交えて展開されます。一本道ではありますが、題材となっている『のび太の恐竜』が傑作である上、オリジナルパートも『ドラえもん』らしく妙なひねりの無い王道展開となっていますので、幅広いファン層に受け入れられる、いわば親子揃って安心して楽しめるような内容だと思います。
この作品の肝は、なんと言ってもカードバトル。正直今まで"食わず嫌い"だったのですが、物の見事にハマってしまいました。カードの選択、チーム編成、コストとエナジーのバランスetc.コツが分らないうちは試行錯誤の連続ですが、オリジナルデッキが組めるようになってくると俄然戦略性が高くなり、面白くなってきます。また、どんなに高度に戦略を練り上げてデッキを組んだとしても、カードの並びという"運"に左右される要素も大きく、ゲーム性が非常に高く感じられました。苦労して組み上げたチームが一瞬で消されたり、瞬殺されたりするケースも多いのですが、こちらの思惑が見事にハマった時の爽快感はなかなかのものでしたね。1プレイは少々長めですが、カードの種類が多く、出すときの演出も凝っているので充分に楽しめました。
気になったのは、AIがそれほど高いレベルではないのか、CPUがかなり見え見えのミスをすることがある点ですが、小さなお子様でも楽しめるようにと言う配慮なのかもしれません。CPUがノーミスだと難易度がかなり高そうですからね。後、セーブが一箇所しか出来ないのは残念でしたね。
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GOOD!
・カードゲームとしては珠玉の完成度。多すぎず、少なすぎないカード枚数で
デッキ構築のやりがいがある。思い入れさえあれば、まず飽きない。
バランスはやや甘めで、完全に趣味で作ったようなデッキでもそこそこ戦える。
・バトルのタッチペン操作が非常に快適(例外もあり。悪い所で触れます)。
デッキ構築も楽チンで、タッチペンの恩恵を存分に感じられる。
・愉快な「ひみつ道具」カードの数々。原作好きなら「あの道具をこんな効果に
したのか」とニヤリとさせられるはず。
・負けても一切ノーリスク。ヌルいといえばヌルいが「カードゲーム入門用」と
考えれば妥当かと。
・ボイス入り。
・迫力ある恐竜の戦闘グラフィック。さすが恐竜キングのセガ?
BAD/REQUEST
・1回のバトルにかかる時間がやや長い。一応バトル演出はスキップできるが
「演出なし」に設定できる機能があれば良かった。
・「相手の裏をかく行動」をほとんどしないCPU。
例えブロック(ダメージ無効化)、カウンター(反撃でHPを削られる)で
攻撃するより待機した方が得策、という状況になっても素直に攻めてくる
事が多く、興ざめする。
・ぎこちないタッチペンでのフィールド移動。そのつもりじゃないのに
敵に接近してしまいバトル開始、な目にあう事が時々あった。
また、バトル中は「カードをタッチし続けると特殊効果の記述が確認できる」
のだが、すぐ元の画面に戻ってしまうため使いにくく、結局ボタンで
操作する事になってしまう。
・「スペシャル技発動役」がドラえもんとのび太しか選べない。
ジャイアン、スネ夫、しずかも使いたかった。
・作ったデッキを崩すのが面倒。一発で崩せるコマンドが欲しかった。
・ショップでカードを進化させる際に、カードの所有枚数を確認する画面に
移動できないのがかなり面倒。
・リアルタッチで描かれた恐竜のグラフィックと、アニメ絵のギャップ。
慣れてくればそれはそれで味があるのだが。
COMMENT
実物のカードゲームに馴染みの無い人、興味があってもやった事がない人にこそ
是非プレイしてもらいたい一作。
これさえあれば、キッチリとカードゲームの基本が身に付くはず
(個人的には名作『カードヒーロー』をも超えたと思います)。
「のび太の恐竜」はあくまでモチーフであり、ストーリーも別物なので
原作・アニメに格別の思い入れのある人は抵抗を感じるかも知れませんが
(ましてや『わさドラ』ですし)
「劇場版ドラえもんのお約束」=ジャイアンは本当はいい奴、
スネ夫は一度弱気になるけどやがて勇気を出す、はちゃんと守っているので
決してガッカリさせられる事はないはず。
是非Wi-fi対戦搭載の次回作を。ストーリーはいっそ完全オリジナルでも。