世界樹の迷宮Ⅴ 長き神話の果て
中央値: 67 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 21.07 難易度 3.18 mk2レビュー数 11ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
95pt
GOOD!
・カラーバリエーションまでも選択できるキャラメイク
自分好みのパーティーを作成し冒険できる、というのが世界樹シリーズの魅力でしたが、今作ではキャラクターのボイスや、髪や肌の色まで選択ができるように。更に今作の新要素、二つ名も自分で考えたモノをつけることが出来たりと、「ぼくのかんがえたパーティー」の妄想もとい、より理想のビジュアルの冒険者達を作ることが出来、これまで以上に冒険への没入感が強まります。キャラクターデザインもより男性的に女性的にデザインされている所も魅力。
・シンプルになったダンジョン構成
3や新シリーズ、また未プレイなので何とも言えませんが4などではメインダンジョンとは別にサブのダンジョンや探索要素がありましたが、それらは無くなりメインダンジョン一本に絞られシンプルな構成になりました。人によってはやりこみ要素が減ったーという方いるかもしれませんが、個人的には長すぎず短すぎずダレないくらいで尚且つ満足度があるボリュームで丁度いい
・バランスの良い育成と戦闘
キャラクター育成が3、4に存在したサブクラスは廃止され二つ名という選択型のスキルツリーによる育成になりました。サブクラスは確かに楽しいですが、正直バランス崩壊要素に感じることが多かったのでこの英断はアリでです。また、クリア後ボスも従来と違うところも良点、今までは敵の行動パターンを調べる必要がある為初見殺しであったり、パズルゲーであったり、必須スキルみたいなものが存在しパーティーのメンツが一部固定化してしまったり、理不尽さが感じられる事多く楽しくない戦闘が多かったのですが、今作は様々なパーティーで攻略出来るようになっており、上記した自由なキャラメイクを楽しんで欲しいというゲームデザインとマッチしていると感じました。
・探索が楽しいダンジョンイベント
ダンジョンを歩いていて起こるイベントが豊富でダラダラマップを埋めるだけの作業があるところがとても楽しくなっています。
・魅力あるグラフィックにキャラにBGM
古代さんの良質のBGM、日向さんの可愛らしいグラフィック、愛すべき街の住人たち、シリーズ定番の魅力も勿論損なわれていません。
BAD/REQUEST
・習得の遅い二つ名
今作の新要素の二つ名ですが、これが使えるようになるのがちょっと遅いかと。レベルで開放されるても良かったと思います。
・イージーが消えた難易度選択
前にあったイージーのような難易度が消えアドバンスだけになったのは少しどうかなと思います。難しいがあるのは嬉しいんですが、イージーを消す必要は無かったのでは?この辺はDLCのレベル上げコンテンツ買ってくださいねーという意図が感じられ好きになれません。
・薄くなったメインストーリー
少しネタバレになってしまいましたが、世界樹の謎に迫るようなストーリー展開は第4階層まで始まらずそれまでは純粋に冒険をするだけ、というのが今作です。コレに関しては冒険を楽しみたいので十分にありなんですが、不満に思う方も多いのでは
・料理システムの練り込み不足?
宿屋で料理が出来たり、お店で食材が購入できたり、もう少しどうにか出来なかったのではと思います。
COMMENT
世界樹シリーズは1、2、3、新1をプレイ。第1作を発売日にドキワクしながら購入して以来、萌え萌えしているキャラクターとは裏腹に歯応えのあるゲームバランスでとても好きなシリーズの一つです。今回は集大成と言う事で期待していましたが、その期待に見事応えてくれた傑作と思います。
ただバランスは良くなった反面、キャラ育成面が狭まった感は否めなくコレばっかりは好みの問題で、スキル構成を考えて無双したい人やストーリーを楽しみたい人には不満が残る内容と言えなくもないです。
私個人としては、妄想力が捗る自由なキャラメイクが出来、遊び応えがありつつもダレないボリューム、飽きさせないダンジョン探索、シンプルで自由に楽しめるバランスの良い戦闘、シリーズ中最高の出来だと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: ! レビュー日: 2017-05-13・多少の制約はあるものの、キャラクターのカラーリングに自由度が増した!
・どの階層にも固有のギミックが存在し、それらがどれも楽しい!
・終盤は自ギルドを神のように崇めてくれるNPC共!
・新シリーズで廃人を生み出したグリモアシステムの廃止!
・アドベンチャーエピソードは楽しい!
・モンスター一新は自分は肯定的です!
・課金すれば過去最高のレベリング効率!
【悪い点】
・四階層以降ストーリーが紙ってる...
・食材システムもう少しなんとかならなかったのかな...
・ジェネッタの発言が時々おかしい…
・特定のスキルがないとクリアできないイベントが結構ある…
・モンスター一新した割に外観の使いまわし多い気がする...
・全職業においてスキル少な目…
・ⅢやⅣに比べると空間的な狭さを感じざるを得ない...
・NPCが各階層は5フロアで終わると決めつけて話してくる。これがフリと勘違いして後半は不規則になるのかと思いきやいつもと同じ...
・鍛冶が思ってたよりぱっとしないシステムだった...
・同じようなボイスが何個かあるんですけど...
・歴代初の隠し職業無し...
【総合】
今作は世界観を一新して地に足ついた世界観を作るなどと謳ってましたが、正直残念なきもちです。というのも、世界樹シリーズは初代からⅣまでストーリーを凝らすと共に空間的拡張に成功してきました。ここでいう空間的拡張とは横軸への広がりで、海や大地のことです。シリーズはⅡで物語が濃くなり、Ⅲでは分岐まで用意し海原まで作り、Ⅳでは世界樹の体を崩した迷宮を複数用意し空まで飛びました。そしてⅤ、原点回帰と聞いていたので横の空間的拡張はないだろうとおもってましたが、縦は大いにあると確信してました。前代未聞の7階層とか期待してました。結果は薄っぺらい物語とサプライズもないただの世界樹でした。物語、システム、世界観、インパクト全てにおいてⅣ以下と考えます。開発サイドは数年間何をしていたのか疑問です。まるで進化がみえません。コラボゲームやスマホアプリで忙しかったからこんなできなのでしょうか。本当は☆2をつけたかったのですが、まだ世界樹には失望したくないのでⅥに期待を込めて☆3普通の評価にしたいと思います。
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GOOD!
前提として5はクリア、シリーズは新を含めてすべてプレイ済みです。
【キャラメイク】
新たな要素として4つの種族と10の職業の組み合わせ、さらに二つ名要素により単純計算で80通りのキャラクターを作ることができます。
物理寄りのオールラウンダーのアースラン、魔法に強いルナリア、攻撃とスピードに優れたセリアン、耐久に優れたブラニーとそれぞれ特性を持ち、各々専用のユニオンスキルと職業の組み合わせにより戦略の幅が広がりました。
もちろんセリアン+前衛職のようなシンプルな組み合わせもいいですが、ひ弱なルナリアにタンク職を任せたり、ちびっ子のブラニーに剣士をさせたりと妄想方面でもカバーしてくれています
それに加えて今まで欲しかった要素である髪、瞳の色変更とボイスまで付いてキャラメイクの幅は過去作最大です。
【料理】
樹海内で食材を採取してあるポイントで料理をすることにより、戦闘外でHPとTPを回復できるアイテムを大量に入手することができます。
これによりヒーラー要因の重要性は大きく下がりましたので、個人的にキャラメイクとパーティー編成に自由度が増した点はプラスポイントです。
【BGM】
世界樹特有の特にこれと言って心に残るBGMではないけれど、まさに自分自身で迷宮を冒険していることを感じさせてくれるような良質なBGMは今作でも健在でした。
グラフィックと併せて迷宮内を探索するだけでも飽きが来ることは無いでしょう。
【ユニオンスキル】
近作のゲージシステムですが世界樹シリーズのブースト&フォースとは違い、どちらかと言うとⅣのバースト寄りのシステムです。
対応する人数のユニオンゲージを0にして効果を発動(100%でなくてもかまわない)
種族間によって効果は異なりますが、選択したキャラとのコンビ攻撃やHPTP回復、バフ及びデバフ付与など効果は様々です。
個人的には一番使いやすく、また戦略の幅が大きく広がる良システムだと思います
【ダンジョン】
世界樹定番の迷宮内で起こる小イベントが今作は大幅に増加しました。
それだけではなく、今作では各キャラスキルによりイベントの結果が異なり2週目以降でも楽しめる要素が増えたと思います。
またイベントを起こすことで経験値を貰える様になり、起こせば起こすほどお得で探索が非常に楽しいです。
また迷宮内の仕掛けも進化しており、終盤のギミックは斬新で過去作をやった方でも十分に楽しめる内容です。
BAD/REQUEST
【二つ名】
新システムですが個人的にはキャラメイクの幅を狭めている要因だと思いました。
二つ名により一人のキャラが取得できる職業スキルが大幅に減り、今作では前提スキルの高さもあり、同じ二つ名のキャラはすべて似通ったキャラしか作成できません。
一応種族により差別化はできますが、それでも残念なシステムだと感じました。
Ⅳのサブクラスのように違う二つ名のスキルでも半分だけスキルポイントを振れる仕様にしたほうがよかったのではないかと
【職業】
新2ほどではないにしろ、やはり職業間のバランスはあまり良いとはいえません。
特にフェンサー(というかチェイン)が強く、今作では突攻撃にも反応するため、着火役に属性攻撃役がいなくても発動出来るための汎用性が非常に高いです。
また新1同様にハーバリストのチェイスハーブも強力で他の回復スキルが喰われています。
ただ、過去作と比べても割と安定はしてるほうだと思いますがそれでも粗は出てきています。
【バランス】
雑魚敵が強いのは世界樹特有ですが、今作では強いというよりめんどくさい敵が多い印象です。
序盤から列石化持ちや固い敵を投げて大ダメージ等、後半になればさらに顕著です。
ただし、DSの世界樹シリーズに比べたらマシな方なのでこの点は賛否両論だと思います。
3DSから入った方はシリーズの中でも難しいほうだと思うので気をつけてください
【料理】
メリットでもありデメリットでもありました。
と言うのも、アイテムとは別の食料欄が用意されていますが、所持制限が60で預けることも売ることもできない。
さらにイベントによっては必要な食材を取ってこないといけない上に、調理場まで回らないといけないというめんどくささが足を引っ張りました。
これに関してはストレスに感じない人にとってはどうでもいいことですが、個人的にはパーティーにハーバリストを入れていたこともあり、デメリットのほうが強く感じました。
COMMENT
プレイ時間は90時間超、裏ボスクリア済み、難易度ADVANCED
パーティーは前衛『ブラニー:フェンサー、アースラン:ドラグーン、セリアン:リーパ』、後衛『ルナリア:ハウンド、アースラン:ハーバリスト』
ちびっ子剣士、婆死神、エルフ弓使い等の妄想全快ネタパーティーですが、それでも裏ボスまで十分たどり着ける難易度ですので、極度のネタに走らないのならクリア事態は割りと行けそうです。
個人的に世界樹の一番の楽しみはキャラメイクと冒険にあると思うので、今作は過去最高傑作といって良い出来だと思います。
新シリーズも悪くは無いですが今後出るとしたらⅢリメイクより新しい舞台で新しいキャラとともに新たな世界樹の迷宮を旅したいです