真・女神転生IV FINAL
中央値: 77 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 11.07 難易度 2.69 mk2レビュー数 16ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
78pt
GOOD!
真・女神転生IVの世界観とシステムを踏襲した本作
出来はかなり良いです。
悪魔検索機能一式は本当によく作ったといった感じ。
無印の使いまわしですが、しっかり改良されています。
秀逸な戦闘バランスで、かなり絶妙なバランスでスリルある戦闘バランスに仕上がってます。
これは本当に高く評価できます。
これだけでやる価値があるといえます。
無印のような不確定要素も、良い具合に排除されています。
無印は開幕不意打ちベノンザッパーで全滅などありましたが…w
今回理不尽な死に方は、基本ありません。
グラフィクスは、IVの時、不評だったらしい外注絵師によるデザインもリファインされて、
アトラスナイズされています。
(個人的には嫌いではなかったのですが)
ボリューム感はかなりあります。
通常難易度(戦争)なら一周60~90時間くらいかかるんじゃないでしょうか。
すれ違い通信がネット越しで疑似的にできるのも地味にうれしい。
BAD/REQUEST
表面的なIVの使いまわしが多いです。
テクスチャを張りなおしただけというレベルで、
マップの外見などは、ほとんど使い回しです。
舞台が完全にIVと同一なためか、ダンジョンマップも全く一緒です。
(ギミックは変わってる部分もあります)
そういう意味ではIVから連続してプレイすると、代わり映えがしなく、
うんざりするかもしれません。
音楽も半数は使いまわしという印象。
ストーリーが若干押しつけがましいです。
常識的な選択肢をすると、ほとんど一本道という印象。
いつもなら法か混沌か、本当にどっちがいいのか迷うような選択肢が割とあるのですが、
今回は殆どありませんでした。
最初から「当然こうだよね」的な雰囲気を感じさせてきていて、
言わされている感があり、個人的には没頭出来なかった印象です。
意志を持って反論するつもりがないと、あまり真エンド以外にはいかないのではと思います。
登場人物像も、女神転生というよりは、どちらかというとペルソナ的な印象を受けました。
COMMENT
総じて、ストーリ以外は凄く良いです。
無印から、文句のつけようがないレベルで調整されています。
ストーリーの感じ方は、人それぞれの部分もあると思いますので、ご参考程度で。
ストーリの解釈についても、
女神転生においての「人間の位置づけ」「悪魔それぞれの位置づけ」の確認のようなものが
多分に含まれており、初めてやる人はどう思うのかなぁと気になる部分です。
新規にはわかりやすく、古参には世界観を深く解説的に、という意図は個人的には感じました。
いわゆる最高神がゴロゴロ出てきますからね。このゲームは。
それについての解釈みたいなものが中核にある感じです。
神話・歴史的背景が分かっているとなお良しです。
(公式HPにもそのあたりの解説が色々とあります。)
シリーズはいろいろやってますが、いわゆる水戸黄門的な展開も様式美だと思って、
それなりに期待してる人間なのですが、
今回はちょっと違うとだけ書いておきます。
特に戦闘バランスは、回避が発生した時に強すぎるとか、脳死で即死魔法でおkみたいな、
前作で不満だった点を改善していて、細かい調整をちゃんとやったんだなという印象で、
かなりいいです。
戦闘やるだけでも、このゲームは十分価値があると思います。
また、音楽も非常におしゃれで、かっこいいです。
気になる点は少しありますが、
JRPGの最高峰として、万人にお勧めできる作品だと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: 弗箱太郎 レビュー日: 2017-04-28物語は前作のクライマックス直前から分岐したその先になり、また前作で明かされなかった情報や、
気になるキャラクターのその後などが描かれるので、できれば前作を遊んだ上で遊んでいただきたいです。
システムも概ね同じながら随所に改良が施されており、遊び応えは十二分です。
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GOOD!
総じて4から進化している印象でした。
特に大きく調整された点として以下の二つを挙げます。
■バトル
特に「ニヤリ」による追加効果発動が、
ぶっ壊れスキルとバランス調整に一役買ってます。
3の時の楽しいプレスターンバトルが帰ってきた感じ。
むしろそれ以前のハマムド無双まで帰ってきたような気もしますが、
即死付加のダメージ系魔法にしたのは良かったと思います。
ボス戦でも破魔呪殺が輝く!
■探索
目的地表示や、単純にフィールドマップが見やすくなったこと、
毒フィールド回避アプリ、低レベル敵避けアプリの追加。等々。
非常に快適になっています。
4は『悪魔がぽつんと居て、意味ありげな一言を話すだけ』という建物が多すぎて、
「あー、このクエスト、どっかでそれっぽい話聞いたけどどこだっけかなぁ……」
と言うのが、大きなマイナスポイントの一つでしたが、すっきりしてたので満足でした。
そもそもRPGの大部分が、この二つで占められてます。
そこがきっちり楽しめる、ストレスを感じさせないような調整が入っているのは、
凄く評価出来ると思います。
BAD/REQUEST
■住民との会話
せっかく聞き逃しがなくなるような調整が入ったものの、
肝心の内容が場所によって画一的。
序盤はフリンは凄いぜー。ばかり。
中盤からは襲われたー。家族がやられたー、うわー。系列の話ばかりで、
後半はめんどくさくなって聞かなくなってしまいました。
■フリーズ
会話中に一度遭遇しました。
全体魔法を使った後等にも、一瞬固まることがあります。
なまじ止め時のないゲームだけに、動作の不安定さはちょっと怖いです。
■トラップホール
ストレスしか感じない仕様です。なくして構わなかったのでは……。
■ストーリー
パートナーシステムの導入により、割と大所帯になります。
掛け合いにもメガテンってよりペルソナ系列の和気藹々な雰囲気が感じられ、
アルカディアとか赤玉みたいな
記憶に残るようなトラウマイベントがなかったのが残念。
■ラストダンジョン
物語を締めくくるダンジョンが広大なのは良いことですけど、
広すぎるのはヒドイです。
効率よく進めても”移動時間だけ”で30分ぐらい走らされるんじゃないでしょうか。
せっかく楽しめてたのに、ココが一番萎えました。
COMMENT
4をそんなに楽しめなかった自分ですが、FINALはとても楽しく遊べました。
ライト層からやり込み層まで楽しめる、とても完成度の高いゲームだと思います。
寝る間も惜しんでゲームする感覚なんて本当久しぶりでした。
ただ、ボスくらいは3Dモデルで統一しても良かったんではないでしょうか。
なまじ、動くボスを採用したが為に、一枚画の方を寂しいと感じてしまいました。
次回作こそは是非是非、据え置き機にて、
もっと進化したメガテンをお願いしたいです!