真・女神転生IV FINAL
中央値: 77 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 11.07 難易度 2.69 mk2レビュー数 16ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
80pt
GOOD!
・戦闘システムの改良
ニヤリ時の追加効果によりスキルと戦術に幅が出て面白い
ノーマル難易度だと全体的な戦闘バランスも良いので適度な緊張感で楽しく戦闘ができる
・ストーリーがメガテンらしい
聖書に準じた神と悪魔の戦いを描いた前作に、他の多神教神話から横槍が入るという展開がメガテンらしくて面白い
一方でキャラクターの個性か会話のトーンはペルソナ的で、良い意味で新旧のメガテンが折衷していると感じた
・仲魔がたくさん
メガテンなので当たり前だが、仲魔がたくさんでどの悪魔を使うか楽しく悩める
・合体が楽しい
スキル継承を考えて合体させていくのが楽しい
ニヤリの追加効果などやバランスの見直しなどもあって、とりあえず四属性積んで弱点属性、という感じではなくなったので、よりスキル構成に頭を悩ませる
また合体検索が前作に輪をかけて使いやすくなり、従来のやり方もできるし、文句なし
・悪魔イラストに統一感がある
前作は韮沢靖デザインの悪魔が、クオリティではなく方向性的に完全に浮いていたが、今作はそれらのデザインを踏襲したうえで従来のメガテンっぽいデザインにリファインされていて違和感がなかった
・十分なボリューム
テンポよくさくさく進むのになかなか終わらないボリュームに満足
BAD/REQUEST
・前作(4)プレイ推奨
「前作未プレイでも大丈夫といったな?あれは嘘だ」といわんばかりの置いてけぼり感。
今作だけプレイしても前作の流れはよくわからないし、どう考えても完全に続き物。
売り上げ的な意味で未プレイても大丈夫と宣伝したんだろうが、騙してる感じがある
・使い回しが多い
悪魔イラストはいつものことだからいいとして(金子絵じゃなくなったら嫌だし)、マップ等も前作からかなりの部分使いまわしているので新鮮味がない
・ストーリー展開が少年漫画的
一神教VS多神教という重いテーマに対して、わりと絆だ仲間だ希望だという少年漫画的なノリでだいたい解決してしまうのが人によっては気になると思う
・分岐少ない
プレイ中はかなり分岐があるように感じるが、クリアしてみるとほとんど分岐なし
ストーリー的な意味でのリプレイ姓はシリーズの中でもかなり薄い
・尖ってない
重箱の隅をつつくような意見になるが、メガテンといえばシステム的にもストーリー的にも尖った作品ばっかりだったが、今作はいろんな意味で優等生的な仕上がりになっていてほんのりと物足りなさがある
・ラストダンジョンひどい
他の部分はかなり個人的な「敢えていうなら」的な意見だが、ラスダンに関しては本当にひどい
難しいとかではなく、ただひたすらに広いだけのなんにもない単調な場所を3~4時間歩きまわらされるだけ。敵のスカウトもできないので本当につまらない。
まあ異様に広くてなにもないダンジョンもメガテンらしいといえばメガテンらしいんだけどね……
COMMENT
真・女神転生シリーズの総決算のような作品
賛否のわかれた前作をよくここまで立て直したものだと感心してしまう
ストーリー偏重だった1や戦闘偏重だった3と違い、ストーリーも戦闘もあらゆる部分がバランスよく仕上がっており、減点法で考えるとシリーズ最高傑作かもしれない。
が、BADにも書いたがメガテンらしからぬ優等生ぶりに多少の物足りなさもある
ともあれ前作が好きだった人はもちろん、前作にガッカリした人こそプレイしてもらいたい良作
Amazonレビュー
レビュー者: 弗箱太郎 レビュー日: 2017-04-28物語は前作のクライマックス直前から分岐したその先になり、また前作で明かされなかった情報や、
気になるキャラクターのその後などが描かれるので、できれば前作を遊んだ上で遊んでいただきたいです。
システムも概ね同じながら随所に改良が施されており、遊び応えは十二分です。
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GOOD!
4無印からの様々な改善が多くされており、特に戦闘に歯ごたえを感じました。
ムドハマ等の即死系スキルの仕様変更点(ニヤリ時即死、それ以外はダメージ)
これに関しては今までのシリーズのファンの方からすると、不満に感じるかもしれません。
事実、私自身事前に仕様変更の情報を知った時は「は?」と声が出ました。
ただ実際にプレイしてみると、相変わらず敵のニヤリ時に即死の危険があってヒヤリとしますし、ムドハマもダメージ判定になった事であらゆる戦闘時の戦略の幅が広がったのはとても驚かされました。
スキル等
高レベル、高位の悪魔の持つ「継承不可の固有スキル」の数が増えた事、
また、すべての悪魔の攻撃スキルに得意不得意が付いた事で、前作と違い悪魔それぞれの差別化がなされ、継承の際も結構頭を悩ませることになりました。
簡単に言えば「氷吸収炎弱点のジャックフロストに炎魔法を継承させると、威力は下がり消費MPが増える。逆に氷魔法は威力増大消費MP減少」等です。特に消費MPに関しては、不得意なモノを無理矢理継承させると4割5割近く増えるので、かなり悩むようになりました。(例:ランダマイザ消費MP80→119)
前作の継承システムがより進化したと言えます。
メガテンシリーズの肝である、悪魔合体と、歯ごたえのある戦闘難易度に関して、非常に満足しています。
BAD/REQUEST
ラストダンジョンのあまりの広さと、
前作に対し、戦闘の際にたまーに演出が重くなったり、
1部の個所での読み込みが少し長くなったのだけはBADとして挙げておきます。
4無印は、今までの作品に比べて不満な点を挙げる方もいて、その言い分に関しても理解はできるのですが、、
個人的には4無印、そして4F両方とも、その世界にどっぷりハマる事が出来てとても良い作品だと思っていますので、あまり不満らしい不満はなかったです。
ただ、私はメガテンの世界観に関しては、かなりコアなファンである事を自覚しているので、「BAD」に関しては他の方のレビューを参考にした方が良いかもしれません。
COMMENT
1週目クリア記念カキコ。クリアタイム96時間。
悪魔合体やらサブクエストで色々としていたら自然と時間が過ぎていきました。
前作4無印は、天上世界のサムライ、フリンが主人公として、地下世界東京を旅していくのが基本の流れでした。
今作はそれと異なり、地下世界東京で生まれ育った一般人が主人公として活躍します。
時系列的にはフリン達が東京で名が知られ出した頃、4無印のルート分岐でNルートに入った直後辺りの物語。ここら辺の事情は4F序盤でも軽く解説がありますが、深く事情を知りたいなら4無印からプレイすることを強くお勧めします。(4F独立でのプレイも十分可能ではあります)
4無印では、law勢力、caos勢力、人間勢力の3陣営が各々で活動する状態でしたが、4Fは「4無印終盤で、それらとは全く思想の異なる別勢力が殴り込みを掛けてくる」ことにより、新たなルートに入る形で進んでいきます。
ボリュームもそうですが、メガテンとしての世界観のスケール、敵となる勢力の思想等が4無印に比べて一回り大きい視野で進んでいくので、4無印プレイ済の人も別作品として楽しめると思います。
フリンが東京にとって異邦人なのに対し、主人公「ナナシ」は元から東京の住人。
東京の人々の生活に溶け込んだ状態から始まる環境も、色々対比されてて新鮮でした。
難易度に関しては、
メガテンシリーズらしく、かなり歯ごたえがありました。
属性や弱点、補助等を駆使すれば突破は出来ますが、逆に言うとそれをしなければ難易度「ノーマル」以上は終盤詰みます。特にボス戦はかなり頭をひねって戦略を練る必要があります。
最後に
東狂の魔人マジ鬼畜。
前作のロード地獄は無くなりましたが、純粋にクッソ強いです。
シバブーで金稼ぎ、マリンカリンで仲魔勧誘クリティカル、トラフーリが手放せない。
ここら辺の感覚はきっと他の人も共感できるんじゃないだろうかw