真・女神転生IV FINAL
中央値: 77 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 11.07 難易度 2.69 mk2レビュー数 16ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
66pt
GOOD!
※メインストーリー追ってクリアーだけすれば良いわ
という点に立ってレビューしてます
前作後半を舞台に外伝的な主人公と後付のストーリーを加えたという感じの本作ですが、20-30時間遊ぶ分には十分面白いです。
なんといっても3DS下画面のMAPに、次の目的地を表示してくれるようになったのが良いですね。
不評だった一部悪魔のモデリングが修正されたのも良い。特にナパイア。
BAD/REQUEST
※メインストーリー追ってクリアーだけすれば良いわ
という点に立ってレビューしてます
MAPと登場キャラが前作と被るので、前作の主人公が過度によいしょされる結果、序盤は侍uzeeという感覚に満たされます。
比較的最初の方で主人公周りの人達が虐殺されるんですが、あまりにも序盤で早く殺されすぎてしまい全く感情移入ができない。
ポンとすぐ人が死ぬあたりは、デジタルデビルサーガっぽいダークさを感じてワクワクしました。
・・・が、だんだんペルソナ3-4の雰囲気になっていって、お友達と一緒に頑張ってるというなんとも軽いノリになっていくのが、非常に不快でした。
悪魔合体などのやりこみ要素も前作通りですが、前作やってるなら正直、かったるいだけです。雑魚戦闘は魔力と速さに特化して、マハンマ覚えさせた主人公が居ればどうとでもなります。
ボス戦闘は店売りの属性攻撃石で事足ります。基本的に四属性スキルの習得は序盤~中盤以外必要ないです。
wikiや攻略サイトでは敵からマッカを巻き上げる「ファンド」というスキルが役に立つとされてますが、ぶっちゃけ終盤でない限り、大した金額を得られません。シバブーで動けなくして1回1,000マッカ程度なので、クリアーしたいだけの人は取る必要全くないです。
COMMENT
面白かったけど、あまりにもダークさが欠けている。ペルソナの空気に流れてしまった4の外伝。私からの評価はそんな感じですね。
Amazonレビュー
レビュー者: 弗箱太郎 レビュー日: 2017-04-28物語は前作のクライマックス直前から分岐したその先になり、また前作で明かされなかった情報や、
気になるキャラクターのその後などが描かれるので、できれば前作を遊んだ上で遊んでいただきたいです。
システムも概ね同じながら随所に改良が施されており、遊び応えは十二分です。
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GOOD!
・難易度
私は戦争(Normal)で始めたのですが、多少レベル上げをしたくらいではあっさり殺されるバランスですね。メガテンファンなら突然死が無いしぬるいくらいですが、普通のRPGに慣れている人は心折られるかもしれません。ギリギリの戦いを強いられるようなボス戦のあとで同等以上のボスと続けて2連戦とか普通にあります。でも正直それが楽しいです。負け方は理不尽という感じではありません。重要なのは弱点です。大抵の敵には弱点があり、弱点を付くと+1回行動、運が良ければニヤリという強化状態になれます。全員で弱点を突ければ2倍行動できることになるわけです。敵もしかりなので「弱点を突かせず弱点を突く」というのが重要です。そういう意味ではシリーズファンは有利とも言えます(ギリメカラやランダに殴りかかる人は居ないでしょう)。メガテン初心者の場合は、とにかく弱点に注意して進めると楽しめるかと思います。一部の場面を除き、全滅してもボスに話しかける直前から再開できますので、初見ではまず弱点と敵の攻撃手段を探っていきましょう。
・仲魔
シリーズ恒例「敵悪魔と会話して仲間に引き入れ、仲魔同士を合体させて別の悪魔を作っていく」というシステムなのですが安定の楽しさです。スキル継承や悪魔によってスキルの得手不得手もあるので試行錯誤しているとあっという間に時間が経ちます。属性に偏ったパーティにしたり、物理に偏らせたり、バランスのいいパーティにしたりと個性が出ます。いつも通り補助魔法も強力なので攻撃補助回復どれでも活躍可能。一度仲魔にしたり、何度も会話に失敗していると「顔なじみ」として無条件で仲魔になってくれたりもします。
・シナリオ
IVと同じ舞台で違うシナリオ展開なので、マップも登場人物のほとんども同じですがアナザーストーリーとしてうまくまとまっており、多くの人が最初に選ぶであろうダヌー(絆)ルートはペルソナのような和気藹々の味付け。ダグザ(皆殺し)ルートは従来のメガテンっぽい人間と神と悪魔の在り方、みたいなものを考えさせられる展開になっています。
・ハマムド
シリーズ恒例の即死ではなくなり光闇のダメージ魔法扱いになりました。とはいってもニヤリのときには即死効果が付くのでいい落としどころかも。これまでのメガテンだと、弱点持ちは即死させられるけどそれ以外はイマイチ使えない、ボスには絶対使えないものでしたが、この変更により存在感の大きな魔法になりました。雑魚に先制すると高確率でニヤリ状態になるため、マハンマなどを持っていると1発で殲滅できたり、ボスには普通の削りとして使えたり。
逆の立場だとボスは1ターンに2~3回動いてくるので、1回目に弱点やクリティカルを突かれ、次に即死をばら撒く、みたいな状況もあります。ですので、仲魔の弱点を管理するのがとても重要になります。
・レトロな雰囲気
バランス、住人との会話、ダンジョンなど、古き良き時代のRPGって感じですね。カジュアルはペルソナに任せてメガテンはこれからもこうあって欲しいです。
BAD/REQUEST
・棒読み
一部のキャラの棒読みがかなり酷いです。演技力ある声優さんと並んで話していたりするとかなり目立ちます。
・トラップホール
歩いているといきなり金縛りになり連打して逃れるというものです。連打が足りなければどこかにワープさせられます。これが面白くない上にひたすらウザイです。壁の向こうに飛んだりショートカットになることもありますが戻される可能性もあり、得するという感じではないです。
・IVをやったことが無い人は注意
続き物と言った方がいいと思います。一応IVとは全然別のシナリオなので、IVfinal単体でも楽しめますが、登場人物の背景や状況などを理解するにはIVをプレイしていた方が断然楽しめます。
・開拓感が少ない
IVでは東京各地が徐々に開放されていく感じになりますが、今作は一気に広範囲が開放され、行かなくていいところが多く残念です。
・Nルートしかない
一応Nルートは2種類あり、ペルソナから入った人もメガテンファンもどちらも喜ばせようとしているのは感じます。でもメガテンといえば、LNCルートそれぞれで人間と神・悪魔の付き合い方、思惑が展開していってほしい。今作はLCルートは実質的に無い(選んだら即バッドエンド)のがとても残念です。
・クリアデータセーブ前に選択肢
2周目を始めるとき、大抵のゲームではクリアデータを読み込むと何を引き継ぐかという選択が出ると思うのですが、なぜかクリアデータをセーブする前に選択させられます。
・ラスダン
めちゃくちゃ長い、悪魔会話できない、逃げれない、途中までアナライズ見れない、軍勢タフすぎ、ということで楽しくないです。東狂でもアナライズ見れない、逃げれない、会話できないですが、短いのでそこまで気にならないです。
・マッカビーム
簡単に言うと、お金をがっつり減らす敵スキルです。その敵が序盤~中盤に出てくるのですが、序盤~中盤はお金を稼ぎにくく、交渉に結構かかる上に装備も安くないのでかなりの痛手。防ぐ手段が無いので速攻で倒すか仲魔にして会話で避け続けるかしかありません。獣娘に気をつけてください。
・不意打ち
敵は床から発生するのですが、走っていると丁度足元に発生することがあります。シンボルにぶつかると不意打ちの可能性が高いので、上で言ったマッカビーム等と重なると理不尽感が半端ないです。
・やっつけ感のあるイベントが・・・
迷路園のくだりで「敵は道順を知らないから抜けられない」「私たちも抜けられない」「入り口に答え置いてあるから大丈夫」「実は答え見なくても敵は着いてました」っていうのは皆さんツッコんだんじゃないでしょうか。
・セーブ遅い
セーブ1は遅いのでセーブ2以下を使うことをオススメします。
・反則スキル
固有スキルのゴッドアローは縛ったほうがいいです。この技は破魔属性で即死付きなんですがボスに効いちゃいます。破魔無効以上を持っていないボスだと3~5割くらいの確率で即死させられます。今作の貫通は反射も貫通するので、隠しスキルの破魔貫通を継承させてしまうと完全にバランスブレイカーです。
COMMENT
1周目クリアまで75時間。2周目終了で4エンディング制覇。
メガテン歴はデビルサマナーからで、真は友人の横で見ていたくらいです。
Badを多めに書きましたが重箱の隅で、RPGとしては十分合格レベルです。辛口が苦手の人は難易度下げた方がいいと思います。
メガテンファンの私はとても楽しませていただきました。