メダロット9 カブトVer./クワガタVer.
タイトル概要
中央値: 68 Amazon点数: 2.8
スコアーボード
標準偏差 10.18 難易度 2.60 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
412人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
434人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
総合点
75pt
75pt
GOOD!
○パーツの組み合わせ次第で自分なりのプレイをすることが出来る。
○個性のあるパーツが多く、自分なりに色々試すことができて非常に楽しい。
○前作よりも更にパーツ数が増加した。(個人的にGB時代の5の主人公機の追加はGood)
○結構ボリュームもある。
○良くも悪くもメダロット
BAD/REQUEST
まず、フリーズやバグは個人差があるのか、私は出くわしませんでしたので、それ以外で書かせていただきます。
○メダロットとして仕方が無いことなのですが、一回一回の戦闘時間が長くなりがち。
○ラスト手前で主人公チーム以外のメダロットを操作し、敵と戦うことになるのですが、明らかにサ ポートメダロットばかりのチーム、若しくは攻撃役が即効で沈むチームが存在し、イライラする。
(お前ら、そんなに弱いのに主人公に対して大きな態度を取ってたの?)
○ストーリーが尻切れトンボ
COMMENT
悪いことも色々書かせていただきましたが、新しい試みも成され、シリーズ内でも面白いメダロットだったと思います。
興味のある方、昔からのファンの方は是非プレイしていただきたいです。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: レビュアー レビュー日: 2016-01-27
発売から一月以上経ち、レビューを書いてみようという気が起こった。
レビューがやたら長くなってしまいましたがご勘弁を。
メダロット8は力及ばず良作とは言えない出来だったが、
今までの体裁を保ちつつ新たなことに挑戦しようとするものは感じられた。
9は違う。変えすぎて土台すらおかしくなってしまった。
おまけに変わらない部分はより薄くなっている。
1.ストーリー
なんの変哲もない少年がある日偶然に見出され、エリート校に招待されるという出だしはよくあるものだろう。
入学後、学園生活を送りながらそこに秘められた秘密に図らずも近づいてしまう・・・のはいいのだが
事態が動いてからはほとんど駆け足のような早さで終わっていってしまう。
いかにも怪しい人物3人がちょろちょろし出したと思ったら、突如強硬手段に訴えなし崩し的に終盤へ突入していく。
それまでに積んだものが、舞台がどういった利用価値のある場所かや過去に事故の隠蔽があったのではないか位のものしかないので唐突にすぎる。
話に厚みを出せそうな中盤の部活動という名の選択式クエストはほぼおつかいだけである。
本来ならストーリー全体の不満を列記したいが長すぎるので割愛するが、どの部分にも通じるのは内容不足だ。
本筋もさることながら、もっと個々の描写があっていいだろう4人に絞られた仲間たちのうち
明確にスポットを当てられたと言っていいのはヒロイン格の1人だけ。
他3人は参入時イベント以外ではそのキャラクター性を覗かせそうな微妙なやりとりこそ入っても、掘り下げられたと言うほどのものはない。
これは前作8でもそうだったかもしれないが、後述のようにプレイヤーの所持機体が削減されたため、
ほぼ常に必要となる存在がこの扱いなのはどうなのだろうか。
過去作ではあまり見られなかった学校での行事に付随するイベントなど学園という舞台設定は良かったし、キャラクターの造形そのものは外見や性格含めて好印象だった。
だがそれだけで終わってしまったのが残念極まりない。
2.システム
戦闘システムは8の流れを汲みつつ、戦闘中のパーツ転送という新機能や細かな修正などが入っている。
自分は対戦などはあまりしないので戦闘バランスについてはそこまで固執しないが、
冗長な戦闘にしないためかダメージ設定が高すぎるように感じた。
防御を選択しても食らうときはガッツリ食らうのだが、回避もレベルを上げようとも脚部の性能に依存するところが大きく、
特にカブトは回避に関わる性能が低いので辛く感じることが多々あった。
オンラインでの対戦を好む方々はレベルもしっかり上げてから行くだろうから、もう少しレベルの差による補正を大きくした方が
ストーリー上では成長を実感できるのではと思う。
戦闘そのものについての不満点はこれくらいなもので中々楽しめた。
エンカウントも今までのシリーズで見てきたあんなヤツこんなヤツとバリエーション豊か。
問題は戦闘の前段階。
メダロットのセッティングに関わる部分では、前述通り機体の所持数が削減されている。
メダロットは戦闘で3体まで参加させられ、前作の8では所持機体は9体、メダルはオンライン要素のあるものを除いても30枚近くあった。
だが今回は本当に主人公のものと言える機体とメダルは実質一対のみだ。
これはストーリーで舞台となる学園が人間とメダロットの協調、繋がりを重んじるという設定を反映し1人につき1体という事なのだろう。
それを仲間たち4人で残り2枠に参加してもらうわけだが、これがまたやりづらい。
機体には元になる性別、メダルには得意な分野というものがあり、基本的にはそれを逸脱してセッティングはしない。
必然的に採れる戦略は狭まっていく。
もちろん相性などを無視してつけたいパーツを自由につけてもいいわけだが気にする者は気にするだろう。(自分がそうです)
中盤になるとメダリアという機体の性別を変更したり得意分野を補助できる要素が出てくるのだが、本当に額面通りそれを行えるのは、
ザコ戦などをこなし素材を集めて精製機械で対応したメダリアを作った上でのものであり、特に面子が足りず困っている序盤を助けるものではない。
ちなみに現状では性別変更ができるのは中盤で仲間になるキャラの持つメダロットのみ。
また、メダルには戦闘コマンドに大別された熟練度が6種類あり、個々は99まで伸びるが、レベルの最大値は150までしかない。
レベル=割り振れる熟練度なのだが、仮に主人公含める5人を育てきっておりそれ以外の育て方をしたい場合、
一度誰かのメダルをレベルダウンして育てなおすかメダリアに頼ることになる。
個人的にはフロントミッション5にあったスカウトシステムのようなものがあれば、
わざわざ個別に作ってくれたモブたちに愛着も湧こうし、機体・メダル不足も解消できたのではないかと思う。
そうでなくとも、2周目以降は機体やメダルも複数持てるようになるなどの融通を利かせることもできただろう。
クリア後は2周目に行くしか選択肢はなく、ロボトル大会があるわけでも散策ができるわけでもない。
変化といえば旧来の主役機一式をいずれか1体分選べることと特定の仲間の加入時にもらえるパーツが変わるのみ。
イベントのスキップもできず全く同じシナリオをなぞるだけ。
クリア後の変化を付ける余裕すらなかったという事だろうか。
ヒロインごとに個別のエンディングがあった従来でこそ望まれていた周回機能が、
個別エンディングがなくなった本作から採用されようとは誰が予測できようか。
3.その他
今回はセッティング時の頭パーツに応じてパートナーメダロットのイラストが変わるのだが、
シリーズの顔役とも言えるメタルビートルの頭パーツを装備すると全く関係ないレストアンジェのイラストが。
進行不能というわけでもない実に軽微なバグだが、気分としては最低も良いところ。
こんなすぐ気付きそうなものすら分からないほどの強行軍で作ったものを売りつけて下さったんだなと。
他にも味方の弱体化、フリーズ、強制終了などの不具合がかなりの再現性があるもので存在する。
それを1ヶ月放置したまま音沙汰無し。
不完全なものしか出せなかった。
ならその後のフォロー程度はして然るべきではないのか。
もっとあれこれ細かい不満はあるが、読んで下さった皆さんを苦しめたいわけでもないのでもう止めておく。
レビューの中には高評価をつけている方もいます。
私のようなおっさんが駄目なものでもまた新しいファンが生まれ、
買い支えられることでシリーズが続いていくことになれば嬉しく思えます。
ですが、自分はそこに馴染めそうにもありません。
こんな長文に付き合っていただきありがとうございます。
2016年2月5日追記
今更ながら昨年12月23日にメダロット9のプロデューサーである齊藤裕氏のインタビュー記事が公開されていたことを知りました。
“今回の『メダロット9』に関しては、割と好きにやらせてもらえたという印象を個人的に感じています。”
“思い描いたコンセプトに近いものに出来たかなと思います。”
これらの発言が本心からのものなら、長い間メダロットを好きだった身としてはただただ悲しいとしか言えません。
納期や費用で「こうなってしまった」と考えるのが自分を納得させる最後の寄る辺だったからです。
ただのリップサービスだったのでしょうが、出来不出来については言及して欲しくなかった。
そう思います。
引用元:【特集】『メダロット9』は“人・熟練度・完成度”の全てが整った最新作に!その魅力をプロデューサーに聴いた
レビューがやたら長くなってしまいましたがご勘弁を。
メダロット8は力及ばず良作とは言えない出来だったが、
今までの体裁を保ちつつ新たなことに挑戦しようとするものは感じられた。
9は違う。変えすぎて土台すらおかしくなってしまった。
おまけに変わらない部分はより薄くなっている。
1.ストーリー
なんの変哲もない少年がある日偶然に見出され、エリート校に招待されるという出だしはよくあるものだろう。
入学後、学園生活を送りながらそこに秘められた秘密に図らずも近づいてしまう・・・のはいいのだが
事態が動いてからはほとんど駆け足のような早さで終わっていってしまう。
いかにも怪しい人物3人がちょろちょろし出したと思ったら、突如強硬手段に訴えなし崩し的に終盤へ突入していく。
それまでに積んだものが、舞台がどういった利用価値のある場所かや過去に事故の隠蔽があったのではないか位のものしかないので唐突にすぎる。
話に厚みを出せそうな中盤の部活動という名の選択式クエストはほぼおつかいだけである。
本来ならストーリー全体の不満を列記したいが長すぎるので割愛するが、どの部分にも通じるのは内容不足だ。
本筋もさることながら、もっと個々の描写があっていいだろう4人に絞られた仲間たちのうち
明確にスポットを当てられたと言っていいのはヒロイン格の1人だけ。
他3人は参入時イベント以外ではそのキャラクター性を覗かせそうな微妙なやりとりこそ入っても、掘り下げられたと言うほどのものはない。
これは前作8でもそうだったかもしれないが、後述のようにプレイヤーの所持機体が削減されたため、
ほぼ常に必要となる存在がこの扱いなのはどうなのだろうか。
過去作ではあまり見られなかった学校での行事に付随するイベントなど学園という舞台設定は良かったし、キャラクターの造形そのものは外見や性格含めて好印象だった。
だがそれだけで終わってしまったのが残念極まりない。
2.システム
戦闘システムは8の流れを汲みつつ、戦闘中のパーツ転送という新機能や細かな修正などが入っている。
自分は対戦などはあまりしないので戦闘バランスについてはそこまで固執しないが、
冗長な戦闘にしないためかダメージ設定が高すぎるように感じた。
防御を選択しても食らうときはガッツリ食らうのだが、回避もレベルを上げようとも脚部の性能に依存するところが大きく、
特にカブトは回避に関わる性能が低いので辛く感じることが多々あった。
オンラインでの対戦を好む方々はレベルもしっかり上げてから行くだろうから、もう少しレベルの差による補正を大きくした方が
ストーリー上では成長を実感できるのではと思う。
戦闘そのものについての不満点はこれくらいなもので中々楽しめた。
エンカウントも今までのシリーズで見てきたあんなヤツこんなヤツとバリエーション豊か。
問題は戦闘の前段階。
メダロットのセッティングに関わる部分では、前述通り機体の所持数が削減されている。
メダロットは戦闘で3体まで参加させられ、前作の8では所持機体は9体、メダルはオンライン要素のあるものを除いても30枚近くあった。
だが今回は本当に主人公のものと言える機体とメダルは実質一対のみだ。
これはストーリーで舞台となる学園が人間とメダロットの協調、繋がりを重んじるという設定を反映し1人につき1体という事なのだろう。
それを仲間たち4人で残り2枠に参加してもらうわけだが、これがまたやりづらい。
機体には元になる性別、メダルには得意な分野というものがあり、基本的にはそれを逸脱してセッティングはしない。
必然的に採れる戦略は狭まっていく。
もちろん相性などを無視してつけたいパーツを自由につけてもいいわけだが気にする者は気にするだろう。(自分がそうです)
中盤になるとメダリアという機体の性別を変更したり得意分野を補助できる要素が出てくるのだが、本当に額面通りそれを行えるのは、
ザコ戦などをこなし素材を集めて精製機械で対応したメダリアを作った上でのものであり、特に面子が足りず困っている序盤を助けるものではない。
ちなみに現状では性別変更ができるのは中盤で仲間になるキャラの持つメダロットのみ。
また、メダルには戦闘コマンドに大別された熟練度が6種類あり、個々は99まで伸びるが、レベルの最大値は150までしかない。
レベル=割り振れる熟練度なのだが、仮に主人公含める5人を育てきっておりそれ以外の育て方をしたい場合、
一度誰かのメダルをレベルダウンして育てなおすかメダリアに頼ることになる。
個人的にはフロントミッション5にあったスカウトシステムのようなものがあれば、
わざわざ個別に作ってくれたモブたちに愛着も湧こうし、機体・メダル不足も解消できたのではないかと思う。
そうでなくとも、2周目以降は機体やメダルも複数持てるようになるなどの融通を利かせることもできただろう。
クリア後は2周目に行くしか選択肢はなく、ロボトル大会があるわけでも散策ができるわけでもない。
変化といえば旧来の主役機一式をいずれか1体分選べることと特定の仲間の加入時にもらえるパーツが変わるのみ。
イベントのスキップもできず全く同じシナリオをなぞるだけ。
クリア後の変化を付ける余裕すらなかったという事だろうか。
ヒロインごとに個別のエンディングがあった従来でこそ望まれていた周回機能が、
個別エンディングがなくなった本作から採用されようとは誰が予測できようか。
3.その他
今回はセッティング時の頭パーツに応じてパートナーメダロットのイラストが変わるのだが、
シリーズの顔役とも言えるメタルビートルの頭パーツを装備すると全く関係ないレストアンジェのイラストが。
進行不能というわけでもない実に軽微なバグだが、気分としては最低も良いところ。
こんなすぐ気付きそうなものすら分からないほどの強行軍で作ったものを売りつけて下さったんだなと。
他にも味方の弱体化、フリーズ、強制終了などの不具合がかなりの再現性があるもので存在する。
それを1ヶ月放置したまま音沙汰無し。
不完全なものしか出せなかった。
ならその後のフォロー程度はして然るべきではないのか。
もっとあれこれ細かい不満はあるが、読んで下さった皆さんを苦しめたいわけでもないのでもう止めておく。
レビューの中には高評価をつけている方もいます。
私のようなおっさんが駄目なものでもまた新しいファンが生まれ、
買い支えられることでシリーズが続いていくことになれば嬉しく思えます。
ですが、自分はそこに馴染めそうにもありません。
こんな長文に付き合っていただきありがとうございます。
2016年2月5日追記
今更ながら昨年12月23日にメダロット9のプロデューサーである齊藤裕氏のインタビュー記事が公開されていたことを知りました。
“今回の『メダロット9』に関しては、割と好きにやらせてもらえたという印象を個人的に感じています。”
“思い描いたコンセプトに近いものに出来たかなと思います。”
これらの発言が本心からのものなら、長い間メダロットを好きだった身としてはただただ悲しいとしか言えません。
納期や費用で「こうなってしまった」と考えるのが自分を納得させる最後の寄る辺だったからです。
ただのリップサービスだったのでしょうが、出来不出来については言及して欲しくなかった。
そう思います。
引用元:【特集】『メダロット9』は“人・熟練度・完成度”の全てが整った最新作に!その魅力をプロデューサーに聴いた
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GOOD!
キャラクターデザインを神藤かみちがやってるんだが、大ファンなので
キャラへの愛着が増しています。もうミオがサイコーすぎる(≧∇≦)
バトルどきの音楽が熱くていい。ロボトルの質を描き切ってるグラフィックスはレベル高いです。
BAD/REQUEST
せっかくの魅力的なキャラが集まってるのに、個々の掘り下げがまだまだ足りないかなーって思いました。
ちょっと勿体無いですね。
COMMENT
動きもいいし雰囲気も素晴らしい。キャラクター描写が素晴らしく話も面白いので
キャラクターにピッピッと来た人は試しにプレイされてはいかがでしょう。