雷子
タイトル概要
中央値: 72 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 12.69 難易度 1.50 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
498人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
435人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 1pt |
総合点
47pt
47pt
GOOD!
ストーリーはやたら評判いいので期待していました。
呉編以降からだんだん面白くなってきます。
キャラデザは綺麗です。背景の1枚絵も丁寧。
シミュレーションパートは負けてもレベル上がるので苦手な人でも問題ないです。
BAD/REQUEST
シミュレーションパートはいらなかったんじゃないかな。
グラフィックはスーファミのほうが綺麗な作品があるくらい質が悪い。
やたら気合の入ったかっこいい曲が流れますが、
やることはオーソドックスなターン制シミュレーションゲームです。
つまらないってほどではないですけど、ストーリーの戦場に無理やり合わせた感じです。
アドベンチャーパートはこちらがメインになりますが、
フルボイスですが、女性キャラのしゃべりが遅すぎたり、
なにぶんずっと絵見ながら聞いてるだけなのでだんだん飽きてきます。
蜀編の話は微妙で三国志演義の内容に沿ってるのは最初だけです。
主要戦場の年代順以外は別もので、変えたことによって
面白くなってる気がいまいちしませんでした。
キャラ絵が成長しないので死ぬときも登場した絵のままです。
呉編以降はお話も好みになってきてそれなりに楽しめましたが、
やることは変わらないので
これならサウンドノベルにしたほうがよかった気がします。
COMMENT
やたら評価が高かったうえに大暴落してたので、
他のゲーム買うついでに買いましたが、個人的には合いませんでした。
ラノベとか好きな人ならまた評価が違うのでしょうが。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: 秋田犬子 レビュー日: 2016-01-28
OP付き(カッコイイ)ボイスありのゲーム
攻略情報を探しつつ少しづつ進めています。
章ごと?に各武将の立場がわかり、三国志を全く知らない自分でも気に入ったキャラを検索してしまう変な中毒性ある隠れた名作。
好きなキャラは薄命でした・゚・(ノД`)・゚・。
攻略情報を探しつつ少しづつ進めています。
章ごと?に各武将の立場がわかり、三国志を全く知らない自分でも気に入ったキャラを検索してしまう変な中毒性ある隠れた名作。
好きなキャラは薄命でした・゚・(ノД`)・゚・。
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GOOD!
・オリジナリティ
基本的には一本道のノベルの合間にシンプルなSLGが挿入されるというタイプ
ストーリー的には三国志の武将の多くが女体化され、基本的には三国志演義をなぞりながらも、蜀・呉・魏とパートが進むにつれ独自設定が明かされていき、最終的に独自の物語になっていくという流れ。藤崎竜版「封神演義」にちょっと似ている印象。
そのためシステムにしろ設定にしろ目をみはるほどの斬新さはないが、あまりにもシンプルで古臭いSLG部分は一周して新鮮に感じられ、三国志をこういう切り口で扱ったのは意外とほかに思いつかないので、オリジナティはそこそこ感じる。
・グラフィック
ゲーム的にはSFCクラスのチープさ。
だがキャラクターデザインはなかなか良く、男女ともに良いキャラがそろっており、一枚絵も印象的なものが多い。
・キャラクター
ロリっ子になっている張飛、おっとり美人の劉備など、キャラ付けき女体化ものとしてはわりとよくあるタイプのもの。しかしそれらのキャラがそういったゆるいキャラを崩さずに演義にそった殺伐としたストーリーが展開はしていくのが独特な魅力をだしている。
・快適さ
チープに感じるほどシンプルであるがゆえに、プレイを妨げるような面倒さや処理の重さはなく、とにかく快適。
・熱中度
このゲーム、ノベルゲームとしては珍しいほど熱中度が高い。
というのも、とにかく異様にテンポがいい。
次から次へと事件が起き、キャラクターが登場し、そして退場していく。
普通ならめまぐるしくて理解しづらくなりそうなところだが、三国志という下敷きがあるため、そのテンポの早さでも物語の理解には困ることがなく、いらない説明を極力はしょってテンポを上げている感じが好印象。プレイヤーが三国志のあらすじや主要人物を知っているであろうこと前提で書かれているからこそできるテンポ。そして中盤以降になると、その知っている三国志からどんどんずれていく感じがまた面白い。
戦闘シーンもチープでバランスはめちゃくちゃなんだが、シンプルなだけにとにかくテンポだけは抜群によく、5分程度で一面が終わるため、次から次へとやってしまう。
読むだけ、戦闘だけなら飽きてしまいそうなところを、二つのパートがテンポよく交互にやってくるため、わんこそば状態で次から次へとやってしまう。
近年のノベルゲームはしっかりしたストーリーのものが多い反面、文量がやたら多くテンポが悪かったり面白くなるまでの前置きに長い時間がかかったりと妙に敷居が高くなっているが、今作ははじめた瞬間に入っていけるノリとテンポのよさが本当にいい。ノベル系のゲームでここまでノンストップになってプレイしたのはここ数年ではなかった。
よって、熱中度は5点
・音楽
ボーカル入りの曲がいくつも用意され、終盤では場面に合ったものが流れるので盛り上がる。
BAD/REQUEST
・SLGがチープ
SLG部分がとにかくチープ。
グラフィックがSFCレベルなのは許すとしても、自軍敵軍のフェイズチェンジすらも表示されず、slgとして最低限のUIができていない。兵種間のバランスもめちゃくちゃで、チュートリアル的な二面目がアドバイスに従うとクリアできずにレベル上げてのゴリ押しするしかなかったり、終盤のとある面(最終面ではない)だけが突出して異様に難しかったりと、SLG部分に関しては見た目も出来も本当にチープで、サクサク進むという意外には褒めるのは難しい。
・リプレイ性が薄い
SLG部分が上記の通りでストーリーも一本道のため、ひと通りクリアしたらそれまで。あとはお気に入りの漫画を読むように気に入ったシーンを見返すしかない。
・未完
三国志モチーフの話としては完結しているが、シリーズは四部作の予定らしく、シリーズ全体の構想としてはより強大な敵がでてきたところで「おれたちの戦いはこれからだ!」END。
・タイトルとパッケージ
このタイトルとパッケージで誰が買うというのか
どんなゲームかも一切わからない。
ネットの評を読んで購入したが、それまではジャンルはおろか三国志ものだということすら知らなかった。
例えば「三国志異伝 雷子」とか、三国志モチーフの、しかし演義や正史からはかけ離れた内容ですよ、というのがわかるタイトルにするわけにはいけなかったのか?
・強引な展開
悪役になんの疑いもなく騙される軍師キャラや、いとも簡単に主人公に好意を抱く周囲のキャラ、時間の経過がまるでわからず、広大な中国大陸をいとも簡単にいったりきたりし、軍隊をつれてるはずなのにRPGの少人数パーティーのような雰囲気など、なまじ三国志をベースにしているせいで真面目に考えるとめちゃくちゃな部分はかなり多い。
もっとも、その辺をわりきっているからこそのテンポの良さではあるので、少年漫画的なものとして割り切ってしまえばいいだけではある。
・フルプライス
面白くはあるのだが、チープさゆえに2800円程度が適正価格なんじゃないかと思える。
自分はAMAZONで2000円弱で買ったから満足したが、フルプライスだとどうだろうか。
定価でも損したとは思わなかったろうが、高いなあ、という気持ちはぬぐえない。
・発売間隔
今作自体が2013年に出た作品のリメイク、という早すぎるリメイク作品。
さらに本作が発売してすぐにvita版が発表され、そちらは不満点を潰した完全版のようなものになる予定など、先に買ったものが馬鹿をみるような気持ちになってしまう展開の早さはいかがないものか。
VITA版に合わせて3DS版もアップデートする予定ではあるらしいのだが。
COMMENT
とにかく製作者の熱意と愛が感じられる隠れた秀作。
飛び抜けた部分があるわけでもないのだが、その熱意にほだされてついつい好きになってしまうタイプのゲーム。
プレイしたらストーリーを語りたくなるがネタバレはしたくないので語れないというジレンマを抱えてしまい、布教するのも難しいのが一番の難点か。
プレイ後の感想としては「面白い」とか「すごい」よりも「好き」になる人が多いんじゃなかろうか。
騙されたと思ってなにいわずに一度やってみて、と多くの人にいいたい。