Nintendo 3DS mk2 - Title Site

大合奏！バンドブラザーズDX

発売元: 任天堂（オフィシャルサイト）発売日: 2008-06-26 価格: 4800（税込）レーティング: 【Ａ】全年齢 (CERO について))

タイトル概要

中央値: 80 Amazon点数: 4.2

スコアーボード

標準偏差 10.34 難易度 2.88 mk2レビュー数 41

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90-100

ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)

384人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	3pt	2pt	2pt	1pt	1pt

総合点
44pt

GOOD!

・歌、ラジオ、ギター演奏などの新要素。特にラジオの雰囲気が好き。
・Wi-Fiで曲をダウンロードできる。メジャー音楽に偏ると思ったが、きちんとドラマ・アニメやゲームのテーマをマイナーな作品まで広く投稿されているのが良かった。洋楽の募集が始まったのも個人的に良いポイント。
・楽器の豆知識はともかく、演奏される任天堂ミュージックが懐かしい。
・作曲面においては音量、テンポの途中変更、（エンベローブとビブラート程度だが）音色の変更、簡単なエフェクトが使えるようになったのが良い。

BAD/REQUEST

・全体的に操作面、快適面が微妙。
例えば演奏終了後のメニューの一番上が「演奏をやめる」になっていて、一番下に「曲・パート選択」がある。これは普通逆に表示するべきでは…
また一見してわかり辛い作曲終了時のメッセージ。「保存して終了」「保存せず終了」わざわざ「して」「せず」の所を赤文字で表記しなくても、「セーブしますか？はい/いいえ」にすれば何の問題も無かったのではないか。独特な表記でもセンスがよければ別に良いが、これはセンスも悪い上ただ選び辛くなってしまっている。
十字キーでさっと移動できた前作と異なり、L,Rボタン選択でしかも直感的に曲名が見つけ辛くなっているのも難点。
全体的にどこで十字キー操作、どこでタッチ操作をするかの区別が出来ておらず、ごっちゃになっている感覚がある。快適面が悪いのは操作が整っていないことによる食い違いの部分が大きい。

・Wi-Fiに繋がないと曲数が少ないうえ、初期収録曲が面白みの無いアレンジをされたクラシックばかりなので確実に飽きる。
・DSソフトは基本Wi-Fiサービスが無料なので仕方ないことだが、何曲単位かでダウンロード権を払うような形式にして、曲を消せるようになれば良かった。現時点で7000を超えるタイトルからわずか100曲は辛いし、任天堂の曲にまで著作権料を払っている（＝消せない）と思うと悲しくなる。
・ダウンロードした曲の中には一部の音程が半音ずれていたりして気になることがある。
・一曲の長さが長いのも難点。フルサイズで演奏したり歌えるのはいい事だが、暇なパートが多い上単調な繰り返し譜面が多く、またプレイ時間の点においても気軽に選択することが出来ない。

・作曲機能が前作より操作しづらくなっている。
前作もそうだが五線譜に音符を入力するのにズーム機能が無いのが不便で仕方ない。ボタン入力じゃなくてタッチペンで入力したい。半音ずつしか上がっていかない音階入力が非常にストレス。
和音がコード入力なのも面倒すぎる。和音が表現できるなら五線譜に同時入力できるようにして欲しかった。コードとリズムをいちいち一音ごとに設定しているのは馬鹿らしい。
Wi-Fiでダウンロードした曲の中には速度を２倍にして３２分を表現しているものも多く、標準で３２分音符くらいまでは置けるようにして欲しかった。
小節の挿入と削除が見つからない（無くなっている？）。個人的に一番劣悪化したと思う所。
楽器の種類は多いものの音色が乏しいものが多いので、オリジナル曲を作るよりは耳コピなどのアレンジの方が向いているかも。

COMMENT

現在の音ゲーはどちらかと言えば難しい曲に挑戦してクリアやハイスコア更新を目指しつつ上達していく傾向があるが、このゲームは演奏を楽しむという音楽ゲーム本来の純粋な楽しみ方に沿っていて、難易度も比較的低い部類なので、普段ゲームをやらない人にもオススメできる。
前作が非常に面白く今作の評判も非常に高かったので期待していたのだが、プレイしてみて何と無く肩透かしを食らった印象がある。特に操作性や快適性で前作より悪化した所が多く見られ、細かい点で食い違いがあるとストレスを感じてしまう。
悪い点が目立ってしまったが、作りの甘い部分はあってもゲームとしての面白さは十分。音楽または音ゲーが好きで、多人数で演奏したい人は間違いなくオススメできる。（ただしWi-Fi環境は必須。）
ただ、個人的には前作以上の面白さも感じず、今作は自分に合わなかったというのが正直な感想。快適性については、もう少し努力が必要だと思った。