世界樹と不思議のダンジョン
中央値: 63 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 15 難易度 2.63 mk2レビュー数 8ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 1pt | 3pt |
64pt
GOOD!
敵の図鑑が手軽に見れる。
弱点を覚えて対処するというのが苦手だったけど、ダンジョン探索中でも下画面のアイコンをタッチするだけで敵の詳細が見れるのはよかった。
経験値の配分がよかった。
街に控えさせた仲間も経験値が入るので、一応作っておくけど今は使わないというキャラを作れていい。
また、ソロでも四人パーティと比べて四倍の経験値が得られるから、問題なく遊べる。かえって一人を重点的に育てた方が楽というほど極端でもない。
装備の強化合成の仕様。
他のゲームで装備の強化というと、長期的に使いそうだという装備でなければ、新しい装備を揃えようという感じになって強化をためらうけれど、このゲームの場合は装備の強化値を付与したい装備に合成するという風なので序盤から気軽に強化できる。また、このシステムによって強化値のある武器を拾いにダンジョンに潜ろう、という楽しみ方もできる。
D.O.Eと砦。
途中、状態異常にしないと、まともにダメージを通せないD.O.Eというモンスターが出てくる。探索中に出てこられると、倒せないほどではないけれどもダンジョン踏破に致命的な消耗を強いられる。そういうときに登場するのが砦です。そこに控えの仲間を派遣して迎え撃つことができるのだけれどもそれが面白い。ダンジョン探索とは別の仲間を操作するのでスキルを出し惜しみせずに戦える。
ダンジョン探索の合間に、砦に侵入したD.O.Eと戦う、という探索一辺倒にならないところがよかった。欲をいうと、もっとD.O.Eを積極的に狩りたくなるような見返りが欲しかった。
第七迷宮のBGMがよかった。すごく好き。
BAD/REQUEST
個人的に特に不満が多かったのは、ダンジョン内での仲間のAIに関して。いかにも役割分担を推奨するゲームデザインに対して致命的な欠点だったと思う。
とにかく仲間のスキルの乱用が目立つ。
それを避ける為にON/OFF機能はあるけれども、一つ一つちまちまと変えていかなければならないし、OFFにしたら当然だけれども一切そのスキルを使わなくなる。作戦変更のような感じで事前に登録したスキルを一括でON/OFF切り替える、部屋に何体以上の敵がいたらこのスキルを使う、などの設定ができたらよかった。
次に不満なのが、仲間への命令にブラストゲージを使用すること。
節約したいけれども仲間が好戦的。部屋の敵が多いので一人一人に的確な指示を出したい。ということの為に手軽に命令できればよかったのだけれども、前述したようにブラストゲージという制限がある。ブラストゲージは大技を使用するのに必要だったり、手軽に溜めることができない。じれんま。
ダンジョンのログが見辛い。
表示されるのは最新の二行のみで、それは目まぐるしく更新されていく。1ターンで何が起こったのかを正確に把握する為にログを見返せるけれども、ターンの境目が分からない。不思議のダンジョンシリーズが、そもそもこうなのかもしれないけれども恒例だからといって不便が見過ごされるのはいやだ。
次はとても些細なことだけども、ことあるごとに生じるわずかな硬直。
試しに十字キーをチョンと押してみると、0.何秒かの硬直が生じた後にキャラクターが移動する。ダンジョン内で慎重に行動させる為の工夫なのかもしれないけれども、買った当初はそれで少し操作がしづらかった。
それと全体に掛ける支援スキル妨害スキルのエフェクトの長さ。これも一人に効果が及ぶたびにわずかな硬直があって四人全員に掛かるのにすこし時間が掛かる。一度だけなら気にならない程度だけれども、それを何度も繰り返す支援職がいると気になってくる。
これは正確かもしれないけど、TPの残りに気が行き過ぎて堅実なプレイになった。
1ターンにコストの低いスキルが使用できるくらいに回復するような仕様でよかったと思う。その分、敵の出現頻度を多くする。そうすれば、キャラクターの個性がもっと濃くなったと思う。ただそうすると、アイテムの必要性がなくなって、不思議のダンジョンの色が薄くなってしまうのかもしれない。
プリンス・プリンセスの特性に対するデメリット。
プリンスとプリンセスは自身に強化が掛かるたびにTPがいくらか回復する。そのデメリットとして、自身の強化が失敗したりする。この職を使うにあたって、回復に使用することになるリジェネ効果は、前述の仕様によって自身に対してのみ失敗の危険があるので、回復アイテムを用意するか、他の回復要員が必要になってくる。
街にいても使いたいお金は引き出さなければ使えない。
COMMENT
悪いことをいっぱい書いてしまったけれど、他がよかったから浮き彫りになっただけで面白いところは面白かった。
だけど、他の人も言っているように仲間の扱い辛さによって思うように四人パーティを楽しめないというのが惜しかった。
Amazonレビュー
レビュー者: sh レビュー日: 2017-01-22特にPT編成していくとモヤっとする場面が散見された
勝手にどっかいってしまったり、使いたくないスキルを勝手に使ってしまったり
ちゃんとスキルを使わせないように設定すればいくらかスムーズになりますが、テンポが悪かったり、ダンジョンの中での処理落ちっぽくなるのも気になってしまいます
各職らしさがあって良いとは思うんですが、何というか不思議のダンジョンというか育成ゲームというか中途半端になっている印象
ゲームとしては面白いのですが、最終的に面倒になってしまったのが残念です
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GOOD!
・オリジナリティ
レベルキープ(リセットされない)『不思議のダンジョン』だが、バランス調整が巧い。プレイヤー毎の自由度があるが、適度な緊張感を持続している難易度は絶妙。「砦」システムも、後述のDOEの、いい「ストレス」があり、単に難易度を下げるというものでないのが面白い。最大四人パーティで潜るという無謀な試みを昇華させたシステムは賞賛。DOE戦ではvs八人にも出来る。
・『不思議の~』
お馴染みかもしれないが、ズル出来ないように「リセット」ペナルティと強制オートセーブを維持した姿勢は正解。
・ゲーム性
前衛、後衛共に各職業にそれぞれ「良さ」が出ていて感心。
パーティでターン性ダンジョンということで面倒かも、と危惧していたが、隊列を維持する(努力をする)NPCと、TP(MPのようなもの)がなかなか減らない設定もあり、サクサク、時には一気に探索できる。
・DOE
ただ「潜る」ことへのいいアクセントになっている。難易度緩和に捉えられそうな階層固定化の「砦」と巧く融合させ、探索を複雑化。
・操作性、快適さ
「スキル」使用の面倒さを除外したショートカット、四人パーティでのリーダー(操作キャラ)切り替え、パーティ行動(NPC)をフォローする「ブラストスキル」等、細かい面で好印象。後半にスキルが増えたらショートカットは足りなくなるものの、いうほどの面倒は感じない。
いつでもメニュー画面が開ける。
・チュートリアル
『ダンジョン』初心者にもわかりやすい説明と、独特なシステムを流れで説明しているので入りやすい。各チュートリアルはメニューからいつでも確認可能。
・その他
個人的に3dsではどんなソフトであろうと「3D表示」は絶対に導入するべきだと思っているので、この古臭いダンジョンものにも「あり」としたのは評価。
BAD/REQUEST
・グラフィック
キャラメイクの自由度はほぼない。
ダンジョンマップは汚い3Dモデル。
・ストーリー
よく分らなかったし(『世界樹』プレイ済みの方向け?)オチが唐突な上、自己完結していて説明に欠く。
・強制DOE
中盤から出没しまくりで迷宮マップがカオス状態。一定数達すると「いなくなる」が、そこまでがかなりの数必要。単に「潜る」楽しみを阻害する面倒くささ。
また、その対応として必然的に数十名のキャラが必要になってくる。
・自由度
スキル設定はどう進めてもそんなに「変わらない」。分岐パターンが少ない。
・面白くなかった変更点
「お腹がすく」設定の緩和(「食事」していけばほぼ困ることはない)により、「一歩一歩」の緊張感がなくなっている。また、食事アイテムもない(パンのみ)。それに伴い床に道具があまり落ちていないと感じてしまう。
武器の合成の面白みがほとんど無い。
・ダンジョン店
まったく有難さが無い。上述の「お腹が減る」システム改悪によるもの。『シレン』での、空腹で倒れる寸前に現れてくれた嬉しさなんかは微塵も味わえません。合成の簡易化、アイテムの持込数の多さから、さほど店の商品で「いる」ものがない。パーティメンバー同様、リーダーと「入れ替え」移動対応による操作ミスで濡れ衣(ドロボー)なんかもありえるので存在をほとんど無視。
・その他
多くの独自要素がある為、チュートリアルでカバーしきれていない部分も多数。「ブラストスキル」等重要なシステムに関しても「さわり」だけで使い方はフォローできていない。
お金の出し入れが常に最大値を初期に反映している。
DLCは救済というか「裏技」的なやりすぎフォロー。
定価が法外と言ってもいい価格。
COMMENT
『シレン』はGB初期のものを「絶対クリア無理だろうなぁ」と思いつつ何十時間もやった覚えがあります。『世界樹』は新1のみ。
期待していませんでしたし、とっつきは悪かった。しかし第四あたりから夢中になって、何度もダンジョンを行ったり来たり、DOEと何十回も戦いを繰り返し、一応のスタッフロールまで行きました。約25時間。
危惧材料の内、パーティ性については特に懐疑的で、『シレン』での犬やら猫やらの、あの地味だけど愛すべきNPCを望んでいるんだ!と初めは思いましたが、途中からは完全に「戦略」として切り替えながら楽しめました。その他独自システムはよく研究されていて素直に関心。古臭い内容に変わりは無いですが、非常によく出来たゲームだと思います。
クリア後も多くが開放されるので、しばらくして気が向いたら続きを遊んでみようかと思います。