ヘラクレスの栄光 〜魂の証明〜
中央値: 68 Amazon点数: 3.4
スコアーボード
標準偏差 11.96 難易度 2.21 mk2レビュー数 48ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
67pt
GOOD!
○物語り
伏線の張り方と回収の仕方が秀逸。伏線や謎の答えが分かるヒントが与えられたら、サクっと種明かししてくれます。プレーヤーがもう答えに気付いているのにそのネタで引っ張ってイライラさせる様な事がありません。
○登場人物
かなりアクが強く濃いです。余り他の作品では見ないキャラ造形がなされています。
○音楽
曲自体はそれほど種類がない(?)感じですが、その分一曲一曲の質は高いかと。
○世界観
神話の中の神々の存在や、独特の不条理さをうまく表現出来ているとおもいます。
○オープニングアニメ
曲と映像が合っているし、物凄く質が高く滑らかに動きます。登場人物の見せ方がうまく「この人はどう物語りにからむのか」という作品への期待を高めます。
○神話がモチーフ
神話好きはニヤリとする小ネタがちょこちょこあります。余り、そこに期待し過ぎるとがっかりしますが。
○キャラクターデザイン
アニメ絵ではない、媚がない絵柄が個人的にすきでした。
○淡白さ
イベントが非常にあっさりしていて、さらっと進んでいきます。最近の作品はキャラがくどく、媚が強いものが多いので、新鮮でした。
BAD/REQUEST
○世界観
神話の世界観はうまく表現出来ていますが、現在の価値観で見ると、やや特殊な価値観を持った様な人物達は微妙に違和感を覚えるかもしれません。若干、不条理さがあったり。
逆に神話好きからすれば、物足りなさを感じる部分も多いです。
○展開
期待を裏切る展開が嫌な人には向きません。特に恋愛関係。
○クリア特典
微妙です…。10年前の作品なら許容出来ますが、最近の作品なら音楽鑑賞モードくらいは欲しいところ。
○自由度
物凄く低いです。話が進行すると、前に行った村や町には行けなくなります。
○戦闘
一回当たりの戦闘時間が長く、動きも遅くて、イライラする人はイライラします。
○船の移動
はっきり言って個人的に一番ストレス溜まったのがコレです。船で移動する度、あほみたいに5?6回の雑魚戦(しかも結構強い)+ボス戦をやらされます。船で移動する時は道具をがっつり用意して、連戦を覚悟しておきましょう。
○淡白さ
演出過剰も嫌ですが、ここまであっさりしていると物足りなく感じる人も多いと思います。
COMMENT
王道なのに王道ではない作品。矛盾した言ですが、やれば分かります。
淡白で媚がないのは、最近キャラゲーRPGが多いのにうんざりしている人には嬉しいでしょう。反面キャラに期待する人には物足りないでしょうね。
キャラがいて話があるというより、話にキャラがくっついている感じでした。
出来はかなりいいので、公式HPを見て惹かれるものがあったら、やって損はないです。
Amazonレビュー
レビュー者: rts初心者(購入済みレビュアー) レビュー日: 2014-09-14過去名作と比較すると、上には上があると思うのですが
このDS版ヘラクレスも要所要所では素晴らしく
またキャラクターの死が過剰に演出されていない点も良かったです
戦闘がタルいという欠点があるにしても、タンスからモノを一切盗まなければ、追加効果が出やすいので、テンポがそこまで悪いとは感じないと思います。が、タンスからモノを盗んで幸運度(マスクされてるパラメータ)が下がれば、武器防具のアビリティ効果が全然出ないので、ザコ敵が硬すぎて辛いと思います。海の戦闘で、主人公の1人が言う「ザコ敵にこんなに苦戦してるのに、ボス的倒せるかなあ?」というセリフが印象に残るくらいです。
自分的に好きなシーンは、「ミレトスの富豪」「アトラシアのイピクレス」「冥界中心部の主人公たちのセリフ」です。
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GOOD!
・シナリオが非常に良い。
中盤までキャラを立てるイベントが続き後半から怒涛の展開、スーパーファミコン時代を思い出させる良シナリオ。
・戦闘システムが独特。
戦うを連打する戦闘でなくいかに魔法を使って短いターンで殲滅し、オーバーキルでMPを回復するか試行錯誤させる戦闘。
魔法を使う為に必要なエーテルを調整したりしながら戦うのは非常にユニーク。
タッチペンによる強化も最初は面倒そうと思ったが良いアクセントだった。
装備しているスキルがバンバン発動するのも凄く気持ち良い。
・音楽が良い。
各所で使われる音楽が心地良い。特に序盤の戦闘曲はここ最近聞いた戦闘曲では最高に格好良かった。
・モーションが凝っている。
味方だけでなく敵キャラもなめらかに動く。魔法の演出も派手で格好良い。
・ボリュームがある。
携帯機ではなかなかのボリュームだと思う。戦闘で時間がかかるから、とも言えるかもしれないが個人的には満足出来た。
BAD/REQUEST
・戦闘テンポが悪い。
これは本当に残念な点。モーションや演出は凝っているがそれが戦闘テンポの大きな妨げになっている。
状態変化やダメージも一体一体に表示、行動の間やターンの間に入る間など、ストレスに感じる可能性が高い。
・シナリオが一本道。
先に進むと前の町などに戻れない。
装備品など買い逃すと後で泣くはめになるので注意。
・細かな点で配慮が足りない。
セーブするまでAボタンで進めるがセーブが終わった後はAで終了、Bで継続なので誤爆しやすい。
残り経験値が戦闘中でないと数値で確認出来ない、最初のチュートリアルの説明がタッチでないと進められない等、細かな点が気になる。
・町がどれも個性が無い。
町に際立った特色があったり、面白い住人がいたりなどほとんど無いので段々住人と会話する気がなくなってくる。
COMMENT
細かな不満点はまだしも、戦闘テンポが致命的。
それが許容出来る人には十分お薦め出来る出来だと思う。
是非次回作でしっかり戦闘テンポ含めてユーザー視点に立った作品を作って欲しい。
ゲーム自体は非常に面白くせっかく名作になれる可能性があるのに、つまらない所で躓いてもったいないゲームだった。