DS山村美紗サスペンス 舞妓小菊・記者キャサリン・葬儀屋石原明子 古都に舞う花三輪 京都殺人事件ファイル
中央値: 51 Amazon点数: 2.3
スコアーボード
標準偏差 12.64 難易度 0.21 mk2レビュー数 14ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 4pt | 0pt |
51pt
GOOD!
・前作同様、証言、証拠品、人物の相関図などを自動で書き留めていってくれる。
状況や関係性などが変われば、その都度、内容を更新してくれるので、
メモを取る必要が無く非常に快適。プレイアビリティを考えた親切なシステム。
・これは良くも悪くもだけど、前作同様、推理を間違っても何もペナルティが
無いので、ストーリーをさっさと進めたい、という人にはお奨め。
BAD/REQUEST
・簡単だった前作と比べてもさらに簡単になっていて、あまりにも推理ゲーム
としての歯ごたえが無い。一応、推理シーンもあるが、あまりにも自明の事を
聞かれるだけなので間違えようが無い。サクサクとストーリーが進むのは
良いが、これではただのノベルゲームと同じで、ひたすらクリックして文章を
読んでいるだけ。値段を考えれば小説を何冊か買った方が良いくらいかも。
・これは好き嫌いがあるが、今作は三作ともストーリーがベタで、しかも
薄っぺらい。個人的にはイマイチだった。あくまでサスペンスドラマであり、
ミステリー的な展開や謎解きを期待すると肩透かしを食う。そのくせ後味の
悪い話が多いというのもマイナス。
・これも前作からの不満だが、ストーリー途中の区切りにいちいち出てくる
「美沙ちゃん」が鬱陶しい。本編はシリアスに展開しているのに、それを
台無しにしてしまうキャラと緊張感の無いコメントは勘弁して欲しい。
・オマケ要素であるクイズ形式のスタンプラリーが、前作の「West Village」と
比較すると明らかにショボくなった。クイズのテンポも悪い。
・全体的にボリューム不足。スタンプラリーも含め、全編クリアしても
10時間も掛からないし、隠しシナリオがある訳でもない。
・各シナリオに出てくる主人公キャラの男女二人が「仲睦まじいカップル」と
いう設定もムカつく(笑)。
COMMENT
・残念ながら前作に比べるとシナリオ面でレベルダウン。
・自動でメモを取ってくれるシステムは、他のAVGでは類を見ないほど親切で
完璧だけど、そのせいもあって難易度は最低ランク。やりがいは皆無。
・あくまでゲームと小説は違うという点に留意して欲しい。次回作があるなら、
きちんと自力で推理しないと先へ進めない程度の歯ごたえある謎解きと
親切なシステムを両立して欲しい。
Amazonレビュー
レビュー者: Nagi レビュー日: 2017-04-27★行く先などが指定されてサクサク?なのかそれとも推理要素ないゲーム
→今まで投稿されたレビュー通りです!
◇本編のキャラはそれぞれのドラマに出ている(葬儀屋の人は某ドラマに出ていたので)のでドラマを知らないと主人公に感情移入できない
◇どの主人公も恋人or親しい男性を想う「あの人来ないかな~」みたいな所から始まる
◇犯人は共感出来ない(正直、昼ドラの刑事シリーズの犯人らしい)
◇昼ドラみたいに犯人が解る(やっている途中で解る時もあれば下手すれば最初から解る)
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GOOD!
背景は実写で人物はイラストですが、上手く合わさっていて、グラフィックはきれいだと思います。
能や舞妓さんのことなど、色々な専門用語にきちんと解説がついているのが分かりやすくて良かったです。楽しく勉強できて、お得な気分になりました。
BAD/REQUEST
原作がある分仕方ないことかもしれませんが、話が一本道のため推理が必要なところは殆どありません。
話がある程度進むと、要所要所で今まで起こったことの復習をさせられることの繰り返しで、それは推理じゃないだろう…と思ってしまいました。
また証拠品があからさまに出ているのに「どこかで見たことがある」みたいな話の進み方が多くて、話のテンポがもどかしく感じました。
サウンドノベルを目指すなら、もっと話のテンポを良くすべきだと思うし、
推理させたいのであればいろいろな分岐点を作って一本道に
ならないようにしてほしいと思いました。
COMMENT
作りは丁寧だし、シナリオも悪くないと思います。
しかし、このゲームはユーザーに何を楽しませたくて作ったのか?と
疑問に思わせられる内容でした。
せっかく仕掛けられた色々などんでん返しも、話の進行テンポの悪さで
どんでん返しが来た頃には「そんなこともう分かっている」状態になって
気持ちを削がれますし、捜査で色々試行錯誤をさせてもらえるわけでもないのが
残念でした。
前作の西村京太郎シリーズはミニ推理集があったりして、新しい試みが
感じられて面白かったのですが、次回がもしあれば、またそういった
純粋に推理を楽しめるような試みを盛り込んでくれるといいなと思いました。