ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D
中央値: 71 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 16.31 難易度 3.33 mk2レビュー数 6ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt | 1pt | 4pt |
38pt
GOOD!
セルダシリーズは、大昔にディスクシステムの「リンクの冒険」をやっただけで、プレイするのは今作が2作目となります
リンクの冒険はノーミスでクリアできるほど極めました
良かった点ですが
リメイク前を知らないので比較はできませんが、今作はサブイベントが非常に多く、メインのストーリーよりもサブのほうが時間も労力もかかると思います
世界がもうすぐ終わる中、ひたすらストーリーと関係の無いイベントで遊ぶ事が多いゲームです(そして世界の破滅の直前に最初の朝まで時間を巻き戻す)
サブイベントは1つ1つはそれほど時間がかかりませんが、数が多く、これが意外に楽しかったです
ボス戦が多いのも良かった点です
なんだかんだで、戦闘はボス戦が一番面白いです(大ボスはミニゲームのようなものが多いですが)
雑魚は基本的には無視です(倒してもすぐにまた湧いてきますし)
BAD/REQUEST
悪かった点ですが、基本的に2つです
ですが、この2つが致命的に悪い
一つ目は操作性が非常に悪いという点です
普通にジャンプしても、狙った場所に着地できないなどが当たり前で、しかも視点が自由にまわせないため周囲や敵を確認しづらかったり、とにかくリンクを思い通りに操作するのが困難です
傍から見たら酔っ払いにしか見えないような動きになっているのではないかと思います
モンハンのほうが遥かにまともに動けます
また、ほとんど全ての操作がAボタンで決定になります
回転アタックするのも、剣を鞘に戻すのも、持ち上げるのも、扉をあけるのも、何かに登るのも、会話するのも全部Aボタンです
そのため、ドアを開けようとしてドアの前でAを押しても、Aが「開ける」になっておらず、回転アタックをドアにやるなど当たり前にあります(100回以上やったのではないかと思います)
他にも何かを持ちあげようとしたら会話をしてしまうとか、2つのものが隣接している場合など、どちらが対象になっているのかいちいち止まって確認しないといけません
他の点として、ある地点から水中を泳げるようになりますが、思ったように泳げず、一旦動きをしくじったら元に戻すのがかなり難しく、リンクがあっちこっち向いてわけがわからなくなります
止まっている状態から、すぐ近くにあるものほどぶつかることすら難しい
むしろ遠くにあるもののほうがぶつかりやすいという感じです
ですので、目の前にあるものを取るのに、いちいち遠くまで離れて、それから改めて取りに行くなどする事が多いです
馬で柵を飛びこえるのも角度や速度がシビアでなかなかうまくいかない
あと、アイテムや仮面を割り当てられるボタンが少ないため、何かある度にアイテム欄を開いて切り替えるのが非常に面倒くさい
ほとんど何の役割もない十字キーに、せめて視点をまわす機能を持たせるとか、アイテムか何かを切り替える機能とかつければ少しはマシになると思うのですが
しかも、こういった操作性の悪さを利用するかのようなミニゲームが多い(落ちないようにジャンプとか)
それで失敗して「難しいだろ」と言われても、そりゃ違うだろと言いたくなります
悪いところの2点目は、謎解きが「わかりにくすぎる」という点です
謎解き以外の部分も、とにかくわかりにくすぎる
しかも気付きで解決するものではなく、知らないと絶対に対処不能というものも多い
にも関わらず、一切の事前の情報がないので、シーカーストーンを見に何度も街に戻らないといけない(中にはシーカーストーンにも出てこないものがある)
壁の模様がスイッチになっているなど、その事を「知っていて当然」といわんばかりに謎解きが作られている
ゼルダシリーズでは常識なのかもしれません(わかりませんが)
とはいえ、今作が初めてという人もいるはずです
このゲームのレビューの一番最初の人のを見ると、笑ってしまうくらいに同じところで迷っているなあと思いました
・ばあさんを探しにいったら、ばあさんが空を飛んでいた。その人にどうやっても話しかけられない。自力で解決できず、ネットで調べてみたら、……(ネタバレにより削除しました)……だった
・「大きい音の出るもの」を使ってある曲を奏でる必要があるが、そんな道具はどこにもない。取り逃したのかと思ってあちこち探し回りました。せめてあいつが別の楽器を持っていることくらいどこかで教えてほしかった
・神殿内で、もう行ける場所が無くなってどうしていいかわからずヒントを見たら、……(ネタバレにより削除しました)……だった
・壁にある模様が実は……(ネタバレにより削除しました)……(こんなの気付ける人いるのでしょうか)
・亀の倒し方に気付くのに数十分
大妖精のお面について
・「妖精が隠れている所で髪が反応」
これを見て、最初は髪が動くのかと思って、「お、揺れてる」とか、「お、上を指しているように見える」とか思いました。それで必死に探しても全く見つからず
もっと細かく説明を書くか、色が変わったり強く輝くなど、もっとわかりやすくしないと、少なくとも俺にはずいぶん長い間どう髪が反応するのかわかりませんでした
・……(ネタバレにより削除しました)……が近づいてくる
こんなのどこかに書いてありましたっけ?
これを知らなかったせいで、どうしても捕まえられないはぐれ妖精がいて、仕方がないのでネットで調べました
・録音カカシに歌を聴かせたものの、どういう時に使うのか全く説明がない。どうしても取れないハートのかけらがあるので、ネットで調べたらやっとわかりました
・壁に開いている小さな穴に……(ネタバレにより削除しました)……など、自力では一生気付けなかったでしょう。ネットで調べたらわかりました
このように全体的にあまりにもわかりにくい要素が多すぎるので、単にやり方が間違っているのか、その時点では絶対取れないものだと思って諦めるべきか、この判断が非常に難しい
・シャンデリアに隠されている食糧がその地点では取れないにもかかわらず、必死になんどもジャンプして取ろうとしてました
・ぬけがらを使わないとスイッチを踏んだ状態を維持できないのを知らず、ぬけがらを使えるようになる前に、やり方があると思いずっとスイッチの踏み方をいろいろ試してました
まだまだあるのですが、これらのせいでゲームを進めるテンポが非常に悪かった
COMMENT
総評ですが
基本的にクリアするまではネットの攻略を見るのは嫌いなので、1つ詰まるごとに何時間か彷徨い続けることになるわけです
このゲームではそれがBADで書いた点以外も含め、かなりの回数ありました
しかも泣く泣くネットで解決法を調べても、「ああ、なるほど」ではなく「そんなのわかるか!」というのばかり
ラスボス戦でも最初に聴いた妖精のヒントがどうでもいい事だったので、以後ずっと聞かなかったら(というか次第にヒントが変わるとは思わなかった)、1時間くらい飛んでいる敵に当たりそうで当たらない剣を振り続けることになりました
今までやったゲームでは詰まるとしても1箇所か2箇所くらいのもので、ドラクエ7でも2回くらいでしたので、今回はかなり辛かった
このゲームの進行状況を話して盛りあがれる友人がいなければ、途中で投げ出していたかもしれません
アクション面では、弓矢をあらゆる角度に撃てるのは爽快でした
平面に飛んでいく弓では得られない爽快感でしょう
悪いところばかりが目立つレビューですが、BADで書いたところ以外は個人的には大きな不満はなく、むしろよく出来ているとすら思っています
2周目をやると、あるいは続編のゲームをやると(あるいは時のオカリナ?)、もっとさくさく進めるのかもしれませんし、もっと楽しめるかもしれません
しかし、このゲームはとにかくミニゲームが多く、2周目でまたそれらを全部やっていくのかと考えると少し気力が湧きません
タイムアタックをやると楽しそうなゲームではありますが
「リンクの冒険」は何十周もやりました
今回ひさびさにゼルダシリーズをやった感じですが、(時代が違いすぎますが)リンクの冒険から考えると、ちょっとごちゃごちゃしすぎじゃないかなとも思います
はぐれ妖精を各神殿に15匹ずつというのは多すぎる気がしますし、ハートのかけらの数も多すぎると思いますし、まあGoodで書いたとおり1回目はそれで楽しいのですが、また最初からやろうとは思わなくなってしまう点ではマイナスです
今回、戦闘は簡単すぎたのでもっと難しくなってもいいのですが、操作面の快適性を上げてほしいとは思います
今後、動かしやすいリンクでアクションを楽しむ方向に行って欲しいなあと
ゼルダシリーズがこのまま謎解き方面に進んでいくと、終いには「たけしの挑戦状」に近づいていくのではないかなと危惧します
マイクに叫んだり、日光に当てて何時間も放置したり、理不尽なアクションがあったり
とはいえ改めて考えると「ムジュラの仮面」も十分「たけしの挑戦状」に近い気もしてしまいます
ラストに宮本さんの顔でオチがあればバッチリかもしれません
そうではなく、今後は「リンクの冒険」の方向性に戻っていってほしいなあというのが感想です
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2017-05-07その頃を思い出せました。64では操作しずらかった部分は改善されており、気持ちよくプレーできる仕様だと思います。ただ操作性を意識してなのかゾーラの泳ぎが変わっていたのが残念。トビウオごっこしてずっと遊んでるのが楽しいのに...
基本的には、満足なんですが欲を言えば、新しい要素を釣り堀以外に欲しかった気がします。
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GOOD!
○ルピー(この世界のお金)の入手が楽なので、アイテムの購入や複数あるミニゲームのプレイが楽にできる。
○敵(ボス含む)が弱いので攻略は楽。初めての敵もゲーム中の解説を見るとなんとなく倒し方はわかる。
○ゲームシステム上、消費アイテムは定期的に失われるが、攻略を楽にするアイテム(弓やビンやお面)は失われないので物語を進めるほど攻略が楽になっていく。
BAD/REQUEST
○謎解きに必要な要素が「わかりにくい」ので攻略サイトを見に行く羽目になりゲームに集中できない。たとえば以下。
- 主人公が飛び越えられる谷間とそうでない谷間がぱっと見判断がつかない。どうしてもボス部屋にたどり着けないので攻略サイトを見ると、「え、そこ飛び越えられるの!?」と驚く。(逆もまた然り)
- キャラクターの容姿が似ているため二人の別キャラクターを同一人物と勘違いしてしまったが、その二人の関係性を理解しないと謎解きが進まないので詰んだ。どうしても詰んだままなので攻略サイトを見ると、「え、実は別の二人なの!?」と驚く。
- ダンジョンの仕掛けを動作させるのにスイッチを入れる必要があるが、それがスイッチなのか壁の装飾なのかよくわからないものが一部ある。攻略に必要な仕掛けについてはすべてガイド(主人公と一緒にいる妖精)にしゃべらせるくらい露骨にしてほしかった。
- 燃え盛る松明に矢を放ち、引火したついでにスイッチに当てるというアクションが必要なイベントがあるが、その判定が結構シビア。6回ほどやって仕掛けが動作しないときは「そもそもやり方が違うのかな?」と疑問が生じた。(10回目でできた)
○ゲーム中の「時間」が謎解きに密接に関連しているが、それがゲームをわずらわしくしている。たとえば以下。
- あるイベントの発生条件が「お昼ごろ」というあいまいな表現であるため、昼前~夕方までイベントの発生をじっと待つ(画面を見つめているだけ)のがわずらわしい。
- あるイベントを解決するためある人物と会話する必要があるが、ゲーム中の特定の時間以降はその人物が出現しなくなる。こうなるといったん時間をゲーム開始時に巻き戻してから再度そのイベントを発生させる必要があるためわずらわしい。
○敵を倒しても復活(リスポーン)するのが早いのでそのような地点ではゆっくり謎解きを考えている暇がない。
COMMENT
「ゼルダ史上(?)もっとも濃密な3日間」と銘打っているとおり、発生から解決(クリア)までが(ゲーム中の時間で)3日間必要なイベントが多いです。(要するに1シナリオが終わったら時間を巻き戻して別のイベントに挑む、の繰り返し)
時間を巻き戻してもイベントクリアの証となるキーアイテムは継続して引き継げるため、個別のシナリオを一つ一つ解決していく他のRPGとさして変わらない感覚でプレイできます。
消費アイテムが消えても痛くもかゆくもないです。ルピーは引き継げますし。
ゼルダシリーズは「神々のトライフォース」(SFC)が大好きでしたので本作に手を出しました。
トライフォースでは2Dで敵を倒したり灯篭に火をつけたりしていたのが、3Dかつ「3日間の繰り返し」というシステムと絡めたせいでやたらわかりにくく仕上がったものの、解説(ヒント)がそれに追いついていないのかな、というのが雑感です。
特に謎解きはヒントが少ない(ヒントを見せてくれる場所もありますが、詰まるたびにダンジョンからそこに移動するのもわずらわしい)ので、攻略サイトを見ながら進めるのがよいと思います。
私は攻略サイトと3DS画面の往復が面倒なのでここで止めます。