デビルサバイバー2 ブレイクレコード
中央値: 73 Amazon点数: 3.8
スコアーボード
標準偏差 10.47 難易度 2.67 mk2レビュー数 6ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 1pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt | 5pt |
62pt
GOOD!
シリーズ初プレイ。
近年での関連作は『真4』と『P4』をクリア。
・物語、キャラクタ
現代黙示録。導入部から面白い。テンポも良く、会話イベントも豊富。
主要で10人を超えるキャラが登場するが、絡めるのが上手く、死にキャラがいない。
おなじみのルート分岐。そしてEDも複数あると思われる。
・主人公
典型的な「巻き込まれヒーロー」なのだが、生かし方が非常に上手い。
ラストには納得の「主人公」像に。
・グラフィック
3DS時代ではあまり見なくなったドット画が良い。
ちまちま動く。
・音楽
フルボイスで万全の声優。
BGMは耳に残る。
・ゲーム性
SLG+RPG、悪魔諸々を組み合わせた、初見ではなかなかの新鮮さ。
悪魔合体は相変わらずのめり込む面白さ。
また、合体での(スキル)継承等でプレイヤー毎に個性が出そう。
・その他
難易度変更がいつでも可能。
クリアデータ引継ぎ可能。
定期的な「いつのまにか通信」での合体解禁等。
悪魔がたくさん所有できる。
BAD/REQUEST
・グラフィック
3DSの上画面は基本写らない(パラメータのみ)。小さい下画面でとても小さいキャラを見ながらプレイすることになる。当然3D演出効果は極々一部のみ。「セプテントリオン」編では全体で一分未満かと。他、イベント演出も弱く、時代遅れなグラフィック関連。
・快適でない部分
イベント(演出)スキップが一切出来ない。ゲームオーバー時の演出さえ飛ばせない。
・難易度と問題点
難易度変更(福音)しても最終盤は無理ゲー気味。
お金もそうだが、「スキルクラック」を無視して進行していたら詰む可能性もある。
フリーバトルなるシナリオ外のマップが全く(稼ぎに)使えないのは大問題。
回避方法はDLCで「稼ぎマップ」「スキルマップ」やらを購入の必要あり、という仕様。
「福音」ではゲームオーバー後に再び同じマップから始められるが、たいした救済策ではない。マップから「抜け」ることができないのだから。
・ゲーム性
SLG+RPG戦闘なのでバトルのテンポが非常に遅い。序盤はダルかったです。
また、終盤には結局「万能属性」で~という、いつものパターンになってしまっている。「トリアングラム」編終盤ではそれを覆しそうな展開にほんの一時なったものの、結局元に戻ってしまう。
・その他
射程は(ボス以外)1に統一すべき。
SLGという都合上、常に六体は悪魔が必要だが、悪魔合体のメニューがやや不親切でいちいち確認しつつ行わないとパーティが一気に崩れてしまう。
「すれちがい」は今回、ほぼ意味がない。
戦闘マップではボイスがない。
合体時の継承条件がいまいちわからない。
アドオンが出なさ過ぎる。また、ストックできる数が少な過ぎ。
COMMENT
グラフィックもゲームシステムもとっつきは正直悪かったのですが、ストーリーが気になって我慢して続け、システムに慣れた中盤からは文句なしにハマったと云えます。
「セプテントリオン」編30時間。「トリアングラム」編15時間と少しでクリア。
各編最終付近はかなり手こずったこともあり、周回はいまのところ考えていませんが、概ね満足です。
ただし難易度はかなり高く問題も含む(bad欄参照)ので注意を。
『P4ゴールデン』なんかもそうですが、グラフィックがちょっと古くても面白いものは熱中して遊べるので、こういう「移植+」は今後もアリだと感じました。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2016-08-07敢えて言うなら下画面メインで立体視もあまりなかったので3DSの良さはあまり発揮できていないのかな?
アクセスランキング
-
モンスターハンター3(トライ)G
ハンティングアクション、プレイ人数:1人~4人
■価格:5800
■発売日:2011-12-10
-
モンスターハンター4
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1〜4人 ■ セーブデータ数:3
■価格:5990
■発売日:2013-09-14
-
ファイアーエムブレム 覚醒
ロールプレイングシミュレーション
■価格:4800
■発売日:2012-04-19
-
モンスターハンター4G
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(通信マルチプレイ 2~4人) ■ セーブデータ数:3 ■ ダウンロード版:5,990円
■価格:6264
■発売日:2014-10-11
-
マリオカート7
アクションレースゲーム、プレイ人数:1人?8人、ダウンロードプレイ対応、すれちがい通信対応、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2011-12-01
-
BRAVELY DEFAULT -FLYING FAIRY-
RPG
■価格:6090
■発売日:2012-10-11
-
ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国
■ ジャンル:ロールプレイングシミュレーション ■ プレイ人数:1人 ■ セーブデータ数:3 ファイアーエムブレムif SPECIAL EDITION版:9990円
■価格:5076
■発売日:2015-06-25
-
ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D
アクションアドベンチャー
■価格:4800
■発売日:2011-06-16
-
逆転裁判5
■ ジャンル:法廷バトル ■ プレイ人数:1人 ■ セーブデータ数:2
■価格:5990
■発売日:2013-07-25
-
真・女神転生IV
RPG
■価格:6980
■発売日:2013-05-23
GOOD!
多いです。
■システム(DS版と同じ)
・各地で発生するアドベンチャーパートと、ほぼ必須のバトルパート(SRPG)を
(ある程度任意に)選択してイベントを進めていく。
「生きるとは、選び続けること」の通り、アドベンチャーパートでは
どうでも良いものからエンディングにかかわるものまで
プレイヤーが何かを選択する事が多く、おかげで飽きない。
アドベンチャーパートは基本的に5分で終わるくらい短いのも◎。
「イベントを垂れ流しにされている。ゲームさせろよ」という不満を感じることもなく、
常時サクサク進む。
・バトルパートは人間1人+仲魔2体で1チームのチーム制SRPG。
敵の弱点を突くことにより、2回目の行動(エクストラ)が可能となるのが特徴。
逆に耐性のある属性で攻撃してしまうと、エクストラを奪われる。
弱点を突くと、エクストラを取れる上に結構なダメージを叩き出せるので快感。
・上記の特徴があるもののルールはシンプルで、無駄な要素がない分理解しやすいし、
手間も少ない。
例えば、能力値のパラメータは力・速・魔力・体力の4種類のみ。
(HPは体力、MPは魔力に依存)
RPGには当たり前の装備品すらない。
アイテム収集の楽しみはない反面、能力を把握しやすくなっている。
ルールの説明はセプテントリオン編(DS版の内容)の序盤に
ゲームを通して行われるため、自然に覚えることができる。
他のSRPGをプレイしたことのある人なら説明書を見なくてもプレイできると思う。
・レベルアップ時、主人公はどの能力を上げるかを自由に決めることができる。
女神転生の頃から続く伝統のシステムだが、
能力に応じて使えるスキルが増えるため、
「あのスキルが使いたい」と楽しみにしていたスキルが使えるようになり、
レベルアップが楽しい。
・主人公のレベルに応じて仲魔にできる悪魔のレベルも上がっていく。
これも女神転生の頃から続くシステムだが、
これがあるため、レベルアップした時2度うれしい。
■音楽
・DSの頃からだが、非常に良かった。主観だがカッコいい曲マップ曲が多い。
曲とシーンがマッチしており、
例えば、初戦闘のマップ曲は「いきなりの危機的な状況」を盛り上げている。
・作曲者はロマサガの作曲で有名な人。
ロマサガとはゲームのジャンルが違うため曲の雰囲気は違うが、好きな曲が多かった。
・作曲者は違うが、本作で追加されたトリアングルム戦のマップ曲も良かった。
■キャラ、ストーリー
・シリアスとギャグのメリハリが効いており、話のテンポが良い。
・アクの強いキャラが多いが、嫌いなキャラはいない。
・キャラが皆、少しずつ成長していく。
セプテントリオ編の続編であるトリアングルム編では、それが実を結んで皆少しずつ幸せになっている。
・主人公は「主人公=プレイヤー」の扱いなので、台詞は基本的に選択肢で選ぶだけ。
…なのだが、選択肢は良い意味でふざけたセリフが多く、面白い。
■その他
・3DSだが、3D要素はない。
マイナスに感じる人もいると思うが、3D化してほしい機能は特になかったし、
「3D機能を使うために、無理に3D要素を追加」されても邪魔だと思っている。
無駄な機能を盛り込まないスタイルはむしろ好印象。
・周回要素が豊富
エンディングが複数ある上、周回を前提とした強敵マップもある。
悪魔全書というコレクション要素もある。
エンディングを網羅するついでにコレクションできる程度の量で、バランスが取れている。
BAD/REQUEST
■キャラ、ストーリー
・一部の女キャラの胸が異様にでかい。
「現実に合わせろ」等と野暮なことを言う気はないが、
上に物を置けそうなレベルで突起しているのは違和感がある。
■システム
・イベントスキップできない。
メッセージの早送りはできるが、丸ごとスキップの機能はない。
周回を前提としたゲームなので、クリア後解放で良いからスキップ機能を入れてほしい。
・セットできる攻撃スキルの数に対して耐性の数が多い。
後半は耐性もちの敵も多く、結果、キャラの大半は
「全体回復魔法+万能属性魔法(乱舞、メギド)+MP吸収魔法」という
無難なスキル設定に収まってしまう。
良い点に挙げた「弱点を突く快感」が損なわれる。
・デビオクの価格が運任せでリセットゲーになりがち。
■その他
・オリジナル(DS版)のOPシーンも入れてほしかった。
スタッフロールで曲は流れるが、その前に流れる曲との繋がりがイマイチで、とってつけたような感じがした。
・オリジナル(DS版)の内容をほぼ完全に内包しているため、
これを買えばDS版をプレイすることはまずない。
それだけに、やりこんでいたDS版の内容を引き継げないのは残念。
・いつの間にか配信
合体できる悪魔が増えるのだが、最初から入れておいてほしい。
上手く受信できなかったり、ようやく受信できた頃には
適正レベルをとっくに過ぎていたりで微妙。
COMMENT
デビサバ2(DS版)→デビサバ1OC→デビサバ2BR(本作)の順にプレイ。
関連作としては、女神転生(FC)、真・女神転生1、魔神転生1,2(SFC)をプレイ済み。
ルールが分かりやすい上、1つのバトルパートにかかる時間が短いので手軽にプレイできる。
1と2の間にストーリー的なつながりはないため、1が未プレイの人でも問題なし。
勝つときも負けるときもサクサク。
簡単ながらもゲームとしての快適性や楽しさはしっかり考えられている。
逆に、「手ごわいシミュレーション」を期待して買うと肩すかしを食らうと思う。
グラフィックは、美麗ムービーや3Dポリゴンはないものの
2Dのドットキャラは細かく良く動く。
「ゲームと言えばムービー」という人には全くお勧めできないが、
SFC、GBAを楽しんでプレイできる人なら十分満足できるレベル。
オリジナル(DS版)の頃から十分面白いゲームだったが、
キレの良い会話に、謎を追及しながらテンポよく進むストーリーは健在。
今作で追加されたトリアングルム編も蛇足ではなく
各キャラ少しずつ成長した結果報われるエンディングに満足した。
映像で魅せるゲームではなく、テンポの良さでプレイヤーを引き込むゲームだと思う。