レジェンド オブ レガシー
中央値: 37 Amazon点数: 2.7
スコアーボード
標準偏差 13.46 難易度 3.80 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 0pt | 1pt | 0pt | 5pt |
22pt
GOOD!
【グラフィック】
キャラ・背景共に、丁寧でセンスが良いと思います。
【音楽】
ことさら主張はしませんが、良い曲ですね。
エンドロールの曲が良い味出してます。
【新エリア紹介部分】
「世界遺産」みたいで、好きです。
BAD/REQUEST
【雑魚戦が運ゲー&理不尽】
売りであるはずの雑魚戦が、本当にストレスだらけ。
まず、ほとんどの敵が先制攻撃して来る為、せっかく色々と戦略を練っても、こちらが行動する前に「スタン」「即死」「眠り」等で一方的に死にます。しかも、強い敵に限って2回攻撃してくるので、全体攻撃2回で為す術もなく全員瀕死です。
また、敵の全体攻撃は「割合ダメージ」らしく、こちらの体力が増した分だけ、被ダメも増えます。よって、ラスボスを倒せるほどのパーティーでも、中盤戦の雑魚に全滅の可能性が有り、成長による爽快感はほぼ無いです。
しかも、敵の攻撃の種類によっては、あまりに被ダメに差が有りすぎて、予想がしづらく戦略が立て難いです。
例) 敵の通常攻撃の被ダメ 2
敵の全体攻撃の被ダメ 100×3人分=300
こういった敵が6匹とか出てくると、こちらが先制かつ敵が全体攻撃を出さないように、リセットをしまくるしか有りません。まさに運ゲー。ちなみに敵の全体攻撃は、大体こちらの体力の半分を奪います。よって、2匹に先制されて全体攻撃を受けると、ほぼ全滅です。W
さすがに、3分間に20回くらいリセットをかけなければならない雑魚戦が中盤からラストまで頻繁に発生するなんて、バランス悪すぎ。
即死が悪いのではなく、それを踏まえてやり直しても、アイテムで対策が出来ない、もしくは対策をしても運で死ぬのが、非常にストレス。
ここまであっけなく死なれると、キャラに感情移入なんか出来ないし、そもそもスキル制なので、キャラの特徴も出ません。
むしろ、プレイ感覚は「ファイアーエンブレム」「FFタクティクス」のようなSRPGに近いです。その割に、素早さや攻撃種類(斬る・打撃等)のパラメータが隠されているため、細かな戦略が立てられません。
もう少し、武器、技、アイテムに特徴や相関が有り、敵の種類や使ってくる攻撃に対して装備を変える事によって対策が取れれば、大分面白くなったと思うのですが・・・
【宝箱・ドロップ】
このゲームは、ほとんど宝箱の価値がないです。ラストダンジョンですら、安い換金アイテムしかでないことがほとんど。探索しがいが無い。
ショップも大した品揃えでは無いし、敵からのドロップも少ない。
そもそもアイテムの種類が少ないです。
また、経験値方式ではなく、スキルが覚醒するシステムなので、結構苦労して倒した戦闘でも、少しのお金、ドロップアイテムもゼロが普通。なんか寂しいです。
【マップ】
オブジェクトがポコポコ生えるのは、あまり売りになって無いと思います。
COMMENT
制作者が「90年代のRPGを目指しました!!」とか言ってたから期待して購入したのに、全くの期待はずれ。
まるで「すぐ死ぬスペランカーって最高に面白いよね」と押しつけてくる感じ。あんなのネタだから成立しているだけであって、こんなマニア専用ゲームなら、初めからDLで1500円くらいでやるべきだと思います。
このゲームをウィズやローグに似ているという人がいますが、ウィズはどんなに弱い敵と戦っても経験値やお金が必ず累積していき、ほぼ必ず宝箱からドロップアイテムが得られます。
また、ローグは1ターン毎に完全に計算しないといけない為、上記のような被ダメにブレ幅は無いです。どちらも全く似ていません。
正直に言うと、自分はウィズ系も好きなので、ストーリーは全く無くても構わないです。
街も1つで良いし、戦闘が面白ければ、探索と戦闘だけでも全然OK。
しかし、このゲームは違う!!
モンスターもアイテムも、もっとボリュームが有ったなら、ウィズみたいにずっと遊び続けられるはず。このゲームはボリュームの薄さを、キャラを変えて繰り返しさせる事で誤魔化しているだけな気がします。
そもそも、ほとんどの人が戦闘毎にセーブが必須と言ってる時点で、運ゲーの証明ではないでしょうか?
なんか普通に、精霊魔法を宝石にして、武器や鎧にはめ込み式にした方が、昔っぽくて良かったような・・・
スキル制だと全員同じ魔法を何個でも覚えられるのに対して、やり繰りが楽しそうな気がするのですが。
まあとりあえず、90年代のRPGなめんな!!
Amazonレビュー
レビュー者: ゲーム下手 レビュー日: 2017-06-20よく言われている点も含めて自分なりに良いと思った点と不満点を挙げてみたいと思います。
良いと思った点
・世界観とゲームシステムの一貫性
このゲームの評価を二分する要因となっている要素でありますが、世界観に基づいたゲームの仕組みは私としては非常に魅力的でした。
「地図作成と売却のタイミングについて」や「戦闘システムやパラメータについての説明の少なさ」等がよく酷評を受けている印象があります。不満を持つ要素となりうることは感覚的にわかりますが、個人的にはさほど気になりませんでした。その理由は「システムが理解できていなくてもクリアはできる」からだと思います。ここで言っている「クリア」はラスボスを倒す、というところです。
私はゲームがだいぶ下手なので1周目の後半は敵に触ったらリセットを繰り返すようなプレイで(笑)、敵シンボルの動きを注視してかわすのが8割を占めるゲームでした。← この時点では攻略情報を全く見ないようにしていましたが、マップの視覚的、聴覚的な演出が非常に魅力的だったこともあって、適宜地図を売りながらなんとかラスボス打倒を果たしました。
しかし、ふんわりと、
「あの時、地図を売ろうと決意させた強敵(地図を売ったマップの敵は弱くなる)はどうしたら倒せるんだろう??」
と思った瞬間からこのゲームは非常に深みを見せ始めます。
世界観の理解も自分の行動によって深めていくしかない部分も含めて、能動的な姿勢を持たないと楽しめない仕組みではありますが、特に戦闘について「もっとこうできないか」と思ったときにとることのできるアプローチは非常に多彩であるように感じます。ここが「雑魚戦が1番面白いRPG」と宣伝されていたところなのではないかと思います。
マスクパラメータの多さも世界観を重視するがゆえの仕様であるようですが、この部分も画面に表示される数字の少ない事で単純に煩わしさを感じずにいられるようで個人的には好みです。
不満点
・マスクパラメータの多さ
実際使ってみて細かいことが分かる、と言うのは世界観的に必然的で私自身も細かい部分は気にしないので良かったのですが、例えば武器の性能などは、現実世界で自分が道具を使うときのような抽象的な感覚はもちろん分かるわけではありません。
装備や精霊の状態などが与える影響について明確な答えを得ようとすると検証が大変になりそうです。
・UIの煩雑さ
これはそのままで、わかりにくい、使いにくい部分が多いのが気になります。
総じて、
人を選ぶゲームである、というのはそのとおりであると思います。
トライアンドエラーを繰り返して感覚を養い、最初は出来なかったことを出来るようになるゲームだと思います。
あれ、宣伝文句とほとんど一緒になってしまった。。。(笑)
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GOOD!
・バトルはかなり難度が高いです。敵は雑魚でも全体的にかなり強いですし、味方につけた精霊によって使える術が変わったり、与・被ダメージが大きく変わったりするので、ただ殴りあうだけでなく状況に応じて精霊のコントロールも常に考える必要があり、歯ごたえはあります。
・グラフィックはすごくきれいというわけではありませんが、3DSとしては十分なレベルで、手書き調のテイストもいい感じです。
・音楽も素晴らしいです。全体的に落ち着いた曲が多く、上記のグラフィックとマッチしていると思います。
・スクリーンショットがいつでも撮れます。ミーバース経由不要です。
BAD/REQUEST
・バトルではパーティーが3人しかいない割に、敵との精霊の取り合いで忙殺されたり、敵が強いので回復・防御に手一杯になったり、敵がスタン(行動不能)攻撃を連発してきたりで、思うように攻撃できないことも少なくありません。人によってはこのバランスは窮屈に感じるかもしれません。
・シナリオは非常に簡素で、ゲームを進めていく中でちょこちょこ小さなイベント的なものが入る程度です。クエストのたぐいやサブのイベント等も一切ありません。そういうゲームの場合キャラクタークリエイト機能が搭載されているのが筋だと思うのですが、このゲームの場合それは無く既製のキャラです。感情移入とか、育成する意欲という面でかなりのマイナスになってます。この既製の仲間キャラがたった7人しかいないというのも難点です。
・マップを移動していると周囲の地形がポコポコ出てきて飛び出す絵本みたいな感じになってます。見た目の雰囲気はいいと思うのですが、移動してるといきなり目の前に木が生えてきたり、行き止まりだったりで、進路を頻繁に塞がれ移動がままなりません。加えてこのせいで敵シンボルにあっさり追いつかれたりしてすごい数のバトルを強いられることになり、かなりのストレスを感じました。
・バトルからはあっさり逃げられるのですが、ペナルティとしてエリアの入口まで戻されてしまいます。マップギミックの一環として強敵が多数うろついているような場合誤って当たった瞬間実質アウトなので、クイックセーブ・ソフトリセットを頻繁に行うハメに陥り、これもかなりのストレス要素になってます。
・街で売っている装備は最弱レベルのものだけで、マップ上でのお宝配置はランダム、交易もランダムと、装備の新調はランダム性が非常に強い。こういったゲームだと、運悪くなかなかいい装備が出ない事を考慮してある程度のものはお店で買えることが多いと思うんですが、このゲームにはそういった配慮は無いです。
COMMENT
開発スタッフ自ら明言していますが、コマンドバトルと探索にとにかく特化していてそれ以外の要素はバッサリそぎ落とされたRPGです。ですが、BADの欄に書いたとおり、このうち探索の部分は完全に終わっていると思います。オープンワールドのゲームみたいに最初から自由にどこでも行けるという要素もないですし…。
この特化というのを潔いと取るか物足りないと取るか、人によって大きく意見は分かれるでしょうが、個人的には後者で、正直あまり合わないゲームでした。シナリオが簡素ならキャラを自分で作れるだけでも相当違うと思うのですが。