ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 1pt | 2pt | 0pt | 3pt |
36pt
GOOD!
・ストーリー
タイムスリップしてきた女の子が、未来に戻るためさまざまな職業を体験していくストーリーは小中学生には適している話だと思われる。
20年ほど前なら魔女っ子が魔法で大人(かつ職業のエキスパート)に変身する、という設定でも充分受け入れられたかもしれないが、女性の社会進出が当たり前となり、大人になって職業のエキスパートになることは夢でも何でもなくなった現代なら、現実的に学校のカリキュラムとして「職業体験」という形にしたほうがプレイヤーにも違和感なく受け入れられるだろうし。
BAD/REQUEST
・快適さ
やはり他の方が指摘するようにミニゲーム中のセーブができないのは(ただでさえ1つの職業に3つのミニゲームがあるため)かなり辛いものがある。あまりにも失敗が続くと一旦ゲームをやめてクールダウンしないと何度も失敗を繰り返してストレスも溜まるし。
ゲームオーバーになっても何度でもやり直せるが、ルールを見返すことができないのも地味に辛いのも難点(ただでさえ一読しただけで理解できないゲームのルールも多いため)。
またタッチペンの認識もゲームによっては悪い(例えばアナウンサーとか)ため、操作の些細なミスで容赦なく失敗になる点は納得いかない。
そしてセーブにしても、会話画面でできなかったりわかり辛い仕様だったり(スタートボタンでステータス画面を出した時にセーブできる)、セーブしたら必ずタイトル画面に戻るなど、快適さとは程遠いものであった。
・難易度
「たくさんの職業を見つけて体験」という触れ込みだが基本が一本道であり選択の自由がないのと、簡単なミニゲーム(例えば教師)と難しいミニゲーム(例えばミュージシャン)の差があまりにも極端であることが相乗効果となり、できない人間にはそこで詰まってしまう危険性も高い。
小中学生に手軽にプレイしてもらうためにはもう少し難易度を下げても(ただでさえDSではタッチペン使用ではリズムゲームは異様に難しくなり、ゲームそのものの評価すら下げかねない傾向にある)良かったのではなかろうか。
・その他諸々
初音ミク(オタクには人気だが小中学生への知名度は皆無に近いだろう)が何の脈絡もなく登場したり、エンターブレインの社員が友情出演したり(某ファ○通のレビュー対策か?)してる点で、誰をターゲットにしているのかがわからなかったり、企業に媚びねば自分の作品の出来を信じられないのか?と疑問に思ったりして、どこか冷めた目で見ざるを得なかった部分も多い。
COMMENT
設定やキャラクターに心惹かれるものはあれど、ミニゲームの一本道加減と難易度調整の悪さ、そして鼻に付いた媚びの部分で少し辛目に評価を付けることとなった。
「話の種」として時間の余っている時にプレイするスタンスならいいかもしれないが、本来のターゲットである小中学生に勧められるか、と言われると正直難しいところである。
Amazonレビュー
レビュー者: amazonnぱぱ レビュー日: 2012-06-15あまり面白さを感ぜずそろそろ売却か?
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GOOD!
ストーリーは、子供向けの学習ゲームとして見ると高評価できる出来です。
主人公たちの中で、仕事への興味が仕事への意義へと昇華していく流れは、原作のテイストをうまく内包しているのじゃないでしょうか。
また、職業ごとに出てくるミニゲームも難易度は低いものが多く、それぞれのゲームが苦手な人でも、まず間違いなくクリアできるレベル。
ストーリー部分で職業の意義を理解し、ゲーム部分で息抜きをしながら職業を体感する流れは、まさに職業体感シミュレーションゲーム、といって良いと思います。
物語の途中では、量子論を知らないと理解できないキーワードも出てきますが、仮にそれを知らなくてもプレイそのものには影響がありません。SFマニアの心をくすぐる小ネタというところですね。
また、キャラクターデザインも可愛らしく、ボーカロイドとして人気のある初音ミクを登場させることで、秋葉系の方々からも、それなりの人気が得られるのではないでしょうか。
BAD/REQUEST
全体的に「急いで完成させた」感が拭えません。
まず誤植が多く、流し読みをしていても気づいてしまいます。
さらに言うと、製作者の方は知らなかったのか、競技である「ボウリング」を穴掘りである「ボーリング」と表記しているのは、いただけません。
学習ソフトである以上、その辺りの言葉使いにも配慮してほしいところでした。
しかし、それ以上に不満となったのは、タッチペン操作での認識の悪さ。
マップ画面ではさほど感じませんが、ミニゲームとなると、途端にDSの方が壊れたのか、と思うほど悪い認識率に、かなりイライラさせられることもあります。
時間制限のあるミニゲームで、操作ミスではなく認識の悪さでゲームオーバーになったとあっては、納得もできません。
また時折、ミニゲームが極端に難しくなることがあるうえに、ミニゲーム中は途中セーブもできないため、こまめにセーブしていないと、それだけでやる気が一気に失せてしまいます。
できれば、難しいゲームはレベル選択ができるようにし、ミニゲーム中もセーブできるようになれば、より評価は高くなったのではないでしょうか。
COMMENT
全体的に、良い部分と悪い部分が両極端に分かれている作品です。
キャラや動画だけで満足できるのであれば、値段もさほど高くありませんし、納得できると思います。
一方、ストーリーや言葉遣い、操作の快適さを重視する人にとっては、不満の多く残る作品だと思います。