新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士

発売元: アトラスオフィシャルサイト 発売日: 2014-11-27 価格: 6458(税込) レーティング: 【B】12才以上対象 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 77 Amazon点数: 3.1

スコアーボード

新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士レビューチャート 標準偏差 20.29 難易度 2.75 mk2レビュー数 16
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ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
347人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 3pt 4pt 4pt 3pt 5pt 3pt
総合点
76pt

GOOD!

主に進化している点など

□ユーザーインターフェース
迷宮に潜る際、地図を自分で描くのがこのシリーズの特徴ですが
初期の頃と比べて確実に進化している部分です。
マップのギミックを地図に記載しようとすると、ギミックのオンオフが一目でわかる仕様になったりと
親切設計に良い意味で拍車がかかって非常に遊びやすくなったと感じます。

□グリモアシステム
前作で問題だったこのシステムですが、大幅に改善されています。
トレードやリサイクルシステム、ギルドカード交換により狙ったグリモアの入手が可能となっています。
キャラクターのレベルごとにセットできる数が増えるので、最初からやり放題できるわけでもなく
戦闘のバランスには気を使っている印象です。

□セーブスロットの増加
今まではソフト1つにセーブスロットは1つのみでしたが、今作からは大体10個ほどに分けて保存ができます。
後述するストーリーとクラシックのセーブを分けて攻略できるのは非常に嬉しい要素です。

BAD/REQUEST

□職業間バランス
このゲームには従来のプレイスタイルのクラシックモードと、固定キャラを使ってゲームを進める
ストーリーモードの二つがありますが、ストーリーモードで使われる職業が非常に強いです。
ファフニール(オリジナル)・プリンセス・パラディン・ドクトルマグス・レンジャーの5人で構成されるのですが、この5職は今作において頭一つ抜けて強い構成となっています。
その点だけなら良いのですが、この5職が使いやすすぎて自然と他の職が割を食ってる形になっています。

ストーリーモード自体がシリーズ新規の人達の為、入りやすさを優先してるから仕方ないかもしれませんが
ストーリーモードの職だけではなく、クラシックモードでも使う色々な職もしっかりと調整を施して欲しかったように思います。

□DLC
使う前提のバランスにはなっていませんし、買うか買わないかは完全に自由です。
個人的には特に問題ない範疇に収まってるとは思いますが、
買わないとマップのごく一部が埋まらないので気になる人は気になるのではないでしょうか。

明らかにダメな部分と言えば・・・値段の高さでしょうか、内容と比較してどうも割高です。
後は出す時期ですね、発売して1か月も経たないうちに乱発するのはやはり印象が悪いです。

COMMENT

□シナリオ・キャラクター
完全に好みの問題が大きいと思います、自分としては好きなキャラクター達ですし、
キャラクターバランスも良いですが期待以上の何かはありません、掘り下げもそこそこ程度です。



総評として、前作から見れば良い作品に仕上がっているとは思います。
前作のようにストーリー優遇でクラシックは図鑑などのコンプリートができない、と言った要素もなく
シリーズを今から新規で始めるなら丁度いい作品ではないでしょうか、
シリーズファンにもお勧めできる内容だと思います。
ただしペルソナQなどでシステムを流用してるからか、シリーズを全部遊んでる人間からしたら
若干マンネリ化してる部分はありますね。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(済)
とんかつさん[2014-12-31 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

345人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 4pt
総合点
80pt

GOOD!

・グリモア要素
 新1からの要素ですが、スキルを一つずつ装備する形式となり、扱いやすくなっています。入手率が上がったこと、さらにいらないグリモアの利用法が増えたのもハクスラ的に大正解。
 結果として、自由にいろんなスキルを試しながら攻略していくという、遊び幅の広いゲーム性を獲得しています。
 このあたりは、スキルツリーを計画的に伸ばしていく従来のゲーム性とは異なっています。賛否あるとは思いますが、従来シリーズのように強スキルや地雷スキルが混在している状況であれば、このくらい緩いほうが自分は好みです。

・FOEパズルの強化
 FOE回避は、それ自体がパズルとして成立しています。
 言ってしまえば、マップを手書きするという世界樹のキモそのものが、このFOE回避のためにあります。従って、このパズルの出来栄えがいいというのは、それだけでこのゲームの品質を高めてくれていると思っています。

・フロアジャンプ
 やはり賛否のあるこの瞬間移動要素ですが、個人的には歓迎しています。
 探索感が薄れるデメリットはありますが、そもそも一度通ったからこそジャンプができるわけです。同じハードルを2度3度とクリアすることは、探索の作業化を生んでしまいます。それならば、おいしいところからすぐ始められるというのは、よいシステムだと思っています。
 明らかなデメリットは、リソース管理の面白さが削れてしまっている点でしょう。
 ただ、この点については従来シリーズでもしばしば見られたことです。また、終盤になるにつれて管理そのものがストレスになってくるのもまた、事実だと思っています。

・ボリューム
 たっぷりです。今さらこのシリーズについて言うべきことでもありませんが。

・敵HPの増大化
 良い点と悪い点が含まれていますが、良い点としては、速攻が不可能になっています。きちんと敵のパターンを理解して、対処することが必要となっています。

・フォース
 いわゆる切り札ですが、新1のブーストよりも切り札らしく、旧2と違って回数制限がついています。敵の行動パターンも「HPが低くなると苛烈な攻撃をしてくる」というものが多いので、それに合わせてフォースを使うという、大変に熱い戦闘を味わうことができます。
 ただし、悪い点もあるのでそれについては後述。

BAD/REQUEST

・職バランスの悪さ
 これまでもそうでしたが、今回も強い職、弱い職が存在します。
 さらに主人公の特別職が、あらゆる意味でのアタッカー上位互換として君臨することとなっています。
 ただ、これについてはそもそも自分の場合、「クラシックモードはオマケ」くらいに考えて新1から遊んでおりますので(キャラ作って遊ぶのは散々やったし)、正直ほとんど気にはなりませんでした。2周めでキャラメイクして差に気づいたわけですが、まあ格差は前からあったし、あとは愛だよなあと思うくらいです。もちろん個人差はあると思います。

・グリモアのつけ外しが一括でできない
 そのままです。複数のパーティを切り替えながら遊ぼうと思うと、そのたびに1つずつ取り外す必要があります。これはフォローのしようもなく×

・敵HPに対して火力が必須となる
 速攻は不可能になりましたが、それでも火力は必要となります。
 特に、前述の「HPが低くなると攻撃が苛烈に」という点が、この構造に拍車をかけています。苛烈な攻撃を受け続けるのは不可能なので、一刻も早く倒しきる火力が必要となるというわけです。
 ただ、この点については「切り札で劇的に決める」というコンセプトを活かすための調整であることは明らかで、調整不足は否めないものの、これはこれで方向としてアリだよなあというのが個人的な感想です。(実際プレイ中は、切り札で決めるタイミングを見計らう面白さにハマっておりました)。

・スキルレベルの限界突破による格差
 完璧なバランス調整が存在しない以上、今作にも普通に優秀スキルは存在するわけですが、そんな優秀スキルをさらにグリモアで強化すると、とんでもなく優秀、まさに必須というスキルが誕生することになります。
 これはどうなのかと物議を醸すわけですが、まあ、壊れスキルって前からそんなもんだったよなというのが正直なところでしょうか。日の当たらないスキルには申し訳ないですが、これはこれでロマンとも思います。そもそも、そんなスキルを用意する頃には相当な終盤になっているわけで、面白さの趨勢に大きな影響を与えるものでもないように思います。クリアしてから本番だ、という気持ちはわからなくはないのですが、それは一般的ではないでしょうから。

COMMENT

 まず、理解しておかなければならないこととして、4までのナンバリングタイトルと、新1以降のシリーズとでは、ベースのシステムこそ一緒ながら、まったく違う遊びが提供されています。
 それは、スキルを自由に付け替えができるグリモア要素により、ゲーム性の中心にハック&スラッシュが置かれたことです。
 ハック&スラッシュについて雑に説明すると、要はギャンブル要素ですね。一喜一憂というやつです。
 この点は実際大きな物議を醸しているわけですが、ハクスラ大好きかつ世界樹大好きな自分としてはこれほどの大好物もなく、GOODにこれらの要素を取り上げさせていただきました。

 自分はナンバリングも全作プレイ済みなのですが、これまでもずっと、使ってみるまでどれが強いのかわからず、伸ばしてしまえば手軽には戻せず、さらには地雷スキルだったりバグがあったりした時の悲しみといったら、というスキルツリーの負の面にストレスを感じてきました。
 確かに、情報を得てからの最適構築、あるいはロマン構築というスキルツリーの遊びは大変に楽しいものです。また、強敵にスキルツリーを再構築して、より低いレベルながら勝利する面白さについても、十分に味わってきています。
 しかし、それだけが遊びということはないと思います。
 気軽に取りたいもののスキルツリーを伸ばしつつ、足りないところは手に入れたグリモアでやりくりする。面白いもの、いいものが手に入ったら喜び、それによって強敵を粉砕する。そんな運に左右された緩い遊びであってもいいと思っています。

 と、ストーリーについて触れていませんでした。個人的には、こんなものかな、というくらいです。そもそも、ストーリーのいいゲームなんてごくごく少数ではないでしょうか? このゲームのキモはそこではない、とは言っておきます(ただ、それでも最後の展開は熱くなりました)。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
るーいんさん[2015-01-12 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: ごしゃ レビュー日: 2014-12-03
操作性、BGM、背景などのグラフィック、細かいオプション設定など良いところもあります。あるんですが、ひどい所が多すぎ&強烈すぎて長所を殺してしまっているよな……というのが正直な感想

シナリオは開発の脳内設定が押し付けがましいのに説明不足な超展開でプレイヤー放置
グリモアは改善したと見せかけて更に運ゲー化。スキルツリー制なのにスキルポイント溜めて振り分けるだけでは最大限の効果を得られないという酷さ
スキル全振り+最大レベルグリモアが前提で戦闘バランスがとられているので、嫌だから使わないが非常に難しくなっています
なら操作回りが快適か、と言われれば全くそんなことはなく、目的のものを探したり付け替えるのも一苦労です。自分の考えたようにビルドできない、管理は煩雑、世界樹の舞台設定とも合わない……なぜ入れたのか疑問しかないです
新シリーズから採用されているギルドハウスの存在も不自然極まりなく、原作からあった店舗に割り振れる役割(強化、アイテムやグリモア管理)をそこに固めるから手間が余計にかかります。クリア後は疎遠になりがちな施設に割り振ろうという配慮はなかったようです

特に気になったのはボイス。オンにしていると同じ台詞を何度も何度も聞かされてうんざり、オフにすると喋っているだろう場所でBGMの音量が上下し非常に鬱陶しいです。オンオフ関係なく鬱陶しいボイスに手間隙容量お金をかけるくらいなら、テキストの見直しやバグ取りに使ってほしいです

元からのファンの方には思い出がブチ壊される危険性が非常に高く、新規の方には廉価版1‾3や4をやってほしいと、誰にもお勧めできない作品です

皆さんがおっしゃっているDLCですが、あんな下品なエロイベントや開発の依怙贔屓が全面に押し出された追加グラフィックが押し付けられたら……と考えるとぞっとするので、私はあれで助かったと思っています
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