ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
56pt
GOOD!
・グラフィックがキレイ
DSであのグラフィックなら合格点だと思う。
イベントなどで挿入されるスチルも、どれもレベルが高い&点数が多い。
ただし、この絵柄は好みが分かれるところだと思う。(自分は最初敬遠していたが、プレイしたらかなり好きになった)
・世界観
世界観は群を抜いている。ただし、これも非常に好みの分かれるところ。
だが、「箱庭」ちっくなものが好きな人にはたまらないのではないだろうか。
背景もよく描き込まれて美しいし、時間が停滞した「弛緩した雰囲気」がよく表現されていると思う。
・音楽
個人的にはコンポーサーの浜渦氏が非常に好きなので、大満足。
特にバトルミュージックは素晴らしい。何曲か用意されていて、選ぶことができるので、好きな曲で戦うこともできる。
フィールド曲やイベント曲も、ゲームの雰囲気を損なうことなく、情景を盛り上げている。テーマソングもゲームによく合っている。
・ボイスが多め
DSのRPGにしてはよく喋る(方だと思う)。
声優陣も売れ筋揃いで豪華。
BAD/REQUEST
・システム周り全般
ゲームの肝となる「調音査」と「超推理」が、とにかくテンポが悪い。
「調音査」は、せめてスクロールなどできれば、もう少し印象が違ったと思う。
頻繁に使うシステムの割には、いちいちメニューから呼び出さなくてならないため、全体的にモタモタした感じになってしまっている。
個人的には、ショートカット機能が欲しかった。
「超推理」は、間違えると最初からやり直しになってしまい、都度長めの推理を見ないといけないのが×。
せめて一度見た会話はスキップできるなどの配慮があっても良かったのでは。(魂の影でのイベントシーンはスキップできるのに、会話スキップができないのは意味が分からない)
・バトル
曲とジョブ(のようなもの)を変えることで戦略を変えられる発想は面白い。
だが、いかんせんテンポが悪い。
曲を変えることで、もっと明確に変化があれば良かったかもしれない。
また、ジョブを変えても明確な変化がバトルに反映されないため(せいぜい使えるコマンドが変わるくらい)、全体的に単調な印象。
曲を自由に選べるシステムが翻って、単調な印象に拍車をかけている。
(ボスバトル曲などがあるわけではないので、通常戦闘と印象が余り変わらない)
・ストーリー
全体的に説明不足。
用語集などで補足もあるが、行間を想像で埋められない人にはきつい。
後半の展開も、無理やりな感が否めなかった。
・推理パート
基本的には、ストーリーを追いかけて、よく考えれば分かる(はず)。
だが、ヒントが少ないので、不親切な印象を受ける。
特に「真実の欠片」は、見つけにくい割には抽象的で、余りヒントにならないような気がするのだが…。(勿論、これをきっかけに分かった謎もありましたが)
推理の進め方は非常に面白いのだが…。
・ロードが長い
これ、本当にイラつく人はイラつくと思う。
DSのゲームとしては致命的なレベル。
COMMENT
購入前はさほど期待してなかったんですが、プレイしてみると面白くて夢中になりました。(個人的には)
ですが、正直人に手放しで薦められるゲームではないです。
雰囲気や世界観も、非常に好みが分かれると思います。
ダメな人は本当にダメだと思うので、購入を検討されているなら注意が必要です。
「ちょっと興味がある」レベルだったら、安くなるのを待った方がいいと思います。
個人的には、世界観やらストーリーやらにどっぷりハマったので、色々改良された続編希望ですけどね。
Amazonレビュー
レビュー者: ちゃんたろ レビュー日: 2009-07-27プロローグはかなりダルく、独自の世界観と斬新過ぎる展開に
何が何やら置いてきぼり感を味わいましたが(笑)
ストーリー内でチュートリアルは説明してくれるので、触っているうちにだんだん慣れました。
セーブはこまめにしておくべきですが、その辺のシステムは快適なので問題はないです。
逢魔と戦いながら幾重にも重なる過去のパラレルワールドのフィールド内を探索しながら
推理するためのキーワードになる「刻音」を集め
「刻音」をパズルに当てはめるように組み立ててリンクさせてゆき謎を解明していきます。
本来は正しい答えを導き出していくべきなのですが、むちゃくちゃな「超」推理で無理やりこじつけても
主人公達が納得していなくても推理が完了してしまえるのには笑えます。
もちろんそのリスクは後のバトルに影響するのですが…
カードバトル形式のRPGサイドはアクティブタイムバトルな上に
カードや曲の特性を把握し慣れるのに少し時間がかかりましたが
曲変換や神降(ネオンのジョブチェンジ)演出も楽しいので飽きません。
失敗してもゲームオーバーにはならないので慣れるまでトライできます。
DSの画像や音声にはあまり期待していないのですが
案外絵が綺麗で音もいいのに驚きました。
なんとなく「パラサイトイブ」を思い出しましたが
ぜひこのジャンルでまた新しい作品をプレイしてみたいです。
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GOOD!
【オリジナリティ】
RPGと推理ものの融合という点で新しく、戦闘や推理に伴うシステムも斬新。
戦闘にまつわるあれこれも、面白かった。
【グラフィックス】
見やすく美麗。
世界感にもあっていて、高評価。
【熱中度】
ゲーム自体は色々と難ありですが、「何でこの推理じゃ駄目なんだ!」「ここはこうか?」と、解けないからこそ向きになる部分はあった。
BAD/REQUEST
【快適さ】
著しく悪い。その為、0点を付けさせて頂きました。
多用する【調音査】へのショートカットボタンはなく、また画面の切り替えも遅い。その上、1つの部屋が1画面に微妙に収まりきらないため、同じ室内でもちょっとずらしてまた【調音査】というパターンが多く、苛々させられる。
その上、【超推理】は例え置き間違えただけだとしても、置き直しが出来ず、再推理するしかないと言う融通のきかなさ。この点はシグマが一々その都度解説をしてくれるというシステム上、仕方ない部分もあるにはあるが。
また、推理自体は例え間違えていたとしてもクリアできるというシステムのせいか、推理のどの部分が間違っているのかは明かして貰えない。多くの選択肢の中から、当てはまる要素を模索していく、と言うシステムなので、何が間違っているのか分からず、再推理した際に正しい要素まで外してしまうこともある。正直【自力クリアするな】と制作者サイドに言われている気すらした。
【グラフィックス】
ネオンの神降ろしのパターンは沢山あっても、イベントグラフィックに反映されるのは基本の3種のみ。
どうせなら、性格はそれぞれ系統ごとに分けられていても良いから、グラフィックくらいは変えて欲しかった。
他の神降ろしパターンのグラフィックも見たかったため、非常に残念。
COMMENT
一言で言うならば、非常に面倒くさいゲーム。
マップも一つの館に限定されていると言う狭い割には、関係のない部屋も多いため無駄に広く、ストレスが溜まることも多い。
アイデアや設定自体は非常に面白いと思うのだが、色んなところで練り切れておらず、損をしている感はある。
推理ものとしては頂けない部分が多く、RPGとして見るならば中途半端。
他者には勧めづらいゲームかも。
余談だが、これ程集める意欲を覚えない用語集は初めて見た。
用語集を見るのすら面倒くさいゲームって、そうはない気が…。