ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス
中央値: 69 Amazon点数: 3.8
スコアーボード
標準偏差 15.76 難易度 2.38 mk2レビュー数 26ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 3pt | 0pt |
51pt
GOOD!
・BGM
ペルソナらしいBGMを3DSで聞けるとは思わなかった。
音質もよく、特にボス戦、ダンジョンのBGMは、ずっと聞いていても飽きがこない。
・グラフィック
等身が高かったキャラクターを、うまくディフォルメできていると思う。
ダンジョンのグラフィックも、ステージそれぞれ個性があり、先に進むのが楽しみになる。
BAD/REQUEST
・ペルソナシリーズであることの意味は?
ペルソナのキャラを使い、合体システムがあれば、それだけでペルソナだと言えるのか?
とにかく、ペルソナシリーズ独特のジュブナイル感が薄い。
都市伝説や学園ミステリーを皮切りに事件に巻き込まれていく展開、
学園生活や身近な現実世界と非現実の対比・・・
これまでペルソナたらしめていた個性がなくなっている。
このシステム、内容なら、メガテンシリーズでも、デビルサマナーシリーズでも成り立つ。
・一部キャラの掛け合いが不愉快
クマ、ゆかりのセリフが不愉快。極めて主観的感想だが、セリフがいちいち粘着質に感じる。
性格自体は変わらないかもしれないが、P3、P4では、周りのキャラのフォローで
上手に成り立っていたように思える。
ところが今作では、クマに対する女性陣の反応、ゆかりに対する順平の反応が一辺倒で、
冷たい印象すら受ける。
クマ=ウザキャラ、ゆかり=地雷女、というネガティブな扱いが
延々と続いているように感じた。
また、周囲の反応に対するクマ、ゆかりの返しもまた一辺倒で変化がなく、
毎回同じやりとりをしているように見えるのもまた、不愉快さを助長する。
・ペルソナのイラスト
ポーズや塗りなど、全て描き直しているのに、ベースデザインは金子一馬のイラストのまま。
やり方が中途半端に感じた。
デザインを使うなら、これまで通り金子一馬のイラストをそのまま使ってほしいし、
手を入れるなら、1から描き直してほしい。
半端に金子一馬にぶら下がっているアトラスのデザイナーがみじめに思える。
・難易度
ダンジョンや戦闘の難易度が、どういうターゲット層に向けたものか、
いまいち理解できなかった。
初心者向けというには、ダンジョン攻略や少ないリソース管理
(所持可能なアイテムの数など)が面倒だったり、かといって玄人向けというには、
戦闘がヌルすぎる。
特に、HPの回復手段が多くクリティカルのある物理攻撃スキルが使いやすい、
あらゆる敵に状態異常攻撃が有効である、ということに気付いたら、
それだけを使っていれば終始済んでしまうバランス取りは、いかがなものかと思った。
万能系攻撃スキルが、習得が簡単の割りに、強力すぎるのも原因に思える。
COMMENT
ペルソナ1、2(罪・罰)、3(フェス含)、4(ゴールデン含)クリア済み。
その他、メガテン、デビサマシリーズも全てプレイ済み。
ペルソナシリーズとしても、ダンジョン攻略ゲームとしても物足りなさを感じた。
世界樹の迷宮をプレイして、ペルソナシリーズに興味があるが未プレイで、
かつ世界樹と似たようなゲームが遊びたい場合なら、お勧めできる。
あとは、作品の垣根を越えた、お祭り感を楽しみたいなら、そういう人にもお勧め。
Amazonレビュー
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GOOD!
・世界樹シリーズは初代以外の全シリーズクリア済み、
ペルソナシリーズは未プレイ。
・ペルソナ3・ペルソナ4の本編から外れた外伝的なストーリーなので
ペルソナ未経験の自分でも楽しめた。
・どちらかと言えば世界樹の色が濃いが(マッピング・戦闘難易度等)、
音楽・SE・戦闘システムなどはペルソナ。
・P3・P4では主人公のみがワイルド(サブのペルソナを使える)という
設定らしいが、本作では全員が「サブペルソナ」を使うことができ、
手に入れたペルソナを合成することで自在にスキルを組み替えることができる。
・敵の弱点を突くかクリティカル攻撃が出ると次の自分の行動ターン、
そのキャラが最速で行動できる上ノーコストでスキルを使えるというシステムであり
如何にして相手の弱点を突き優位な状況を維持するかが戦闘でのカギとなる。
・戦闘難易度が絶妙。
今作は(VERYEASY EASY NORMAL HARD RISKY)5段階だが
各難易度毎に非常に上手くバランスが取られており、
両シリーズ未経験のライトユーザー、
両シリーズやり尽くしたヘビーユーザーの需要を上手く満たしている。
BAD/REQUEST
・自分は特に何とも思わなかったが
人によっては会話のノリがクドい・寒いと思うかもしれない。
・ハマムド系の即死呪文が今作では特に強く
その両方を使える直斗がかなり優遇気味。
・「踏破率」のシステムがやや分かり辛い。
各階層に1つずつ配置されている踏破マスをチェックできる宝箱はあり、
未踏破のマスが青色で表示されるものの一目では記憶し辛い。
またF.O.Eの配置されているマスも踏破率に加えられているのかがよく分からない。
・保健室(他のRPGで言う所の「宿屋」)の料金がやや高い。
序盤のうちは入手金も少ないのでもう少し下げても良かったのではと思った。
COMMENT
世界樹とペルソナの要素を見事にコラボしていて
お祭りゲーとしてどちらのファンにも非常に楽しめるゲームだと思います。
どのキャラも「サブペルソナ」のシステムによって
自由にカスタマイズできるので自分の好きなキャラを
アタッカー・サポート・ヒーラーなど
好きなように育成できる点は非常に良かったです。
「悪魔全書」を埋めたり、イベントの分岐を回収するなど
2週目以降のやりこみ要素も多いのでかなり長く遊べると思います。
今作を機に自分もペルソナの過去作や
今後発売される「ペルソナ5」もやってみたいと思いました。
これまでは敷居が高めとされていた
「世界樹の迷宮」シリーズ・「ペルソナ」シリーズのプレイヤー層も
このゲームを通じて広がっていけばいいなあと思いましたね。