ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス
中央値: 69 Amazon点数: 3.8
スコアーボード
標準偏差 15.76 難易度 2.38 mk2レビュー数 26ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
68pt
GOOD!
P2、P3、P4Gクリア済み、世界樹は未プレイです。
Qは難易度ノーマルでクリア済みです。
・オリジナリティ
自信でMAPを描きながらのプレイは楽しめました。
特に終盤はどれだけ丁寧かつわかりやすく描くかで攻略難易度は変わると思います。
・グラフィックス
良くも悪くも3DSならこのぐらいでしょうか。
・熱中度
MAPを描きながらプレイしていると気づけば数時間立っていたりしました。
謎解きも少し考えればクリア可能なレベルだったので十分楽しめました。
・構内散策
P3、P4のキャラクター達の絡みが見れて満足でした。
一部こんなキャラだっけ・・・というのもありましたが逆におもしろかったです。
BAD/REQUEST
・音楽
過去作の曲は耳に残りましたが今作の追加曲が全く残っていません。
個人的にペルソナは音楽も楽しみだったので少し残念でした。
・快適さ
途中から敵に対する命中率が著しく低下し攻撃が当てづらくなります。
その結果、状態異常を駆使しなければならず最後までこの戦闘方法でゴリ押しでした。
また戦闘のテンポが悪く、後半は即死魔法の連打をしていても憂鬱でした。
・SP
回復手段が少なすぎてほぼ使えません。
こちらの最大MPが200程度なのに対して最上級のスキルになると99消費。
威力もHP消費スキルと大差が無く単体であるのであればむしろHP消費の方が優秀です。
・DLC
有料DLCは構わないのですがそれを全書に???で登録されるのは止めて欲しかったです。
まぁ全書達成率とは無関係ですが・・・
COMMENT
本体同梱版を購入。
少し悲しい物語でしたが成長し絆を深めていくキャラクター達がやはりペルソナの最大の魅力ではないでしょうか。
少しお値段高めですがファンであれば買っても損はしないと思います。
今後のペルソナシリーズ期待しています。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon Customer レビュー日: 2016-11-26アクセスランキング
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GOOD!
・隔離難度の設置
今作はプレイヤーに合わせて5段階の難度が用意されているが、最高難度以外はゲーム進行中にも自由に変更可能。
一方で、「高難度ハック&スラッシュで自由に難度変更できるとかどうなのよ」という一部プレイヤーの不満点を解消するためか、ゲーム開始時しか選べずゲーム中にも難度変更不能という隔離専用最高難度の「Risky」が実装。
私も世界樹シリーズでこの点には大いに疑問を抱いていたので、非常に満足。
・戦闘
ただボタンを押しているだけでは厳しい難度。
上述のとおり、難度はいくらでも下げられるので苦手な人でも安心。
・「迷宮」
探索するダンジョンは「迷宮」の名に恥じず、所々にパズル的要素が散りばめられている。
多少頭を捻らねばならない仕掛けも多く、パズル的な謎解きも楽しめる仕組みとなっている。
この点においては、本家世界樹を確実に上回っていると言えるだろう。
・随所の台詞配置
多くの行き止まりにはキャラ同士の掛け合いの小イベントが配置されていたり、
戦闘時には敵の種類や状況に応じて非常に多いパターンのボイス付きセリフバリエーションがある。
BAD/REQUEST
・戦闘バランス
物足りない。具体的に言うとボス格の強さが致命的に足りてない。
「初めて見た時点では到底敵わないけれど、頭を使えば戦闘を避けることができる」という位置づけのはずであるFOEも、大半は初見でも大苦戦程度で済む。倒せないにしろ、原因は「レベル不足で命中補正かけても異常狙っても何もかも当たらない」だの、「ランダム行動で全回復され続けて一向に倒せない」という状況を50ターン程度繰り返して息切れ、というパターンが殆ど。
本来のボスは無対策でも労せずいける(終盤除く)レベルで、不満の塊。
一方で雑魚の強さはかなり苛烈で良い仕上がりだが、光・闇弱点持ちだらけ。これらは即死攻撃しかない属性で、弱点持ちなら8割程度で通ってしまうため、弱点さえわかれば処理ゲーと化す。
と、全体的に不満が残る仕上がりと言わざるをえない。
恐らく、最高難度Riskyの「主人公が倒れたら即Gameover」というシステムを意識してのマイルド気味な調整なのだろうが、これでは本末転倒である。
勿論、そこらのRPGと比較すると格段に面白いバランスであることは注記しておく。
・「迷宮」
パズル要素は苦手な人には下手すると解けないものがちらほら。
戦闘には救済要素が充分に用意されているがこちらにはヒントしかないため、苦手な人は下手をするとこっちで詰まるかもしれない。(個人的には面白いと思うが…)
・施設のテンポの悪さ
細かい点だが、拠点と各施設の往復の小さい演出が少し長い。
言うほど長いわけではないのだが、出入りする回数が極端に多くならざるを得ないシステムとしてはもう少し上手く纏めて欲しかった。
・周回
隔離難度Riskyに別難度からも入れてどうするのか。
また、周回しないと戦えないボスを設置するのはちょっとご勘弁願いたかった。
・エキストラダンジョンの不在
見出し通り。これさえあれば他の不満など些細なものだったろうに。
COMMENT
Riskyのみプレイの一世界樹信者としての意見。
「ペルソナ+世界樹の迷宮」ではなく、「世界中の迷宮のシステムを借りたペルソナの新作」という印象。
ストーリー重視の作品ができない性格の私にとっては、これでペルソナ3・4の概要が見れたのはペルソナ好きの知人と話題ができたという点では有難かった。
ペルソナ側としてみると、ストーリーのウェイトの薄さや非戦闘地域の探索ができないという点に不満が残るのではないか、とも思える。
…などとなんだかんだ言ったものの、期待しすぎていたが故に不満という面が強い。
名作2つの看板を背負っているという点を気にしなければ、確実に名作だと言える作品だ。