星のカービィ トリプルデラックス
中央値: 54 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 12.33 難易度 2.08 mk2レビュー数 12ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 2pt |
82pt
GOOD!
・オリジナリティ
前作「星のカービィWii」で追加された要素を受け継ぎながらも上手い具合に進化させている部分が多かった。
売りになっているビッグバン吸い込みは一定時限定の派手なアクションという点では前回のスーパー能力と似ているが、使用するには能力を持つ敵を吸い込み、能力を使う時はカービィ以外の時間が停止していたそれとは違い、わざわざコピー能力を持たない状態にならなくても特定のアイテムを取るだけで使用でき、ビッグバン終了時には元々もっていたコピー能力に戻るうえ、アクション使用時には一々周囲の時間が止まらなくなり派手なだけでなく快適性が増している。また今回はビッグバン状態で戦う中ボス戦も存在し、スーパー能力以上に色んなシチュエーションがあるため使っていて飽きない。
前作では、3Dグラフィックになったことを活かして一部のボスは画面背景から攻撃をしてきたが、今回はどのボスも画面の背景や手前を縦横無尽に移動して攻撃を仕掛けてくるため見ていて楽しく、前作から登場した時限爆弾を投げる、大砲で連続攻撃をするなど一味違ったアクションが楽しめるキャリーアイテムは、ステージの背景や手前に影響を与えるものが登場し、前作の要素を上手く3DSの立体視機能と絡めている。
・グラフィックス
携帯機でありながらWiiで発売されたカービィのグラフィックに良く似ていて綺麗で、上でも述べたように立体視を上手く取り入れている。
・音楽
前作の曲の使いまわしはあるものの新曲はオリジナル、過去作のアレンジ共に良い曲が多い。特にオリジナル曲はメインテーマをボス戦テーマにアレンジしたものや、今までに無い曲調のラスボス戦テーマなどアイディアがおもしろく感心した。
・熱中度
前作のクリア後要素であるエクストラモードは、カービィの体力が半分になりボスが強化されるくらいしかメインモードとの違いがなかったが、今作のクリア後登場するモード、デデデでゴー!はボスの強化に加え操作キャラがデデデ大王に変わり、ステージをショートカットできるワープホールを探しながらクリアまでのタイムを競うという、いわばタイムアタック的なモードとなっておりメインモードと明確に差別化されており飽きずにプレイできる。
・快適さ
前作でボタン配置の関係で使いにくかったガードは3DSのL/Rボタンに変更されたため使い易くなった。
難易度の方も前作で強すぎたコピー能力は削除されるか、一部の技を使えなくするなどで弱体化してあり、弱かった能力は新技の追加などで強化されておりコピー能力性能のバランス調整がされている。
BAD/REQUEST
特定のステージに隠されているレアキーホルダーは、入手した後どのステージで入手したものか表示されず、すれちがい通信で交換もできないため、取りの逃がしがある場合、攻略情報が無ければ全てのステージをしらみつぶしに探さなければならないのが不便に感じる。
前作よりは調整されたものの、無敵状態になれる技があるうえ威力の高い飛び道具を使えるスナイパーなど強力すぎるコピー能力が存在する。
3DSのボタン配置はSFCのコントラーラーのものとに似ているが、ゲーム中に使用するボタンはSFCで発売されたカービィとは違うため、シリーズファンは違和感を感じる可能性がある。
COMMENT
3DSLLでプレイ。
星のカービィシリーズが好きで周囲のこの作品への評価が高かったので購入した。
結果としてあっと驚くような新要素は無いものの、前作「星のカービィWii」の様々な新要素を遊び易く更におもしろく進化させた丁寧な作りの続編で、プレイして前作より高い満足感が得られた。
次回作が発売されたら今度は発売日に購入したい。
Amazonレビュー
レビュー者: トマトが苦手 レビュー日: 2017-02-05アクセスランキング
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GOOD!
携帯機でのカービィ完全新作はDS「参上!ドロッチェ団」以来実に7年ぶりとなりますので、期待も大きかったですが、その期待に綺麗に応えるような、良いゲームでした。
■オリジナリティ
カービィシリーズお馴染のコピーシステムや温かみのある世界観、グラフィックなどは健在です。
幅広い人が楽しく遊べるゲームではないでしょうか。
ただし、シリーズとしての新要素は少ないかと思います。
■グラフィックス
素晴らしいの一言に尽きます。
携帯機で3Dのカービィは初めてですが、据置機とほとんど変わらないぐらい綺麗だと思います。
カービィや他のキャラクター達の細かい動作からエフェクトの美しさまでWii版カービィのそれと遜色ありません。
■音楽
こちらも相変わらず素晴らしかったです。
耳に残る新曲や過去の名曲のアレンジなどどれも聴き応えがあり、その数も非常に多いです。
■熱中度
快適な操作性とエフェクトの美しさや効果音、ヒットストップの演出等、本当に丁寧に作られていて、敵をなぎ倒しながら進むのがとても気持ちいいです。
本編クリア後もやりこめるサブゲームが複数あり、どれもかなり良くできていて更に熱中できます。
おそらく何方も最後にプレイすると思われるゲームモードは、相当数挑戦しているものの未だにクリアできないほど歯ごたえあるものになっていて、それでも再挑戦したくなってしまうものになっています。
■満足感
とても満足です。期待と同じかそれ以上の出来でした。
大きな欠点もなく、遊びやすいカービィを、サブゲームまで含めるとかなりのボリュームで遊ぶことが出来ます。
■快適さ
前述してますが操作性が素晴らしいです。アクションゲームにおいて重要な部分だと思いますが、操作する上でストレスを感じる部分はほとんどありません。
ロード時間なども一切なく、非常に快適です。
■難易度
本編は誰でもクリアできる程度の難易度だと思いますが(それでも後半のステージや各ステージのボスは結構苦戦しました。)、サブゲームの高難易度モードや、前述したとあるゲームモードはかなり難しいです。本当に何度も繰り返してなんとかクリアできるというぐらいの難易度になってます。
個人的にはこれぐらい難しいものがあるほうが燃えるので、いい塩梅だなと思います。
BAD/REQUEST
基本的にどの部分をとっても非常に高い完成度だと思いますが、ちょこちょこと気になる部分があったのでいくつか言及します。
■オリジナリティ
新要素として宣伝されていた奥行きの表現や、ビッグバンモードは初見のインパクトこそありますが、正直なところそれだけです。目玉になるほどのものでもなく、恒常的にゲームに関わってくるものでもないので、大して新要素という感覚は受けません。いつものステージギミックのような感覚です。
■音楽
新曲やアレンジがどれも素晴らしいのは間違いありませんが、本編後半になるとほとんどの曲が前作星のカービィWiiからの使いまわしになっているのがちょっと気になりました。
それらもいい曲なことには違いないのですが、あれもこれも聴いた事あるなぁっていうのが暫く続くと新鮮味が薄れて少し盛り上がりを削ぐような印象を受けます。
■熱中度
上記の音楽の件や、後半の一部ステージの長さに個人的にですが少しだけやる気をそがれてしまいました。それでも最後のラスボス戦では素晴らしい音楽や演出と相まって最高に盛り上がったのでクリアした後には気にならなくなってしまいましたが。
■満足感
このゲーム単品で見ると十分にボリュームがあり、内容も良質でとても満足いく出来ですが、同じデラックスの名前を持つカービィシリーズでも最も有名なものと思われるスーパーデラックス(リメイク版ウルトラスーパーデラックス含め)と比べると、ゲームモードの数の差で少しボリューム不足を感じてしまうかもしれません。
あくまで比較しての話で、このゲーム自体は十分なボリュームがあります。
■快適さ
操作性の良さやロード時間の短さは前述したとおりですが、それとは少し違うベクトルで、ステージギミックやボスキャラクターの行動の関係で多少ストレスを感じる部分があったように思います。
前者については、大きな要素として宣伝されている「奥行き」関連のギミックが、非常に視認性の面で分かりづらいものだった点に因ります。
画面奥から敵が弾を撃ってきたりするステージがいくつかあるのですが、この画面奥から手前、またその逆の場合でも、いつその攻撃が自分にあたるのか分かりにくいものがあります。
またもう一つの宣伝要素のビッグバンカービィですが、こちらも毎回短時間のムービーが入る上、この状態での操作もテンポが悪く、アクションゲームとしての印象はよくありません。
また、ジャイロセンサーを用いた操作を無意味に強要される場面があるのもテンポが悪くなっている原因かと思いました。
ボスについては、こちらも奥行きを活かした攻撃を仕掛けてくるのですが、やはり見にくいうえ、画面奥に逃げている間はこちらは攻撃できないので一方的に攻撃され続けることになってしまいます。
特にとあるボスは圧倒的に画面奥に逃げている時間の方が多いので、かなり面倒というか、言い方を悪くすればちょっとイライラします。
もともとカービィシリーズはテンポの良さに重きを置いている印象はありませんが、これはちょっとストレスを感じる人もいるんじゃないかなと思いました。
COMMENT
悪い点も書いてみるとなかなか文字数が多くなってしまいましたが、どれも大きな問題点ではなく、総括すると今回も非常に面白い作品になっています。
少し長く書いた画面奥のギミック等については、このトリプルデラックスに限った話ではなく、最近の任天堂のゲームによく見られる「本体機能(3D、ジャイロセンサー他)を無理に使おうとした結果単純にテンポが悪くなっている」ところだと思います。
ゲームそのものの楽しさを多少なり犠牲にしてまで本体の機能を活かそうとしなくていいんじゃないかと思うんですが・・・色々あるんでしょうね。
少し脱線しましたが、本当に楽しめたゲームですので、個人的にはシリーズファンには勿論、いろんな人に遊んで欲しいなと思います。
最後に蛇足ですが、ワドルディが死ぬほどかわいかったです。・・・死ぬほど。