魂斗羅 Dual Spirits
中央値: 78 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 16.94 難易度 4.46 mk2レビュー数 28ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt |
86pt
GOOD!
・2画面ぶち抜きといういい意味でぶっ飛んだステージ構成。一見大味で、実際慣れない内は上から下から容赦なく放たれる攻撃に訳も分からず殺されたりしますが、慣れてしまえば理不尽に死ぬ様な部分が殆ど無い、実に考えられた構成だと気付かされます。ギミック的にも2画面を上手く生かした物が多く、飽きさせない作りです。
・一撃死、回数制限付きのコンティニューなど、相変わらず硬派で厳しい難易度は健在。勿論、上記通り理不尽な難しさではなく、やり込めばやり込むほど楽しくなってくる難しさです。クリアした時、特にハードモード制覇時の達成感が最高ですね。
・スピリッツ以降ボス戦主体の構成が続いていましたが、本作ではシリーズの原点に戻ってザコ戦主体の構成へと回帰しました。大量に沸いてくるザコを撃って撃って倒しまくる、最高に気持ちいいです。
・武器関連のシステムも飛んでくるカプセルを撃ち落として武器ゲット、というシリーズ伝統のスタイルに戻りました。アーケード版スーパー魂斗羅を彷彿とさせる武器2段階パワーアップも強力で、特にスプレッドガンで敵を殲滅していく爽快感は病み付きものです。が、当然ミスすると武器が失われて弱小豆鉄砲に逆戻り。スピリッツ以来とも言える「大事な所では絶対に死ねない!」という緊張感が逆に新鮮です。
・20周年記念作品らしいオマージュ要素が満載。初代以来となる3Dステージが復活したり、要塞ゲートやビッグファズといった懐かしいボスもお目見えしたり。隠しプレイヤーキャラとして歴代女性キャラや欧州版魂斗羅ことプロボテクターなどが参戦するのもいい感じです。
・充実したオマケモードの数々。クリアする毎に自然とプレイヤーの腕前を上げてくれるチャレンジモード、シリーズの歴史を振り返るミュージアムなどに加え、海外ファミコンことNES版魂斗羅とスーパー魂斗羅まで収録という太っ腹っぷりです。
・DSアクション中トップクラスと言っても過言では無いドットグラフィック。キャラはヌルヌル動きまくり、背景の描き込みも凄いです。
・チップチューンで一部に有名なVirtことジェーク・カウフマン氏の担当するBGM。歴代の名曲のフレーズが所々に使われており、とにかく素晴らしい燃える名曲揃いです。特に1面BGMは歴代でもトップクラスの名曲ではないでしょうか。また、効果音でファミコン時代と同じ「チュインチュイン!」という撃ち込み音がそのまま使われているのが嬉しい限り。
BAD/REQUEST
・硬派な難易度故、アクションが苦手な人は投げ出してしまうかもしれません。一応イージーモードがあったりはしますが、それでも難しいですし。
・プレイヤーキャラは隠しも含めると多めですが、基本的にプレイヤー性能に差異はなく、グラフィックやボイスが違う程度。キャラ毎に性能差があってそれにより何度でも楽しめる、的な事を期待すると肩透かしを食らうかもしれません。
・オマケの旧作2本ですが、やはり欲を言えばNES版ではなく国内ファミコン版をちゃんと入れてもらいたかったです。特に魂斗羅はファミコン版とNES版では演出面などで大きな差がありますし。
・ゲーム本編とは関係ない部分の話になりますが、オマケのミュージアムの作品解説文。海外版の内容を直訳しているだけらしく、国内版では一番簡単なハードコアが「一番難しい」とされていたり、国内版では某超大国が敵だったGB版コントラで「ブラックバイパーが初登場」とされていたり、と違和感を感じる部分が見受けられるのが気になりました。海外主導で製作されたとは言え、こういった部分はちゃんと国内仕様に直してもらいたかったですね。
COMMENT
外注作品、しかも製作は海外の会社。これだけ見ると「大丈夫なのかこれ?」と思ってしまう人が殆どでしょうが、そんな心配は全く無用です。魂斗羅生誕20周年を飾るに相応しい大傑作に仕上がっているのですから。
というか、DSで発売されたアクションゲームの中でも最高峰の出来と言っても過言ではないと思います。このご時勢にここまでシンプルで難しく、思わず熱中して我も時間も忘れてしまうド硬派アクションが発売されたのは大変喜ばしい事ですね。出荷本数は少ないらしいですけど…。とにかく、シリーズファンやアクションゲーム好きな方に是非ともオススメしたいです。
Amazonレビュー
レビュー者: 華棟 レビュー日: 2016-12-05アクセスランキング
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GOOD!
★何も考えずプレイ出来る単純なゲーム性
上手く言えないが、育成要素や隠し要素があるわけじゃなし、プレイ内容で分岐したりする事も無いので好きなように暴れられる単純明快なところ
★ノリノリのBGM
ステージ1からいい仕事してます
★滑らかに動くドット
特にロボと女性キャラ2名は良い
BAD/REQUEST
★自分で連打しないとてんで連射能力が無いところ
中途半端にこんなところだけレトロ調を意識して劣化させる必要は無い
せめてオプションでラピッドファイアのON/OFFくらい設定出来ても良かったのでは?
自分で連打したところでさほど強くなるわけじゃないし、
結局は煩わしいだけで連射能力の高いMやL(Lv2)以外の武器はほとんど使う気にならなかった
★難易度で残機が固定される
COMMENT
大昔のゲーム性を引き継ぐアクションゲーム
30分程度で終わり、何度も繰り返しプレイをするタイプのものは、今の時代では非常に珍しい
やり込み要素が多分にあるゲームも良いが、たまにはこういうものも良いと思う
難易度はシリーズ中最高と言えるかも?
熟練者でも最初のステージでゲームオーバーになるような歯応え
オート連射が利かない武器多数、ボムが無い、スライディングが出来ない等、操作性は非常にクラシック
奥行きのあるステージも大昔のものを彷彿とさせる
良いゲームだけどもう少しコンフィグの内容を充実させてほしかったかなと
不満点はそんなもんですね
昔懐かしの横スクアクションがプレイしたいのであればオススメです