魂斗羅 Dual Spirits
中央値: 78 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 16.94 難易度 4.46 mk2レビュー数 28ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt |
77pt
GOOD!
・圧倒的な爽快感。
わらわらと群がるザコを強力な火器でなぎ払い、ゴールに向かって走り抜けるスタイルは正にラン&ガン。ソニックやマリオ、弾幕シューとも違うこの爽快感は格別。
・秀逸で完成されたマップデザイン。
DSでの2画面使用は、ともすれば見づらく、不親切で、貧困なものに陥りがちですが、よく練られたマップデザインとダイナミックな演出がそれらを解消しています。
下画面を行くプレイヤーに上画面から手榴弾を投下してくる伏兵、それに気を取られると足元からにゅっと現れるトーチカ、2画面ぶち抜きで現れる巨大なボス。
これらの仕掛けはプレイのたびに新たな発見を与えてくれます。
・チャレンジモード
これが今作を傑作たらしめているもっとも大きな要素かもしれません。
全40のミニチャレンジ(例えば、弾を一切発射せずにクリアせよ、20秒以内に目的地に到達せよ、など)はどれも1分程度のものですが、それらを全て攻略するには多くの知恵と試行錯誤を必要とします。
しかしこれらは実は、このゲームの基本的な立ち回り、パターンを学習する問題集のようになっており、全てのチャレンジを終えたとき、キャラクターはプレイヤーの手足のように戦場を駆け抜けることができるようになるでしょう。
もちろん、チャレンジそのものの面白さや熱中度も本編に劣りません。
BAD/REQUEST
ほとんど瑕疵の見当たらない傑作ですが、敢えて挙げるならば通信プレイにがシェアタイプではないこと。
現状の認知度と売り上げだと、通信プレイを楽しむには自分でもう1本購入する必要があるでしょう。
オリジナリティを2点にしたのは、今作がシリーズ20周年記念作であり、シリーズのオマージュ、原点回帰的な部分が強かったためです。
決してパクリだ剽窃だという意味合いではないので悪しからず。
COMMENT
現在の悪魔城シリーズの様なものを出せば作業ゲーといわれ、
何度も楽しめる反復ものは内容が薄いといわれ、
難しいものを出せばマニア向けといわれ…
とかくアクションゲームのバランス調整は難しいものなのでしょう。
コアなファンも納得する難易度を維持し、ライトユーザーにそれを楽しめるまでの練習をいかに面白く、熱中させてプレイさせるか。
魂斗羅DSはこの困難な課題に立ち向かい、勝利を収めた傑作です。
最初は誰しもその難易度に驚きますが、このゲームを楽しんでいるうちにいつの間にか爽快なプレイが可能になっていることでしょう。
あなたがアクションゲーマーもしくは魂斗羅ファンであるならば、迷う理由はないでしょう。魂斗羅DSはあなたを派手に出迎えてくれるはずです。
Amazonレビュー
レビュー者: 華棟 レビュー日: 2016-12-05アクセスランキング
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
ドラゴンクエストIX 星空の守り人
ロールプレイング、ワイヤレスプレイ(2人?4人)、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2009-07-11
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
遊戯王 ナイトメアトラバドール
対戦型カードゲーム、OCGカード3枚付属
■価格:5040
■発売日:2005-07-21
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
ファイナルファンタジーIII
RPG、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2006-08-24
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
-
ニュー・スーパーマリオブラザーズ
アクション、プレイ人数:1人?4人
■価格:4800
■発売日:2006-05-25
-
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち
■価格:5490
■発売日:2007-11-22
GOOD!
・DSの2画面をフル活用したマップ・敵構成の綿密さと、ボス演出のド迫力。
・強力な武器で無数に現れる敵を薙ぎ倒していく爽快感。かといって簡単過ぎるわけではなく、油断しているとアッサリ死ねますので、常に緊張感を持ってプレイできます。
・特定の場面を条件別で練習できるチャレンジモードを収録。全40項目とやりがいのある数で、終わる頃には相当のスキルアップが臨めるでしょう。
・過去のシリーズお馴染みのネタを仕込みつつ、さらに一捻り加えられています。
・20周年記念作品に相応しく、資料関係が充実しています。隠しキャラクターはさながらオールスター(ちょっと大袈裟かもしれませんが)で、思わずニヤリとさせられました。
BAD/REQUEST
・各武器二段階目と、ノーマルガンの威力などの極端な差。特にハードモードの特定局面だと、武器が無くなるとゲームオーバーに直結しかねないほど。「死ねない緊張感を味わえる」とポジティヴに捉える事も出来ますが。
・NES版の旧作二つの移植度があまり良くないと感じました。特に効果音辺りが全然違っていたり。まぁ、あくまでオマケですし、こんなものでしょうか。
・説明書と翻訳の手抜きっぷり。ゲーム内容とは直接関係ありませんが。ゲーム中の文章は海外版のものをそのまま翻訳しているらしく、説明書に書いてある設定との食い違いが発生しています。そこはしっかり統一なり変更なりして欲しかったなぁ。
COMMENT
のめり込む段階に入る前に挫折しかねない難易度で、好みが非常に分かれるかもしれませんが、やり応えのあるアクション、死にまくってモノにするアクションをお求めの方は是非。