ルクス・ペイン
中央値: 71 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 19.16 難易度 2.14 mk2レビュー数 36ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
70pt
GOOD!
・満足できるボリューム
DSで15時間ほどプレーできるADVが出るとは思いませんでした。
やり応えは◎です。
・キャラクターが皆立ってる
これが一番良い点だと思います。
キャラデザが好みというのも有りますが、みな個性的で良いです。
ADVには不可欠な要素だと思うので、高評価の大部分はココです。
・変に萌に走らないキャラ達
女性キャラも多いですが、変に萌要素が入ったりしてないのに好感が持てました。まぁ一部例外はいますが・・
ちなみにサイレント戦で苦戦されている方も多いようですが、自分は全て楽勝でした。冷静にやれば特に問題の無い難易度だと思います。
BAD/REQUEST
・用語集を見ないと付いていけないストーリー
序盤から専門用語?がバンバン出てくるので、気をつけないと置いてきぼりを喰らいます。重要な設定が用語集にしか載ってなかったりするので要注意。
主人公の力の源が「指輪」だということを最終版あたりで知りました。
・キャラが多すぎ
キャラクターは皆非常に個性的で愛すべき面々なんですが、いかんせん数が多すぎます。序盤から顔見せでいろんなキャラがどかっと出てくるので、かなり戸惑いました。
・主人公がわりと空気
おそらくあえてそうしているんだと思いますが、主人公があまり自己主張しません。その割には周りが「あんたすげぇ」的な発言をするので、ちょっと違和感があります。まぁ意識を操作してるからと言えばそれまでなんですが・・
・主人公の会話スタイル?が統一されていない
主人公の発言は主に
1.普通に他のキャラと会話する
2.ひとりごと語りモード
3.「○○であることを伝えた」という客観的?モード
の3パターンがあり、主に2のパターンです。
たまーに1のようなパターンがあるのですが、突然しゃべるので、
「ん?このセリフ誰??・・あ、主人公か」
てなことが良くありました。
普通にしゃべるか、全くしゃべらないかのどちらかの方が良かったと思います。
・終盤の展開が超展開
前半のストーリーの決着がいつ付いたのかわかりませんでしたorz
最後の最後にそれまで全然かすりもしなかった面々が出てきて、それがラスボスという超展開。もうちょっとうまく纏めて欲しかった。
・有効活用されていないシステム多数
他のレビューでも散々言われてますが、会話時の表情選択なんかがまったく生かされてないです。好感度って何かに影響するんだろうか・・・
・アドベンチャー的自由度の低さ
基本的にいける場所はあらかじめ指定されているため、自分で考えて足を運んで情報収集・・、という要素は(一部を除いて)ありません。悪く言うと作業ゲーです。もっと移動に自由度があっても良いかと。
・Σがうまく生かされていない
売りである「Σ」。アイデアは良いのですが、使える場所は明示されているので、「情報を得るのにひとつ作業がいる」程度にしか活用されていません。
ある程度どこでも発動できるようなシステムでも良かったと思います。
COMMENT
良くも悪くも作り手の意気込みを感じました。
いろいろと頑張ってはいるんですが、詰め込みすぎてちょっと消化不良な面もあります。
ADV好きな自分には満足な出来でしたが、ストーリーがダークなこともあり、合わない人には全く合わないと思うので、レビューや公式HPを良く見てから手にとることをお勧めします。
個人的には是非続編に期待したいところなんですが・・・、次はもっと宣伝に力を入れて欲しいものです。発売直後に3000円以下で売られているのはちょっと悲しいです
Amazonレビュー
レビュー者: partygame レビュー日: 2008-08-29人の「黒さ」が見えるストーリーは
非常に深いものがあります。
今作は、そんな人の思念を
たくさんの言葉で表現しているわけですが
それがなんとも黒い。
「殺す」とか「死」という言葉を何十回見たことか…。
もう少しCERO指定を上げても良かったんじゃないですかね?
基本はアドベンチャーですが
「サイレント」と呼ばれる精神寄生体と戦う場面もあります。
戦う方法は何種類かありますが、けっこう難しいです。
タッチの操作に慣れない人はちょっとキツいかもしれません。
(負けても、その場から再開はできますが)
ダークな世界観が好きか嫌いか?で
この作品を楽しめるかが大きく変わってきます。
苦手な人は、まず間違っても手を出さないことです。
また、謎解きではなく小説というニュアンスが近いので
そこの印象でも、この作品の評価が変わってくるでしょう。
あとは、システム面に関しては充分こなれているほうなので
心配しなくて良いと思います。
なので、ダークな魅力がお好きなかたは、是非。
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GOOD!
・キャラクター
登場人物が良い意味で個性的です
ストーリーやゲームの内容上、キャラクターの心情や設定、背景等しっかりと描かれている
キャラクターの数が多いのも良かった。
・音楽
全体的に良い曲が多い
暗めのストーリー故、切ない、暗めの曲が多めですが世界観に合っていると思います
キャラクターのボイスもDSにしてはよく喋る方だと思う。
・システム
?モードのワーム削り作業、ボス戦のサイレント対決は斬新
かつDSの2画面、タッチパネルを生かしている
ある程度の反射神経を使いますがさほど難しくないのは好印象。
・その他
ボリュームが普通に進めてもクリアまで10時間とADVにしては多かった
ストーリーが序盤から中盤にかけては中だるみですが
中盤以降、怒涛の展開で先に進めたくなりました
暗めのストーリーですが随所で感動するイベントもあったのが良かった。
BAD/REQUEST
・アイテムやカード
アイテムやカードがいくつか入手するのですが
入手しても殆どがただ持っているだけで何の意味も無い為
これなら出さなくても良いのでは、と思います。
・主人公の表情選択
時折主人公が表情を選択して会話を進めるシーンがありますが
選択するシーンが少ない、及び物語とあまり関係無く
あまりシステムとして生かされていないのが残念。
・その他
ネットの掲示板のやり取りが悪乗り過ぎて面白さを通り越して引いた
一度読んだ会話が飛ばせない
終盤からラストの展開が駆け足的で描写不足感が否めない。
COMMENT
良い点で挙げましたが
キャラクターやストーリーが個人的に良かったこともあって面白かった
システム面で練り込み不足な部分がありますが完成度自体は高いと思います。
次回作も是非出して欲しいです