数陣タイセン
中央値: 82 Amazon点数: 4.3
スコアーボード
標準偏差 10.11 難易度 2.21 mk2レビュー数 52ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
79pt
GOOD!
このゲームを大雑把に分類するとパズルゲームになりますが、似たり寄ったりになりがちなパズルゲームの中で、具体的な何かそのままというデザインではないのが一番素晴らしい。
フィールドへのパネル配置、位置取りはもじぴったんを思い出させるのだけど、接合の連結を意識した展開であったり、相手への妨害、自分だけ配置可能な場所と誰にでも配置可能な場所を考えながらのゲームプレイは囲碁を思い出した。
手札の引きはランダムではあるものの、常に手札は5枚保持しておけるため、運の要素と先読みの要素が麻雀であったりカードゲームのような感覚になる。
ストイックなゲームにとって微妙な要素になりやすいアイテムも、その威力は強すぎず弱すぎず、アイテムを利用した戦略が前提となるとさらに攻撃・防御にバリエーションが増えるのが面白い。
アイテムの処理や得点計算や接合の判定など、これがもしテーブルゲームであったら煩雑だろうと思われる部分も面倒に意識させず、また、高得点時の演出はコンピュータゲームの特性をかなり上手に利用している。
タッチペンによる操作も非常に直感的でやりやすく、Wi-Fiによるマッチメイクでの対戦も非常に便利である。まさに、NintendoDSの為のパズルゲームの1つである。
CPU戦がメインとなる1人用モードも十分な分量が用意されている。それによって解禁されていく要素も十分な量である。
ゲームシステムから遊べるだけの時間も1人用ゲームの分量もやり込みの要素も\\3800と言う価格に対してかなりコストパフォーマンスが高い。
テーブルゲームが好き、パズルゲームが好き、に該当する人には間違いなくオススメできる。
BAD/REQUEST
グラフィックスと音楽について、悪いというわけではなく、それぞれのクオリティは高めではあるが、一般的にゲームをやる層にしてみると無難な感じに見えてしまうかも知れない。
長期的に見るとゲームシステムにおける運の要素が少なめであるので、実力の違う人とマッチメイクされたときにストレスに感じるかもしれない。また、3人以上の対戦ではトップの妨害をしないとゲームがすぐに決まってしまうケースもあるため、お気楽すぎるプレイをしている他プレイヤーを見るとイライラ感じてしまうかも知れない。これは、麻雀や他の多人数で遊ぶテーブルゲームに共通の宿命かも知れない。
COMMENT
最終的には対人戦にその面白さを見いだすゲームであると思うので、近くの知り合いやフレンドコードでつながっている友達と対戦できる環境を構築できるのなら買って損をしないと思う。直にオフラインで会える人で集まるのであればダウンロードプレイで遊べる。
とにかく、パズルゲームが好きという人はDSステーションの体験版から試して欲しい。良いバランスのゲームなので知名度や普及率が上がって欲しいと思いました。
Amazonレビュー
レビュー者: ごはん レビュー日: 2010-06-22とってもおもしろかった!!
やっぱりおもしろく頭を使うゲームはいいですね☆
オススメです♪
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GOOD!
○ルールは比較的単純明快だけど、かなりの奥深さがある。
ほんの少しの工夫で、同じ枚数でも得点をかなり増やせたり、
置く順番1つで数十点違うなど、これは凄いポテンシャルを持ってる…とわかる。
○2人対戦は読み合いが熱い
将棋や囲碁のように、1対1での戦いでは、自分が出す手や相手が出す手の読み合いが非常に熱いです。
相手の持っているアイテムや手札は見えないため、\"想定\"を含めざるを得ないのですが、それでも人との対戦時は、相手のターンの間もじっくり考えてしまうくらいです。
○イライラと快感
プレイヤー同士は同じフィールド上に札を置いていくため、直接の干渉が発生します。
当然相手の良い手は潰し、自分の手を伸ばすことを目指すのですが、邪魔をされたときのイライラと、それをかいくぐって大きな手を作れた時の快感はなかなかのものです。
○「お題」モードも秀逸
「お題」モードはいわゆる詰め碁・詰め将棋のようなモードで、札が配置済みのフィールドに限られた手札・アイテム・手数で目標点を目指します。
これがやってみると結構骨があります。
先にも書いたように、置く順番ひとつで数十点違ってきたりするし、
配置済みの札や手札を見ると、数列接合狙いに見えるけど、実は他の接合を利用してクリアする問題だったり、と数陣タイセンの\"ルール\"がいかによくできているかがわかります。
○大袈裟かもしれないけどスタンダードなボードゲームになれる
ちょっと言い過ぎかもしれないですが、多くの人に認知されれば、
テレビゲーム界での将棋囲碁的存在になれるくらいのポテンシャルがあります。
BAD/REQUEST
○地味。とにかく地味。
もう一にも二にもこれに尽きます。
タイトルが地味、見た目が地味、ルールも聞くだけだと地味な感じで面白さが伝わらない。
本当に勿体ないです。
○風水とか
あって無いようなストーリーや、風水要素は必要なかったかな。
それほど気になる点では無いですが。
○ちょっと快適性に欠く
いろいろなところでちょっとした演出があるのですが、
それらのほとんど全てがスキップできないため、ちょっと快適さが落ちています。
これもそれほど気になる点ではないですけどね。
COMMENT
びっくりしました。
発売直前まで、その存在すら意識してなかったのですが、ブログなどで紹介されているのを見て、おもしろそうだと思い、体験版を遊び、購入へ至りました。
\"ルールの単純さ\"と\"ゲームの奥深さ\"の両立をしっかり果たしているゲームになってます。
とにかく一人でも多くの人に認知され、遊んで貰いたいですね。
定価も3800円なので、ちょっと安めなので手を出しやすいですし…。
持ってる人に、最初の方の簡単なCPU戦を遊ばせてもらい、
お題モードの壱の巻を一通り遊び、中盤くらいのCPU戦を遊べば、
結構おもしろさがわかると思いますよ