ペーパーマリオ スーパーシール
中央値: 50 Amazon点数: 3.1
スコアーボード
標準偏差 12.92 難易度 1.67 mk2レビュー数 9ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
80pt
GOOD!
○シール集め
ステージ毎に、シールが固定配置されているので
一回戦闘で消費→ステージ上のシール回収で補充
が容易ですので、「シールが尽きる」という心配はないです。
キラシール(普通のシールより攻撃性能が高い)はボス用に取っておきたいから
雑魚戦は、基本のシール(ジャンプ、ハンマー)
2?5体と纏めて出る敵は、ファイヤーフラワーや特殊なシールで対応等
シールの取捨選択が楽しいです。
ボス戦で大量消費→次エリアでまた集め直し
という流れもテンポ良く感じました。
ボス戦の場合、キラシールでも大してダメージが通りませんが
特定の「モノシール」を使うと、一気に楽になります。
○BGM
3面のボスBGMが戦闘演出と共にお気に入りです。
○アクション
今作は「紙」である事を、相当意識しているようで、
紙に対するありとあらゆるアクションが盛り込まれていて、
見ているだけでも面白いです。
例)紙を切る、紙を折る、紙がしわくちゃになる、紙を濡らす
紙が燃えてカスになる
BAD/REQUEST
○使用するシールが固定化してしまう
一番良くないと感じたのがこれですかね。
今作では、「シール」のみで戦闘が完結していて
それ自体は面白いのですが
シールを消費する事に対する「コスト」が無いので(性能が良いのは、スペースを多く取るのみ)
どうしても、「全体攻撃できる、攻撃回数が多い、相手の防御性能を下げる追加効果を持つ」等
特定のシールばかりの構成になりがちです。
○後半のエリアがアッサリしている
具体的には、4?5面ですが
・登場するシールが、キラシールばかりで目新しさが無い。
・似たような仕掛けのステージを複数用意
プレイすると分かりますが、この辺りのエリアは何度も通いたくなるような楽しさがあまりないです。
4面は、ある特定の雑魚敵が大量にコインを落とすので仕方なく往復する感じです。
特に5面は、終盤というだけあって
レアシールの上位互換(最強クラスのシール)がポンポン配置されていますが
ただそれだけであって、「特定のシール回収の為に、仕方なく何度も往復する」感じです。
○不親切
これは純粋に、説明不足な部分があると感じました。
インターフェイスが簡潔なのは良いのですが、戦闘中のアクションシーンで
「どのタイミングでボタンを押せば良いのか表示が無い」
のは初心者は困惑するのではないかと思いました。
シリーズ経験者は、大体経験と勘でタイミングが分かりますが
今作が初めて、という人の為の配慮が欠けているように感じました。
COMMENT
全シール集める所までプレイして、25時間程度。
一応このゲームのやり込み要素が「全シール集め」ですので、全クリと言う事で
レビューを書かせていただきました。
私は、前作のWii版以外のペーパーシリーズはプレイ済みで
初代は特に遊びました。
あの頃は、小学生でゲーム歴も浅く、操作も満足にできなかったですが
「ヌルゲー」と言われるマリオストーリーも、攻略情報無くても十分な難易度でとても楽しめました。
私がプレイした感じでは、謎解きは楽しめましたし、アクション部分(ギミック含めて)も
よく出来ていました。
ただ、今の小学生が今作をプレイすると大変かな、と感じました。
雑魚戦はともかく、ボス戦はゴリ押しするにもコインが掛かり
攻略情報ないと詰むのではないかと思います。(特に2面ボス)
私の場合、2面ボス時点では、スロット(揃えると1ターンに使用出来るシール枚数増加)の目押しが下手で
3つ揃えるのが出来かった上に、GOODで記述した「特定のモノシールを使用すると楽になる」事も知らなかったので
戦闘中だけで、1000コイン以上消費してしまい、ルーシーに咎められました。
全クリ後に、攻略サイトで攻略法を確認すると「そんなに楽になるのか」と感心しました。
一般世間の評判は芳しくない今作ですが、
今作が初めての「ゲーム初心者」でも、
シール集めて、ガンガン消費するだけでも楽しめると思いますし
ボス戦も「モノシール」による救済措置がありますので
お勧めできます。
ある程度のゲーム経験がある方も、
「ボス戦はモノシール無しで倒す」だけでも、
かなり苦戦すると思います。(しつこいですが、特に2面ボスとか)
スロットの目押しが容易に出来るようになったら
ヌルく感じるようになるかもしれません。
最後に点数に対する理由を書いておきます。
オリジナリティ 5点
シリーズ特有の「機能を拡張していって、システムの複雑化による煩雑さ」を嫌って
あえて、ステータス表示をHPオンリーにして「シールバトル」というシンプルな戦闘システムに変更した点。
当然賛否両論ですが、私はこういう変化大好きです。
戦闘システムは変化しても、アクションの面白さは従来通り。
次回作にも期待しています。
グラフィックス 4点
綺麗になった、というよりは
表現が豊かになった、という感じです。
よりリアルな紙の世界を表現出来ています。
音楽 5点
全体的に、世界観に合った良BGMが多いと思います。
個人的には、3面ボスのBGMが好きです。
熱中度 4点
途中時間が掛かるステージもありましたが、
シールを集めて、ガンガン消費するのが爽快で
最後まで楽しめました。
満足度 3点
やはり、終盤のアッサリ感が惜しいと感じました。
私の場合、4面の最初の方でスロット目押しが出来るようになり
「さぁ、これからだ」と感じた所で、明らかにゲームが失速していく感じが
残念でした。
快適さ 4点
操作性も良いし、処理オチもほとんど無く
快適さは問題ないと思います。
ただ、ステージからエリアに出る時は、必ずオートセーブされてしまうのが
プレイする人にとっては、鬱陶しいかもしれません。
難易度 2点
特に難しくは感じませんでしたが、
ゲーム初心者だと、ところどころ詰まるかもしれません。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2016-03-10さらにキャラクターの無個性化。ペーパーマリオシリーズは他のマリオシリーズと比べてキャラに個性があり、新鮮味がありました。それがペーパーマリオシリーズの魅力の一つだったのに、見事に消えてます。
賛否両論ですが、マリオストーリーからの3作品が大好きだった人は二度とこのシリーズを買わないと思います。それほど今までの魅力を削ぎ落とした駄作です。
アクセスランキング
-
モンスターハンター4G
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(通信マルチプレイ 2~4人) ■ セーブデータ数:3 ■ ダウンロード版:5,990円
■価格:6264
■発売日:2014-10-11
-
モンスターハンター3(トライ)G
ハンティングアクション、プレイ人数:1人~4人
■価格:5800
■発売日:2011-12-10
-
モンスターハンター4
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1〜4人 ■ セーブデータ数:3
■価格:5990
■発売日:2013-09-14
-
ファイアーエムブレム 覚醒
ロールプレイングシミュレーション
■価格:4800
■発売日:2012-04-19
-
マリオカート7
アクションレースゲーム、プレイ人数:1人?8人、ダウンロードプレイ対応、すれちがい通信対応、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2011-12-01
-
BRAVELY DEFAULT -FLYING FAIRY-
RPG
■価格:6090
■発売日:2012-10-11
-
とびだせ どうぶつの森
コミュニケーション とびだせ どうぶつの森 amiibo+ ※すでに『とびだせ どうぶつの森』をお持ちの方は無料でアップデートできます。
■価格:4800
■発売日:2012-11-08
-
ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D
アクションアドベンチャー
■価格:4800
■発売日:2011-06-16
-
真・女神転生IV
RPG
■価格:6980
■発売日:2013-05-23
-
ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国
■ ジャンル:ロールプレイングシミュレーション ■ プレイ人数:1人 ■ セーブデータ数:3 ファイアーエムブレムif SPECIAL EDITION版:9990円
■価格:5076
■発売日:2015-06-25
GOOD!
・ペーパーマリオシリーズといえば、まるで飛び出す絵本のような(というより飛び出る絵本そのままの?)グラフィックが特徴ですが、これは3DSの立体視ととてもよくマッチしていました。
まさに飛び出す絵本をそのまま手に取っている様な感覚が味わえましたし、NPCや仕掛け等との距離感の違いも分かりやすかったです。
・シリーズ恒例の、メタでシュールでブラックなギャグは今作でもふんだんに盛り込まれています。
特に、謎解きにおいてもバトルにおいても使うことになるモノシールはまさに今回のメタ要素の代表的存在といった感じで、これを使ったときの演出や敵キャラの反応は見ていてとても面白いです。
種類が割と豊富に用意されている(全64種類。一部、性能が被っているものもありますが)のも良かったですね。
・BGMは耳に残る、いい曲が多かったです。
特に3面のボス戦曲はとても気に入りました(ボス自体が面白かったというのもありますが)。
BAD/REQUEST
・ストーリーが短い。おまけに中身がない。
基本的に 各ステージに行く→ひたすら進みつつ少し謎を解く→ボスと戦いロイヤルシールを回収する のシンプルな流れで、3面と6面の一部を除いてこれまでの様なシリアスであったり感動的なストーリーは皆無といっていいでしょう。
ストーリーはペーパーマリオシリーズにおいて個人的に一番期待していた部分だっただけに、この点に関しては非常に残念でした。
・戦闘の形式はマリオストーリー、ペーパーマリオRPGで好評だったターン制に戻っていますが、アクションコマンドはタイミングよくAボタンを押すだけ、敵を倒しても経験地はなしと、これまでのシリーズに比べてかなり単調になっています。この単調さを考慮して、熱中度は1点とさせて頂きました。
正直なところ、やりこみ要素以外でザコ敵と戦闘をしても意味はなく、むしろ後半になると画面がいちいち切り替わるのがうっとおしく感じられたので、必然的に戦闘は避けがちになります。
これだったらスーパーペーパーマリオのシームレスな形式の方が良かったんじゃないかなー…(それはそれでまた別の方向に単調になりそうではありますが)
・前述のストーリーの薄さと関連して、キャラクターが少ない。
話に絡んでくるような、いわゆるメインキャラクターはマリオとパートナーのルーシー、ハナちゃん、敵方ではカメックとクッパJr程度。
クッパやピーチ姫はオープニングで登場した後はラストまで全く出番はありませんし、ルイージにいたっては登場こそしているものの、一言も言葉を発しません。
・謎解きのヒントが少ない。
割とサクサク進むゲームではありますが、謎解きに詰まった時の救済処置はほとんど無いといっていいでしょう。
パートナーのルーシーは、抽象的でほとんど役に立たないことしか言いませんし。
COMMENT
ペーパーマリオシリーズは全て経験済み。若干不評気味だったスーパーペーパーマリオもとても楽しめたタイプの者ですが、今作は正直とても残念な出来でした。期待しすぎたというのもあるかもしれませんが…。
私のように、これまでのシリーズのにあった「中身のあるストーリー」、「楽しい戦闘」、「豊富なやりこみ要素」を求めている方にはとても薦められるものではありません。
逆に、ペーパーマリオシリーズに触れたことがない、という方であれば、戦闘以外はそこそこ楽しめるかもしれません。
もし興味をもっていただけたら、ファンの一人としては是非過去の作品にも手をつけてほしいですね。