PROJECT X ZONE
中央値: 58 Amazon点数: 3.0
スコアーボード
標準偏差 14 難易度 1.92 mk2レビュー数 12ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
75pt
GOOD!
■原作の再現度ががとにかく凄いし、細かい。
とにかく製作サイドの愛を感じます。
単にネームバリューのためにキャラクターを集めただけじゃなく、
原作ゲームをやりこんだ人にしか分からないような細かいところの再現極まりないです。
ある意味このゲームの全てであり、これだけのために本作をを買う価値が十分あります。
セリフや攻撃モーション等は元ネタを知っている人はニヤリとすること必須でしょう。
この手の作品は、ストーリー等の影響でキャラ設定が破綻しがちですが、
そのあたりがかなり大事にされていて好感触。
■とにかくネタが多い
上記とかぶりますが、あらゆる箇所で登場作品の原作ネタは勿論、各社のレトロゲームや
声優ネタ、ネットスラングまで物凄い密度のネタが仕込まれてます。
特に、作品を超えた戦闘前後の掛け合いは必見。
■戦闘モーションがカッコイイ。
ちゃんと原作ゆかりの動きをした上で、ドット絵がぐりぐり動くのは楽しいです。
必殺技エフェクトも、テンポを大事にしている感じでリズム感があり爽快。
■防戦時のテンポの改善
実質の前作に当たる ナムコクロスカプコン最大の問題点、ザコ敵の攻撃モーションのオミット
により、ゲームのテンポは格段に向上していて助かりました。
そのおかげでラストまでいけたようなものです。
BAD/REQUEST
■ゲームとしては正直なところ自由度が低い
全キャラを均等に活躍させたいという意図は読めるので、
ある種この手のゲームの宿命だと思いますが、
全ステージ強制出撃である上に、キャラ性能差はあれど各ユニット特別尖った役割という感じもせず、スパロボのように特定キャラのみ改造などで強化ということも出来ない。
インターミッション中出来るのは、ユニットの組み合わせを変えることと
ステータスや、多少有利な効果のあるアクセサリーをつけれるだけと、
シミュレーションゲームとしての楽しみ方は期待は出来ません。
■情報が分かりにくい
今操作しているユニットや今から狙う敵が、どういうスキルを発動しているのかが
いちいちステータスを見ないと確認できないのはちょっと不便。
せっかく2画面使ってるんだから、この辺りの表示はできなかったのかな?
(私が見落としているのかな?)
■後半はやっぱりダレる
ナムコクロスカプコンから大幅に改善がされましたが、
やはり中盤、キャラクターが全部揃うと一気に作業感が増します。
戦術という戦術は、HPのあるキャラでボスの必殺技をワザと受け、複数攻撃を受けないようにしたりして、HP管理をしつつ必殺技を効率良く当てて行く事が殆どのステージの流れとなりますし、
ザコ敵の数も無駄に多い上、ボスクラスも終盤以外は倒しても「撤退」ばかりで、
物語の区切りが感じられません。
■ストーリーはおまけ
この手のゲームでは元から期待はしていないので問題は無いといえばそうなのですが、
物語後半までは
「道に迷った一行が他の迷子の人を見つけては、集団で行き当たりばったりアワアワしてるだけ」
な感じで、作品を超えたキャラ同士の交流もどこか希薄なイメージが・・・
終盤いつの間にか使命感を持ってて、いつの間にか仲間意識が芽生えてましたが。
■主人公が(他と比べて)地味
主人公2人は、キャラ自体は良いし、
「忍者探偵」・「チアガールお嬢様」と言う設定は間違いなく個性的なはずなんだけど、
ちょっと常識人過ぎたんでしょうか。
そもそも参戦作品のキャラのアクが既に強い上、
前作・前々作の 森羅組・ムゲフロ組の
個性がブッ飛んでるので、どうしても地味に感じてしまいました。
使用する武器も特殊だけど、攻撃手段が複数すぎて、逆にやや雑多になってしまってたかな?
特に小五郎が何をやっているかわかりにくかったです。
(初回特典の設定資料を見て、はじめて何をしているかが分かった)
必殺技も、前作主人公たちが
「五行にしたがって所持する武器全部で攻撃」「全開射撃&全力切り」
と単純明快且つシンボル的な必殺技に対し、
投げ技で〆るのはなんとなく地味な印象だったのは否めません。
それだけに主役級のキャラに囲まれながら、尚異彩を放つ森羅組のカリスマは凄い。
COMMENT
良くも悪くもキャラゲーです。
ただ、オールスターゲームとしては最高峰の出来だと思います。
シミュレーションRPGとしての面白さは正直なところ薄いですが、
私はそれを補って余りある掛け合いのパロディや、驚異的な原作再現、各所に仕込まれたネタ要素等でかなり楽しめました。
変な言い回しかと思いますが、「特別面白くないのに楽しすぎる作品」だと思います。
「登場作品を殆ど知らない」「ゲームをあまりやったことがない」「ネタが分からない」
人からすれば戦闘シーンのスタイリッシュさ以外は、あまり評価されなくても仕方がない作品だと思います。
逆に ナムコクロスカプコン が「良いゲームだった」という思い出がある人や、
昔からゲーマーで、登場作品の思い出がある人には、間違いなくオススメできます。
Amazonレビュー
レビュー者: 安武優 レビュー日: 2015-12-10ナムコクロスカプコンの基本システムを踏襲しつつ、無限のフロンティアで培ったバトルシステムを導入させる事でまさに正当進化、後継作品だな、と感じました。しかしそれは良い所もあれば悪い所もです。
良い所
まさにお祭り!毎話毎話新キャラ登場で新鮮感は非常にあります。コンビとソロをどう組み替えるかなどいろいろ試したくなります。
バトルシステムもクロスアタックやクリティカルタイミングを狙う手頃な緊迫感などなかなか絶妙だと思います。
掛け合いも、これだけの数のキャラをよく纏めている方だと思います。しかし、ツッコミ、ボケ共に今回の主人公は完全にいらないですね。レイジ&シャオムゥが担ってる感じがします。反面、この二人は流石に脚本的にも成熟した絶妙な絡みが出来ていますね。
話としては重要な所では台詞がフルボイスになるのはやはりテンションが上がります。これはナムコクロスカプコンではキャラ加入時と最終話だけだったのが味気なく感じていたのでとても嬉しかったです。
悪い所
相変わらず1話1話が長い!長すぎる!物語前半で飽きがきた…。ナムコクロスカプコンの時は学生だったからそれほど苦にはならなかったが、社会人にはキツイかなぁ…。マップも広く、キャラ同士が離れすぎると合流は難しい(めんどくさい)のも難点か。しかしナムコクロスカプコンの時は敵の攻撃でも毎回演出があったんで、それがカットされただけでも大きいですね。
コンビユニットとソロユニットで分けたせいで個性が薄れた。個人的には、性能差は大きかったもののナムコクロスカプコンのようなキャラ毎にソロやコンビに分かれてる感じの方が個性が光っていて良いかなーと思いました。無理矢理コンビ組ましてる感が強いキャラもいました。
掛け合いが少ない。汎用セリフの組み合わせか…と簡単にわかるぐらい戦闘前、戦闘後の掛け合いがしょぼい。これも自由な組み合わせに縛られた結果か…。アキラとバンのような、過去に別作品でコラボがあった者同士の掛け合いなど秀逸なのは秀逸なんですが。それだけに惜しい。
大きな目で見るととても面白い。
細かい目で見ると、単調で飽きやすい。
2が発売してからやりはじめた身なんでどうしてもそちらと比べてしまうんですが、どうも時代的に新しい目のキャラが多くて、古いキャラはナムコクロスカプコンからの続投という感じでちょっとチョイスに不満有りですかね。「え!?このキャラが!?」というのが無いんですね。看板キャラばかり、主人公とヒロイン等の無難なコンビばかりすぎてごった煮感が薄いよような…不満や愚痴ばかりですね。すいません。
アクセスランキング
-
ファイアーエムブレム 覚醒
ロールプレイングシミュレーション
■価格:4800
■発売日:2012-04-19
-
モンスターハンター4
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1〜4人 ■ セーブデータ数:3
■価格:5990
■発売日:2013-09-14
-
モンスターハンター3(トライ)G
ハンティングアクション、プレイ人数:1人~4人
■価格:5800
■発売日:2011-12-10
-
真・女神転生IV
RPG
■価格:6980
■発売日:2013-05-23
-
モンスターハンター4G
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(通信マルチプレイ 2~4人) ■ セーブデータ数:3 ■ ダウンロード版:5,990円
■価格:6264
■発売日:2014-10-11
-
BRAVELY DEFAULT -FLYING FAIRY-
RPG
■価格:6090
■発売日:2012-10-11
-
とびだせ どうぶつの森
コミュニケーション とびだせ どうぶつの森 amiibo+ ※すでに『とびだせ どうぶつの森』をお持ちの方は無料でアップデートできます。
■価格:4800
■発売日:2012-11-08
-
マリオカート7
アクションレースゲーム、プレイ人数:1人?8人、ダウンロードプレイ対応、すれちがい通信対応、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2011-12-01
-
新・光神話 パルテナの鏡
アクションシューティング
■価格:5800
■発売日:2012-03-22
-
BIOHAZARD REVELATIONS
サバイバルホラー
■価格:5990
■発売日:2012-01-26
GOOD!
前作未プレイ。3DSLLでの感想です。プレイ時間約60時間。
何より名作のキャラクターが勢ぞろいして掛け合いをするのが楽しい。
知っている作品、キャラがいれば、思わずニヤっとする会話が多い。
作品ネタ、キャラネタだけでなく、声優ネタまである。
・グラフィックス
マップが若干見づらい、わかりづらいこと以外は気になる点なし。
通常技のチップキャラの動きとか、必殺技のアニメカットインとか、
演出面は凝っていると思う。好きな作品、キャラなら盛り上がること間違いなし。
・音楽
もとの作品の音楽が使われているので、特別気になるところはなかった。
好きな作品のものに関しては、戦闘中や必殺技時に流れて盛り上がる。
PXZオリジナルのものも中々良いものが多い。
システム設定で敵のボイスや、ターンエンドの声などが設定できる。
戦闘前の会話パターンのボリュームが豊富。
ソロユニットとの組み合わせがかなりあるので、それを考えるのが楽しい。
シンプルでわかりやすい操作で爽快なコンボを繰り出せる。
戦闘開始時の掛け合いがトレーニングでも行われるので、
いくつもあるパターンを運次第ではあるが、比較的簡単に見ることができる。
登場作品、キャラクター、敵の種類が多い。
データベースで設定を読むだけでも面白い。
BAD/REQUEST
・快適さ
GOODで少し触れたが、宝箱やユニットの位置、行動順などが見づらい。
盛り上がりや演出にならない敵の増援、敵の数。
戦闘は、ソロユニットの組み合わせ、技を出す順番などなど、
選択の幅は広いが、基本やることは同じなので、
大量の敵にずっと同じことの繰り返しで作業感が強い。
一回の戦闘のテンポが良くても、ひとつの話にかかる時間が長くなる。
私は後半の話は全て2時間以上かかった。最終話は4時間弱。
細かい点だと、
ユニットにカーソルを合わせるだけだと知りたい情報が見れない。
複数技を使うとき、選択可能な敵を最後に選択したら強制的に発動する。
マップ見づらいと重複するが、混戦するとどの敵を選択しているかわかりづらい。
なんだかんだでキャラゲー、お祭りゲーなので、
好きな作品、キャラがいないと進めるのは辛いと思う。
クリア後の達成感は少ない。
COMMENT
何度も書くが、他社の作品や同社の異なる作品のストーリーが絡んで、
それぞれのキャラ同士がギャグ多めで掛け合うのを楽しむゲーム。
戦闘も決してつまらなくはないし、充分完成されているとは思うが、
戦闘部分はおまけと考えていいかもしれない。
知っている作品やキャラが多ければ多いほどおすすめできる。
わかりきったうえで購入すれば満足感は高いと思う。
やり込み要素はないに等しい。
すごく面白かったし、値段分は楽しめたけど、二周目をやる気力は正直ない。
プレイしたくなる作品ができたので、コンセプトとしては完成されていると思う。