PROJECT X ZONE
中央値: 58 Amazon点数: 3.0
スコアーボード
標準偏差 14 難易度 1.92 mk2レビュー数 12ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 3pt | 2pt |
45pt
GOOD!
○オリジナリティ
各ゲーム会社の有名キャラが勢ぞろい!というのはやはり最大の魅力でした。
大勢の人気キャラが入り乱れて戦闘するというのは圧巻です。
スパロボのようなSRPGと思いきや、行動順がすばやさによって決まっていたり必殺技やスキルをくり出すためのXP(クロスポイント)が仲間全員で共有されていてこのXPをどうやりくりするかがゲーム性のポイントになるなど、スパロボとはかなり違っています。
○グラフィック
2Dドット絵が好きな方は歓喜するレベルだと思います、グリグリ動きます。
○音楽
それぞれの作品の象徴的な音楽が使われているのでファンはやはり嬉しいでしょう。
BAD/REQUEST
○オリジナリティ
「スパロボみたいなSRPG」だと思って買ってしまった人は相当後悔することになると思います。実際私がそうでした;
このゲームはスパロボ元製作者が作ってはいますが、スパロボとはまったく違うタイプのSRPGです。「お気に入りのユニットをひいきして育てる」「お気に入りのユニットを大活躍させる」「ヒーロー総結集で世界を救う」などの要素が薄いというか無いです。
箇条書きすると・・・
・行動順でユニットを動かすのでお気に入りキャラだけで無双させられない
・スパロボで言う改造が無いのでレベル上げ以外の成長要素が無い
・装備で強化できるが恩恵がうすいしあまり差が出ない
・全ステージ全キャラ強制出撃なのでユニット数が多く1ターンが面倒
・技や必殺技が強化されることが無く、スパロボなどで定番の「中盤くらいでお気に入りキャラがパワーアップする」などの要素が無い
と、これだけでスパロボとは大分違うと思うのですが、さらにストーリーが・・・
・異世界を転移転移で迷子のように渡り歩かされるだけのヒーローたち
・なんのいざこざも無く出会ったら即理解しあい仲間になる個性派なヒーローたち
・クロスオーバー的な会話はネタやギャグばかりで、ストーリーにはまったく関係ない
・そもそもストーリーが本当に無い
・戦闘戦闘の連続でお話的に息を抜くシーンが無い、ヒーロー同士の掛け合いが無い
・行き当たりばったりで出会ったキャラ同士がただいっしょにいるだけ
と、個人的に良いところがまったく見つけられなかったです。
○グラフィック、戦闘
メインキャラ+サポートキャラ+ソロユニットで総攻撃ができるのですが、もう何をやってるのかわかりません。見て楽しんだりクリティカルを狙って目押しするなど無理です(上級者の方はできるかもしれませんが)
しかもこのクロスアタックが何度でも使えるものだから基本的にこればかりになります。
もんのすごく飽きます。
○音楽
メインキャラと組ませるソロユニットにも当然テーマ曲があるのですが、組ませてしまうとメインキャラの音楽ではなっくソロユニットの音楽がかかります。
メインを強化するために別に好きでもないソロキャラを組ませたのにそのキャラの音楽がかかるのがジャマでした。
COMMENT
ここ最近では買ったことを後悔した数少ないゲームのひとつになりました。
前作のナムコクロスカプコン(PS2)が面白かったので期待しすぎていたというのもあると思いますが、それにしても良い部分がほとんど見つけられませんでした。
バイオハザードのクリスとジルが使えるのを楽しみにしていたのですが、そのキャラが仲間になるまですら我慢できないほどでした。
「好きなキャラが出ていればそれだけで最高」「2DドットならそれだけでOK]「目押しで敵を拾ってクリティカルを出すの楽しい」「ストーリーは無い方がいい」という人には向いていると思いますが、私には耐えられませんでした。
感想として「見た目がスパロボみたいだからって同じものだと期待して買ったらダメ!」でした。次からはもっと下調べをしてからゲームは購入しようと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: 安武優 レビュー日: 2015-12-10ナムコクロスカプコンの基本システムを踏襲しつつ、無限のフロンティアで培ったバトルシステムを導入させる事でまさに正当進化、後継作品だな、と感じました。しかしそれは良い所もあれば悪い所もです。
良い所
まさにお祭り!毎話毎話新キャラ登場で新鮮感は非常にあります。コンビとソロをどう組み替えるかなどいろいろ試したくなります。
バトルシステムもクロスアタックやクリティカルタイミングを狙う手頃な緊迫感などなかなか絶妙だと思います。
掛け合いも、これだけの数のキャラをよく纏めている方だと思います。しかし、ツッコミ、ボケ共に今回の主人公は完全にいらないですね。レイジ&シャオムゥが担ってる感じがします。反面、この二人は流石に脚本的にも成熟した絶妙な絡みが出来ていますね。
話としては重要な所では台詞がフルボイスになるのはやはりテンションが上がります。これはナムコクロスカプコンではキャラ加入時と最終話だけだったのが味気なく感じていたのでとても嬉しかったです。
悪い所
相変わらず1話1話が長い!長すぎる!物語前半で飽きがきた…。ナムコクロスカプコンの時は学生だったからそれほど苦にはならなかったが、社会人にはキツイかなぁ…。マップも広く、キャラ同士が離れすぎると合流は難しい(めんどくさい)のも難点か。しかしナムコクロスカプコンの時は敵の攻撃でも毎回演出があったんで、それがカットされただけでも大きいですね。
コンビユニットとソロユニットで分けたせいで個性が薄れた。個人的には、性能差は大きかったもののナムコクロスカプコンのようなキャラ毎にソロやコンビに分かれてる感じの方が個性が光っていて良いかなーと思いました。無理矢理コンビ組ましてる感が強いキャラもいました。
掛け合いが少ない。汎用セリフの組み合わせか…と簡単にわかるぐらい戦闘前、戦闘後の掛け合いがしょぼい。これも自由な組み合わせに縛られた結果か…。アキラとバンのような、過去に別作品でコラボがあった者同士の掛け合いなど秀逸なのは秀逸なんですが。それだけに惜しい。
大きな目で見るととても面白い。
細かい目で見ると、単調で飽きやすい。
2が発売してからやりはじめた身なんでどうしてもそちらと比べてしまうんですが、どうも時代的に新しい目のキャラが多くて、古いキャラはナムコクロスカプコンからの続投という感じでちょっとチョイスに不満有りですかね。「え!?このキャラが!?」というのが無いんですね。看板キャラばかり、主人公とヒロイン等の無難なコンビばかりすぎてごった煮感が薄いよような…不満や愚痴ばかりですね。すいません。
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GOOD!
RPGとして
・ドラクエやFFの1作目が出る何年も前から存在する「ボードにコマをおいて進行するタイプ」
の伝統的なスタイルのRPGである
・ナムカプをやったことがあればスパロボを期待することなどまずないので
誤購入を防げる
やり込み要素
・2週目からはハードモードでBGMのエディットもできる
・ドロップアイテムが変わる
・消耗品持越し
改善点など
・宝箱や障害物を移動のついでに処理できるようになった
・3次元を得たRPGがお祭りを開いたらバーチャファイターが来た
BAD/REQUEST
RPGとして
・大型書店などが生活圏にないと「みんなで作る物語」みたいな大人の遊びは
2次元ソロプレイ主流だった家庭用ゲーム機では無理がある
・出版系で大量展開されているスタイルにしてはボスタイプ乱立でグダる
・ブレイブサーガのモビィディックやアルシャードの虚無の翼号などの
移動手段がないためにシーンの変わり目がひどい
・探偵が実は真実知ってる
やり込み要素
・結局使わないアレの上位ドロップなど想像がつかない
・2行も隠れてた要素がBGM
改悪点など
・「今回はテンポよくいくぞ」という大嘘
・探偵とお嬢様もPCであるはずなのにパッケージにいない
・フルで3人の作品まであるのに必殺が全部同じカット
COMMENT
タイムパラドックスとか文明を破壊するようなものを
平気で持ち帰れるし記憶や経験もそのままというのは
斬新ではあるがそれぞれの世界観に悪影響をもたらすと思う。
というのは余談として、このお祭りに呼ばれたのがクラウドではなく
アキラだったのはバーチャファイター初期のちゃんとしたポリゴンを知るものとしての
感動と納得があったし、ナムカプのときは可愛くて使ってたトロンちゃんが
時を経てセクシー感を出すのもターゲットとして適してたという感動もあった。
逆にTRPGを知った今では細部までこだわった要素に偏りを感じるようにもなったし
「3社+任天堂」の出版関係弱そうだなという納得感も得てしまった。
これを書いてる時点で次回作が存在するのでハードモードクリア後に
期待を持って購入する予定である。
テーブルトークの客を取り込めるレベルになってるといいな。