Nintendo 3DS mk2 - Title Site

Yes！プリキュア5

発売元: バンダイナムコ（オフィシャルサイト）発売日: 2007-11-29 価格: 5040（税込）レーティング: 【Ａ】全年齢 (CERO について))

タイトル概要

中央値: 34 Amazon点数: 3.1

スコアーボード

標準偏差 0 難易度 4.00 mk2レビュー数 1

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100%

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90-100

ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)

380人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	2pt	2pt	1pt	0pt	4pt

総合点
34pt

GOOD!

・キャラクターボイスが多め。また、原作を振り返る形式ですが、一応オリジナルストーリーもあります。

・シュミレーション＋パズルという形式で、新鮮です。相手をゴールに押し込むシステムは慣れてくるとやみつきになります。ただし前半だけ。

BAD/REQUEST

・爆弾要素の数々。製作者は何をどう勘違いしたのか、大人向けでも子供向けでもないものになってしまっています。

1.リアルタイム要素
　何故かシュミレーションなのにリアルタイム要素があります。クリアタイムでスコアが変動したり、一定時間経過で敵が特殊攻撃を仕掛けてきたりしますが、非常に不愉快です。地形や敵と味方の位置を把握しながら一手一手進めていくのがシュミレーションの常道のはずですが、これのせいで常に急ぎながらプレイしなければなりません。普通に考えれば消費ターンで判定するシステムが妥当であることぐらい分かるはずです。

2.キャラクターの個性の無さ
　主題歌でも歌っているように、五人の個性はそれぞれのはずなのに、できることは全て一緒。性能に差が無いといってしまえばそれまででしょうが、味気ないです。移動距離も同じ、通常攻撃も常に飛び蹴りのみな上、必殺技までもが効果が同じ、本来防御の技ですら攻撃になってしまっています。

3.要素の少なさ
　毎回同一のサインコマンドをなぞって変身し、毎回同一のタッチアクションで攻防を繰り返しながら、フェンスを移動させ、ただひたすら相手をゴールに押し込むだけ。恐ろしく単調です。後述の難易度もあいまって非常にイライラしてきます。本来子供向けなのだから仕方ないところですが、地形を変動させるギミックなどがほしいところでした。せめてタッチアクションを毎回変化させるぐらいのことはしてほしかったです。

4．難易度
　本作の一番の問題点です。到底子供向けとは思えないほど難しいです。前半はまだいいのですが、後半になると、地形が複雑になる、敵の攻撃力が上がる、タッチアクションが非常に速く複雑になるなるなど、大人でもかなり難しいです。ハイスコアを狙うとなると少しミスしただけで最初からやり直さなければなりません。さらにクリアしてからのステージは最早鬼です。自分はここで力尽きました。ただでさえ単調な上にこうも難しいともうやってられません。まあ、子供に（強引に）クリアさせれば忍耐力はつくかもしれませんが。ある意味教育的ゲームです。

・操作性の悪さ。一度移動先を決めるとやり直せません。また、なぜか直線移動しかできません。さらに移動ラインが読みにくく、うっかり敵のそばを通ろうとしてさえぎられた時はムカッときます。

・ストーリーの薄さ。一応オリジナル展開はあるものの短いです。また、原作回顧バトルにはストーリーは無いも同然です。あまり期待してはいけません。その上、なぜかパッケージとカートリッジのラベルに堂々と出ているのに登場しないキャラクターまでいる始末です。クリアしてからは裏面が登場しますが、ただ本編でやった内容が難しくなっただけの単なる焼き直し。こんなものを入れるくらいならもっと本編を長くするべきではないかと思います。

・クリアに対する対価が無いも同然。どうせならおまけで書き下ろしのイラストやボイスを入れるなどすればもう少しモチベーションを維持できたと思います。