降魔霊符伝 イヅナ弐
中央値: 60 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 9.49 難易度 1.91 mk2レビュー数 11ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
70pt
GOOD!
・使用キャラクターが多い
ゲーム序盤で10人もの大人数になるので
絵師が嫌いでなければ一人くらいはお気に入りのキャラがいると思います。
それでいて無理に多くのキャラを育てる必要が無く、
気に入ったキャラのみに使用を絞っての攻略ができるのも良いです。
・前作よりもやり込み要素が増えた
1.ゲームクリア後に追加ダンジョンが複数ある
2.“絵巻”という他RPGでいうところのモンスター図鑑の穴埋めが膨大
(*これは悪い所でも後述します)
他にもローグライクというジャンルでは定番の装備の強化などもあるので
やり応えはかなりものとなります。
・キャラクターが魅力的
極端にいってしまえばギャルゲーのラインナップです。
男キャラも他作品のパロディネタを言ったり自作自演したりと多種多様ですが、
基本的には女の子達が前に出てくる作品です。
そういったものに嫌悪感を抱く人もたくさんいるでしょうが、
このゲームが気になるor購入したという人にとっては間違いなく良い点になるでしょう。
ちなみに使用キャラは最終的に全体の約1/3が女キャラになります。
BAD/REQUEST
・一枚絵が少ない
イベント等でギャルゲーのように一枚絵が表示されるのですが、
その枚数が全編通して2桁もありません。
本当のギャルゲーのようなクオリティを期待している人にはマイナスでしょう。
・立ち絵のレパートリーが少ない
シリアス用の立ち絵が足りないキャラがいるので
道中シリアスな場面でギャグ用の立ち絵が表示されることが多々あります。
・ストーリーがお世辞にも良いとは言えない
ローグライクというジャンルにおいてストーリーはおまけ以外の何物でもありません。
ですがキャラクター要素の強い本作の場合はそれが浮き彫りになってしまいます。
話の本筋は悪くはないのですが・・・ライターさんの力不足が目に見えます。
とはいえ本作は天地がひっくりかえってもローグライクなので、
そこまでしっかりしたストーリーが必要かどうかと言われると疑問に思いますが。
・村の各施設が充実していない
Aという村では鍛冶屋、武具屋、倉庫があるのに何故か道具屋が無かったり
Bという村では倉庫、御札屋、道具屋はあるのに鍛冶屋、武具屋がなかったり
Cという村ではそもそも倉庫しかなかったり等々、
アイテム整理やダンジョン攻略の下準備をするのに
いちいち複数の村を行ったり来たりするのが面倒です。
・一部キャラクターのモーションが遅くゲームのテンポが悪くなる
敵の攻撃を回避した時等に1?1.5秒ほどの長いモーションがあるキャラがいます。
そういったキャラは極々一部だけなので使用しなければ問題は無いのですが、
人気のあるキャラだけにそうはいかないでしょう。
私はプレイしていたら慣れましたが、人によっては最後まで気になるかと思います。
・一部アイテムによってゲームバランスが崩壊する
外壁の無いダンジョンでは空中を移動できる靴、
どんな敵でも(ラスボスでも)強制で数ターン麻痺させる杖。
良く言えば初心者に親切。悪く言えばゆとり仕様。
特にアイテム持ち込み禁止&Lv1スタートの隠しダンジョン攻略時は
上記の靴を入手するとせっかくの緊張感が台無しになります。
気になる方はゲームプレイ時にマイルールを作るなりの工夫が必要となります。
・上記の絵巻のコンプリートがやり込みゲーマーでも無理な領域
絵巻にキャラ一人登録するには“ふぃるむ”というアイテムが一つ必要になります
このふぃるむがかなりのレアアイテムで、
絵巻をコンプリートしようと思うと何百、何千時間かかるか皆目検討もつきません。
その上時期を逃すと二度と登録できないキャラも多数います。
コンプ好きの人にはまず合わないシステムなので、
女キャラだけコンプ?等に限定するのが良いかと。
COMMENT
前作からは見違えるほど大増量しています(内容も胸も)。
個人的にはここ数年の間に出たゲームでもトップクラスで好きな作品ですが、
客観的な評価をするとまだまだ穴があるので良作とは言いづらいです。
でもただのギャルゲーという認識でスルーしているのなら勿体無いですよ。
ちなみにこのゲーム、某所ではこう言われています。
>Q.シレンとくらべて?
>A.シレンやってろ
Amazonレビュー
レビュー者: aho123 レビュー日: 2007-12-05全ての要素が凄くパワーアップしています
特に嬉しかったのはグラフィックが強化されているところです
上画面の絵は前作のままだけど、自分で動かすほうのイズナとか前作より可愛くなってたり
武器を装備するときちんとグラフィックが変化したりするので
ゲームにも熱が入ります
あとアイテムをまとめて売ったり預けたりできるようになったのも地味に嬉しいです
難易度はそんなに高くないと思いますが、各フロアにいる敵の数が前作よりも多く
階段を降りたらすぐ3〜5体の敵に囲まれてボコボコにされたりなどはよくあります
アイテムが充実してなかったりタッグ技が使えないときに囲まれると泣きたくなります(笑)
新しく追加されたタッグ技で切り抜けます
タッグシステムは仲間になるキャラが多く、それぞれレベルが個別にあるので
レベル上げ大好きな方は嬉しいのではないでしょうか?
それぞれ得意&苦手武器が用意されていたりタッグ技が違ってたりと個性付けはできています
マイナーなゲームですが、なかなか面白いです
今後、他社から同じジャンルのゲームがいくつか出るので埋もれてしまわないといいのですが・・・
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GOOD!
・キャラクターが良い
主人公が好みだと感情移入しやすくて良いですね。他にも男キャラも魅力的な人物が多く、キャラゲーとしても充分楽しめました。
・使えるキャラクターが多い
多すぎという感じもしますが少ないよりはずっと良いでしょう。使えるキャラクターより好みのキャラクターを優先して起用させてしまったり、好きなように編成できるのは良いですね。
・霊符システム
個人的には合成とかで2つの武器を1つにするより、好きな効果を貼ったり剥がしたりできる霊符システムの方が好きです。色々な霊符があり、組み合わせに迷ったりして結構面白かったです。
・クリア後のダンジョン
3つあるらしいですが、私は1つ目でいきなり全滅し、主要なアイテムをなくしてしまったのでもうやっていません。まあ、私の事は置いておいて、クリア後もダンジョンがあると張り合いがあって良いですね。
・音楽が良い
耳に残る曲が多かったです。最近のダンジョンシリーズは過去の曲を使い回したようなものばかりだったので、初めてプレイするこのシリーズの曲が新鮮だったせいかもしれませんが。
BAD/REQUEST
・村によって設備が全然違う
預かり所、道具屋、武具屋、霊符屋、宿屋の5つが揃っていないとなかなかダンジョンに潜る準備ができません。なので必然的にカミアリ村が拠点になってしまいます。他の村は1つでも欠けていたり、酷いものは預かり所と宿屋しかなかったりするので、他の村へ一々戻らなくてはいけません。非常に面倒でした。
・一部モーションの遅いキャラがいる
シノの回避時の行動が一番わかりやすいのですが、一部のキャラのモーションが長いせいで、全体のテンポが若干悪くなります。他にもタッグ技のモーションが長すぎたり、武具にヒビが入った時遅くなるなど、テンポが悪くなる要因が多くあります。
・アイテム所持数が少ない
20個しか持てない上、それ以上持ち数を増やしたりできません。また倉庫に預けるアイテム数も60個までと決まっており、非常に少ないです。せめて100個は欲しかったです。
・ふぃるむの存在
村の人やダンジョンの敵まで、様々なキャラクターを絵巻に登録することができますが、登録できる数と取得できるふぃるむの数が合っていません。どう考えてもふぃるむが足りません。それに特定の時でないと登録できないキャラクターもいるので、その時にふぃるむを持っていないとアウトです。店で買えるようにするか、10個単位で頻繁にダンジョン内で見かける仕様にしてほしかったですね。
・陳腐なストーリー
キャラゲー(?)の割にストーリーが面白くありません。そこらへんの人が考えたのでは?と思えるほど微妙なストーリーに仕上がっています。壮大なストーリーを用意しろと言っているわけではなく、普通レベルでいいのでシナリオライターは頑張って下さい。
・基本的に殴り合い
霊符を読むのにSPが必要ですし、覚醒丸や睡眠丸を大量に持てるほどアイテムを持てません。せめてSPの値が攻撃力に付随しないで、さらにSPが自然回復すればどんどん霊符を使えたのですが。なので、基本的に敵との殴り合いです。毎回手裏剣を2?3回投げた後、敵と殴り合うのは芸がないかと。
・死んだら装備までなくなる
他のダンジョンシリーズと比べて簡単と言われるイヅナも、シビアな部分がありました。せっかく霊符や魂を必死に集めて貼っても死んだら終わりです。今回、イヅナをやっていて一番やる気を削がれた事はこれですね。
・その他
強すぎる武器(戦輪+籠手装備)、下に落ちているアイテムの説明がない(拾わないと説明文が出ない)、村や町のギミックがない(探索し甲斐がない)、グラフィックやモーション、一枚絵がショボい…等
COMMENT
イヅナは弐から始めました。よって初代から比べて…などという比較はできませんでしたのであしからず。
とりあえず値段分ギリギリの価値はあるでしょうか。凡作と佳作の間くらいの出来ですね。ダンジョンシリーズとしてはある程度楽しめる出来だと思います。
やはりこのゲームの肝はキャラクターでしょうか。
みなさんがおっぱいおっぱい言う理由もわかります。