降魔霊符伝 イヅナ弐
中央値: 60 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 9.49 難易度 1.91 mk2レビュー数 11ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt |
57pt
GOOD!
前作は「わりと普通のRPGローグライク+ややキャラゲー」だったのが
今作は「やや独自路線のRPGローグライク+キャラゲー」へと進化しました。
基本的に良い所はそのまま、悪いところは改善されています。
・前作でのシステム的な問題点がおおむね改善
前作で大不評だったボタン一つで敵の方向を向けなかったり、その場での持ち物の入れ替えができなかったり、店や倉庫でアイテムを複数選択できなかったりという不便な点が改善された。
セーブも3つまで出来るようになった。
・タッグシステム(&操作キャラ大幅増)
タッグを組んでダンジョンにいける+キャラ同士でのタッグ技を使えるという点が新鮮。
それに伴い前作では主人公一人しか操作できなかったのが、10人以上から選べるというのが良い。キャラゲーだけになおさら。
・写し絵&図鑑システム
キャラクターやモンスターを専用アイテムのカメラで撮影して収集するというやりこみ要素が追加されました。
拾ったアイテムを記録する図鑑も追加されました。
やりこみ度大幅アップ。
・ボイス大幅増量
シナリオを進めていく過程では結構喋る(あくまでローグライクにしてはだけど)。キャラゲーだけに。
・キャラクターが増えた
キャラゲーだけに。
ただ、このゲームはそのへんのキャラゲーとは違ってわりと老若男女揃ってます。
あとはアイテム・ダンジョン等全体的に正当にパワーアップしています。
サウンドも和風テイストの曲調で、個人的には大変気に入りました。
BAD/REQUEST
前作からほとんど良くなったのですが、悪くなった点も幾つかあります。
・一部の演出・モーションがもっさり
前作はシレンを超えるレスポンスの良さ・サクサク感なのですが、今作は一部の演出などのせいで多少もっさりしているところがあります。
一番の原因は、今作では敵も罠に掛かるのですが、敵が罠に掛かった時も(画面内または多少画面外でも)自分が罠に掛かった時と同じ画面効果が出ます。連続して敵が罠に掛かると激しくうざいです。
また、タッグ技の演出などをカットできないのも人によってはテンポが悪いと思うかもしれないです。
・倉庫預かり数が減少
かなり足りないです。
・バランスが悪い
一部バランス破壊の能力の装備品やアイテムがあります。
ただし難易度の高いダンジョンではそれらを使わないと進むのが厳しくなってきます。
なので結局は強アイテム待ちになるのですが、そのため今作で追加されたのに死に装備となっているアイテムも多いです。
前作の方が小ぢんまりとまとまってたと思います。ゲームとしては。
・フリーズがある
鍛えたアイテムをロストしてしまうという恐ろしいフリーズバグがあります。
ただ、普通にプレイしていて全く起こらない人も居ます。起こる人も頻発するのではなく、再現性は低いようです。
COMMENT
キャラゲーだけどゲーム面も案外ちゃんと出来ているっていう感じのゲームなので、ローグライクが嫌いでなくキャラが気に入れば買いだと思います。
ただしあくまでローグライクなので、露骨な萌えを期待すると肩透かしを食らうでしょう。
各方面でギャルゲーの扱いを受けてますが、本編は至って普通のほのぼのダンジョンRPGって感じです。
Amazonレビュー
レビュー者: aho123 レビュー日: 2007-12-05全ての要素が凄くパワーアップしています
特に嬉しかったのはグラフィックが強化されているところです
上画面の絵は前作のままだけど、自分で動かすほうのイズナとか前作より可愛くなってたり
武器を装備するときちんとグラフィックが変化したりするので
ゲームにも熱が入ります
あとアイテムをまとめて売ったり預けたりできるようになったのも地味に嬉しいです
難易度はそんなに高くないと思いますが、各フロアにいる敵の数が前作よりも多く
階段を降りたらすぐ3〜5体の敵に囲まれてボコボコにされたりなどはよくあります
アイテムが充実してなかったりタッグ技が使えないときに囲まれると泣きたくなります(笑)
新しく追加されたタッグ技で切り抜けます
タッグシステムは仲間になるキャラが多く、それぞれレベルが個別にあるので
レベル上げ大好きな方は嬉しいのではないでしょうか?
それぞれ得意&苦手武器が用意されていたりタッグ技が違ってたりと個性付けはできています
マイナーなゲームですが、なかなか面白いです
今後、他社から同じジャンルのゲームがいくつか出るので埋もれてしまわないといいのですが・・・
アクセスランキング
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
ドラゴンクエストIX 星空の守り人
ロールプレイング、ワイヤレスプレイ(2人?4人)、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2009-07-11
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー
Wi-Fi対応、プレイ人数1人?2人
■価格:5040
■発売日:2006-12-18
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
世界樹の迷宮
3DダンジョンRPG、(Best版:2010年7月15日発売)
■価格:5229
■発売日:2007-01-18
-
ファイナルファンタジーIII
RPG、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2006-08-24
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
ファイナルファンタジー4
RPG
■価格:5980
■発売日:2007-12-20
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
GOOD!
・多数の仲間を選んでタッグを組めるところ
そのシステムのため1回は倒れても大丈夫なのである意味初心者救済措置とも言え、またタッグ技を用いて室内の多数の敵を倒していく点はある意味爽快でもある。
クリア後にも仲間は増える(1人のみ武器が全て使えない、というキャラはいるが)のでお楽しみに。役に立たないタッグ技もあるのはご愛嬌だが…
・クリア後の隠しダンジョンの数
前作はクリア後のダンジョンも一つだけだったが、レベル継続+アイテム持込可能、アイテム持込可能だが女性限定でレベルは1に戻る、レベル・アイテム共に持ち込み不可と3タイプに増え、クリア後でもダレる危険性は少なくなった。
BAD/REQUEST
・アイテム関連の煩雑さ
倉庫は全ての町共通で60個までしか預けられないため倉庫は常にパンク状態だし、携帯できるアイテムでも所持アイテムのキャパシティを増やすようなアイテムが前作同様ないのでアイテムの取捨選択に苦労させられる点が改善されていないところはマイナス。
また武具屋での「霊符の焼付け」がクリア後まで出来ないのが地味に悩みどころだった(そのため「不知火くん」を「御神火さま」にレベルアップさせて、「奪輪」で「焼付けの炎」を盗む、という苦肉の策を取らざるを得なかった)。
・町ごとの施設の存在について
「履歴」で振り返ってみるとわかるが、宿屋と倉庫以外に施設のないアサヒ村とツキカゼ村にはイベント以外では全然立ち寄らないし、万屋がムゲン城下町になかったり、クリア後にはカミアリ村の鍛治屋と武具屋が使えなくなるため一転して不便になるなど、町に配置されている施設が極端にあったりなかったりするのでその度にあちこちの町に行かざるを得なくなり不便であった。
COMMENT
前作に比べ改善されている部分(イヅナ以外のキャラが空気だったのが仲間キャラとして活躍することになったり)はあれど改善されていない部分(アイテム関連の煩雑さとか)があるため、もし次回作が出るならその部分を改善するべきだと思う。
それでも近年の「不思議のダンジョン」シリーズに比べると理不尽さや「ゲームバランス調整」の名の元に便利なアイテムを消したりするような点がないため、初心者が腰を据えてプレイするにはオススメかと。