降魔霊符伝 イヅナ弐
中央値: 60 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 9.49 難易度 1.91 mk2レビュー数 11ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt |
60pt
GOOD!
前作は未プレイ、シレンは経験者という立場でレビューします。
いわゆるローグライクなゲーム。シレンとの違いは
・満腹度がない(替わりにSPというものがあり、歩いたり敵に攻撃されると減る。これが低いと攻撃力が落ちる。ただしこの値は体力の回復には関係ないようで、SPが0でも体力の回復はする模様)
・霊符というアイテム(SPを消費して「使う」、武器や防具に「貼る」、杖に「貼る」の3つの使い方がある
・武器や金は失うが、レベルは継続
・仲間と入れ替わって戦うことができるタッグシステム(プレーヤーとCPUが協力してという意味ではなく、ダンジョン内でキャラチェンジができるというもの)
・タッグ技があり部屋全体攻撃+特殊効果
ゲージが(相性にもよるが)わりとすぐたまるので全体攻撃をガンガン使える
・戦闘や一部イベントにボイスあり
BAD/REQUEST
・お金やダメージの単位が二桁くらいでかい。最初から300くらいダメージを与え帰還するためのアイテムは金10000.武器の修理に金234432みたいな感じ。特に気にすることでもないが桁減らしても良かった気がする。
・町の店の配置
これは快適さを大いにさげている。ダンジョンに潜るにあたってお世話になる店は「武器屋」「鍛冶屋」「預かり所」「道具屋」「霊符屋」「宿屋」と6つあるのだが、この6つすべてがそろっている町がひとつもない。どういうことかというと
鍛冶屋はAとCの町
道具屋はBとCの町
霊符屋はBの町にしかない
という感じ、鍛冶屋と霊符屋に行きたければBとCをはしごしないといけない
・仲間が多いのはいいが全員加入時のレベルが1ってどういうことだ!あんたらそれで神ですかと。シナリオはレベル継続のため結局主人公+初めに選んだもう一人で進めることになる
・シナリオ面
この手のループゲームにシナリオをあまり求めるものではないが一応プレイできる程度。主人公の子が何で怒ってるのかよくわからないときもあった。前作のつながりについてはちょろっと説明したあとに、「詳しくは前作を買ってね」と言ってくる(いまならぐっどぷらいす版がある)。これはネタとして受け止められるが、もう少し世界観とかを説明して欲しかった
・タッグ技
これがあるかないかで、このゲームの難易度が変わりそうな勢いのシステム
カットイン後に画面内の敵どころか部屋全体の敵に攻撃は凶悪すぎる。頻繁に使うわりにグラフィックが荒い演出をカットできないのが残念。
COMMENT
レベル1加入使えねーと書いたが、クリア後のおまけダンジョン3つのうち2つはレベル1スタートのようなので、ここでやっと神々にも出番が。自分は1つ目のレベル引継ぎ可の隠しダンジョンをクリアした時点でいったん終了中。正直この先やりこむかは未定。
クリア後は武器のカスタマイズ性が上がり、使い込んだ武器を魂にしてその能力を他の武器に加えることができ
三回攻撃できて必中で敵の体力を奪う太刀
罠を踏まない二回移動できる靴
などお気に入りの武器ができ、これを隠しダンジョンに持ち込むことになる。
全体的に難易度は低め。この手のゲームでは囲まれると一気にピンチになるが全体攻撃のタッグ技で敵一掃できるので、アイテムを駆使して切り抜けるといった場面は特にない。特殊攻撃してくる敵はあまりいないのでシレンほどマゾくなく、さくさく進める。落ちている武器屋防具は高値で売れるためクリアするまではお金に困ることはまずない。カメラによる撮影やアイテム図鑑などやりこみ要素もあり。
クリア後にDSの機能を使ったご褒美画像があるあたりキャラ色が強いので、気に入れば買うのもありかと。シレンで死にまくって挫折したことがあるなら、軽い気持ちで遊べていいかも。
Amazonレビュー
レビュー者: aho123 レビュー日: 2007-12-05全ての要素が凄くパワーアップしています
特に嬉しかったのはグラフィックが強化されているところです
上画面の絵は前作のままだけど、自分で動かすほうのイズナとか前作より可愛くなってたり
武器を装備するときちんとグラフィックが変化したりするので
ゲームにも熱が入ります
あとアイテムをまとめて売ったり預けたりできるようになったのも地味に嬉しいです
難易度はそんなに高くないと思いますが、各フロアにいる敵の数が前作よりも多く
階段を降りたらすぐ3〜5体の敵に囲まれてボコボコにされたりなどはよくあります
アイテムが充実してなかったりタッグ技が使えないときに囲まれると泣きたくなります(笑)
新しく追加されたタッグ技で切り抜けます
タッグシステムは仲間になるキャラが多く、それぞれレベルが個別にあるので
レベル上げ大好きな方は嬉しいのではないでしょうか?
それぞれ得意&苦手武器が用意されていたりタッグ技が違ってたりと個性付けはできています
マイナーなゲームですが、なかなか面白いです
今後、他社から同じジャンルのゲームがいくつか出るので埋もれてしまわないといいのですが・・・
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GOOD!
前作経験者としてのレビューですが、
使えるキャラが増えた
タッグシステムの導入
新アイテム追加
概ね導入された新要素は成功していると思います。
武器に関しては悪いところで。
BAD/REQUEST
新要素追加を前提としたバランス調整不足が目立ちます。
○法輪強すぎ
新武器の法輪が、ローグライクゲームのセオリーを根本から覆しかねないほど壊れてます。
特に後半に出てくる「奪輪」は、初期能力だけで、「前方3マス貫通し、攻撃の当たった敵に対して3割前後の確率でアイテムを盗む」というもので、これに常時2回移動をつけるだけで部屋の中での被ダメ率が激減します。
通路で挟まれると距離を取れない、部屋の中でも全体攻撃のタッグ技で乗り切れる等の理由から、「通路より部屋が安全」という状況が生まれ、アイテム盗みも、死なない限り同じモンスターから何度も行えるため「危険を冒してフロアを回る必要なし」になり、3マス貫通という性能から回数制限つきの飛び道具、道具欄を圧迫する弓などがほぼゴミになる・・・
また、これほど強いのにキャラによっては「防具の篭手を併用可能」
ありえません。
霊符、SP、合成については前作とほぼ同じなので、こういうものと割り切りました。前作のレビューに書いてますのでよければ読んでください。
COMMENT
世間的にはローグライクの認識でありながら、内容はどんどんそれから遠ざかっていっている本作です。
ただ、前作をやった上での感想としては「こういうのもあり?」と思いだしたのも事実です。
アイテムや罠を駆使した緻密な1ターンごとの攻防よりも、強力な武器と
タッグ技で一網打尽の爽快感を求める人には良作になるでしょう。
今回ゲーム内容についてのみレビューしましたが、限定パッケージや
ホームページ、販促など、(方向性に若干のズレを感じながらも)メーカーの力の入れ方にもかなりのものを感じました。
悪いところもいっぱい書きましたが、おそらく
続編が出ればまた買います・・・