デビルサマナー ソウルハッカーズ
中央値: 63 Amazon点数: 3.8
スコアーボード
標準偏差 10.83 難易度 2.00 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt |
77pt
GOOD!
※原作未プレイ。女神転生シリーズ、ペルソナシリーズは全プレイ済。
・戦闘はかなりスピーディーで快適。ある程度のレベル差があるとほとんどの敵がオートで倒せる。雑魚をいちいち相手にする煩わしさがない。
・悪魔全書コンプリートや、かなり高難度のエキストラゲームもあり、やり込み要素はかなりある。1週目と2週目は違った感覚で楽しめる。
・指定された悪魔を連れていけば特定の悪魔と交換してくれるペットショップが便利。何度でも交換してくれるし、中には作成が難しい悪魔もいて、特に悪魔全書コンプを目指す人にとっては嬉しい。
・COMPによってダンジョン内でも悪魔合体が可能。手持ちが一杯になったからといっていちいちダンジョン外へ戻る必要がない。
・ネミッサをはじめ、ビジョンクエストのキャラ、クズノハ一同など、魅力的なキャラが多い。
・毎度のことながら、悪魔絵師の絵が素晴らしい。…ただ残念な点もあるのでそれはBADで。
・よくある世界滅亡の危機、などではなく、近未来の一都市内だけでストーリーが進行していくのがいい。
BAD/REQUEST
・音楽自体は悪くないのだが、効果音がやたらと大きくて聞こえにくい。せめてコンフィグで調整できるようにしてほしかった。
・ネメッチーはすれ違い通信で成長していくのだが、はっきり言って今作をプレイしている人が少なすぎてまったくすれ違わない。まだ発売されて一か月足らずだが、今後爆発的に増えるとは思えない。
歩数カウントなどで成長してくれるとまだよかったのだが…。面白いシステムなだけに残念。
・氷結、感電率が高すぎる。そのせいで火炎系、衝撃系と比べてかなりの優劣がある。
特にボス戦で敵の方が素早い場合、マハブフーラ連発で回復する間もなく全滅することが多々ある。耐性がある防具を買いに行けば済む話だが、そのためだけに戻るのも…。
・仲魔に性格があるのは面白いが、そのせいでせっかくいいスキルを覚えていてもまったく使えなかったり、物理反射の敵に思いきり物理攻撃を仕掛けまくったりして腹が立つ。
・ステータス画面や悪魔全書でスキルの効果が確認できない。せっかく3DSで出したのだから、下画面でスキルをタッチすれば効果を表示するようにしてほしかった。
・携帯機とはいえ、悪魔全書の悪魔のグラフィックが小さすぎる。悪魔絵師の素晴らしい絵が見にくい。アップできるようにしてくれたらよかった。
・イベントシーンのスキップができない。2週目を前提としているような仕様なのに、これはひどい。
・データロード、ソフトリセットがない。元々そんなにリセットが必要なゲームではないが、ちょっとした選択ミスなどで戻りたい時にはやはり不便。
・特にクズノハ関連のストーリーで、布石を撒くだけ撒いて回収しきれてない部分があるように思う。
COMMENT
リメイクのせいかもしれませんが、アトラスさんのRPGにしては快適さに若干難があるように感じました。
それでもやはりハマってしまう魅力は十分にあります。それはやはり悪魔会話→悪魔合体という単純に思える作業がすごく楽しいからでしょう。シヴァやメタトロンなど、定番であり強力な悪魔を作成できた時の喜びは他のゲームではなかなか味わえない感覚です。
メガテンシリーズのファンは勿論のこと、やり込みゲームが好きな方にはオススメです。
Amazonレビュー
レビュー者: あまお レビュー日: 2015-12-26フルボイスが配役も含めて素晴らしい。
ネミッサの声も素敵。
ちなみに音声はオフにもできます。
ただちょっとUIが古いまま(オリジナルに忠実とも言えますが)なのと、一部SEの音声が多きすぎるのが問題点でしょうか。
特に会話のボタン送りを手動にした場合のSE音が多きすぎる。
ここだけは本当にもったいない。
これさえなければ★5でした。
しかし内容は今でこそ遊ぶべき名作だと思います。
ネット社会に染まった現代に遊ぶと、この頃からこれが描けていたという素晴らしさに直面することでしょう。
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GOOD!
PS版をプレイして序盤も序盤で挫折した苦い思い出があります。
今回携帯機に対応になったとわかって、喜び勇んで3DSごと買ってしまいました。
忠誠度はあげやすい性格の悪魔しかあげていませんし、それほど合体も気合をいれて臨んでいたわけではなくストーリーをどんどん追っていく感じでやりました。
カジノやエクストラダンジョンなどには手をつけていません。
その上での評価となります。
<ストーリー>
さすがにPCのデザインやムービーなどちょっと古臭い感じもしますが、お話自体はそんなことはありません。
むしろ、ネットワークの発達した今の時代にぴったりではないでしょうか?
ストーリーのテンポがよく、中だるみがありません。
次の目的地が示されたあと必ずネミッサやスプーキーズのメンバーが繰り返し目的地を告げてくれるため、何をしたらいいのかわからなくなるということがほぼありません。
ダイジェスト機能もあるのである程度これまでのお話を振り返ることができるのもありがたいです。
<キャラ>
皆魅力的なのですが、やはり一番はネミッサでしょう。
最初は自分勝手で能天気に主人公を振り回すばかりだったのが、だんだん仲間を思いやっていったり自分の存在について悩むようになっていく過程が丁寧に描かれているのがいいですね。
しかもヒトミと対照的な性格なので、2人でしゃべっているシーンはにぎやかで楽しいです。
また一緒に戦ってくれるわけではないのですが、スプーキーズのメンバーは主人公たちの行く先を開いてくれる重要な役割を果たしてくれます。
この子たち仲良さそうでいいなあ、とほほえましく思いました(とはいえ、中盤あたりからかなりショッキングな展開になるのですが……)。
<サウンド>
ボイスは最初はうるさく感じないでもなかったのですが、ちょっと地味な画面上の演出をよく補ってくれていたと思います。
ストーリーが進むたびにあらゆるキャラと雑談しまくっていました(笑)。
一番声を聞く機会の多かったネミッサ役の方は、全く性格の違う2役を生き生きと演じられていて、EDは胸に迫るものがありましたね。
あとはメアリの声の方も、抑揚がないながらも物語がラストの方に近づくにつれ思いやりや苦悩がにじみ出てくる感じがして好きですね。
BGMについてですが、バトル曲はいかにもメガテンという感じのロックでカッコよかったですね。
他に印象的なのは、ダンジョン内の不気味な感じの曲ですね。天海モノリスとか、霊長知能総研とか。
うわー、ここあんまり長いことうろつきたくないなあという気持ちになりました。
<難易度>
マップ開示はどうするか、召喚できる仲魔の属性の制限をどうするか、など細かく条件を変えられるのはいいですね。
私はイージーモード、かつパーティー属性ハックONの状態でやりました。
多分2回くらいしか全滅していないと思います。
<ネメッチー>
幸いすれ違い通信しやすい環境にありますので、かなり早い段階で成長させることができました。
ある段階までくると姿だけでなく声まで変わるんですね……(笑)。
ちょっとびっくりしましたが、人間やプレイヤーに対して悪魔なりの実感や鋭い指摘を言ってくれたりするので楽しかったですね。
<悪魔のデザイン>
ものすごく色々な種類があっていいですね。
同じ悪魔でも今までプレイしてきた他のシリーズでは見たことがなかったデザインのものもいたりして楽しいです。
できれば拡大してじっくり眺めるモードや謂れや出自なども見られたらよかったのですが……。
BAD/REQUEST
<ストーリー>
良かった点でも書いていますが、ストーリーのテンポが良すぎて説明不足のまま終わってしまったような印象です。
結局あの人物やこの人物の真の目的は一体なんだったのかがよくわかりませんでした。
もう少し進めたら詳しい説明が聞けるのだろうかと思っていたら、いつの間にかラストダンジョンでラスボスに挑んでいました……。
あと、もうちょっとキャラクターの事情とか背景をゲーム中で説明してくれると良かったですね。
普通にプレイしている限りだと情報が少なくて今一つよくわからないので。
紙の説明書にもゲーム内で見られる説明書にも全くキャラクターについての紹介がないので余計にイメージがつかみづらいんですよね。
最初「シンゴ君」ってビデオショップで言われて誰のことか全くわかりませんでしたから(笑)。
ああ、シックスの本名か!ってだいぶあとでわかりました。
<システム>
システムまわりでちょこちょこ不便な点が目につきました。
・ロードができない!
これが一番気になりました。
悪魔合体といえば思考錯誤を繰り返すものなので、この機能は必須だと思うのですが一体何故実装しなかったのでしょうか?
せっかくいつでもどこでも合体作業ができるのに、これじゃ不便すぎます!
・ゲームを起動してからロードする際、最新のセーブデータにカーソルがあっていない
過去に何度か見かけそのたびにアトラスに指摘してきたのですが今作もか!と少々うんざりぎみです。
一方で、ゲームの途中で再度セーブしようとしたときには最初に読み込んだデータにちゃんとカーソルがあっています。
何故両方の場面で同じ仕様にしなかったのでしょうか?
「たった3つだけしかセーブ箇所がないんだから、自分で最新のデータを選んだって大した手間じゃないだろう?」と言われるかもしれないですが、セーブって一番うっかりが許されないところだと思うので、もっと確実性というか安全性をつきつめてほしかった。
・フィールド上で仲魔が所持している魔法を確認するのが不便
所持している魔法一覧画面を出したまま十字キーで仲魔を切り替えていると、主人公とネミッサのところで画面がパラメータ画面に戻ってしまいます。
そのままさらに仲魔を切り替えると魔法一覧ではなく、パラメータ画面になったままになります。
いちいちまた魔法一覧に切り替えねばならず地味に不便でした。
・パーティーメンバー入れ替え時、いちいち誰かを一回ストックに戻さないと別のメンバーを入れられない
かなり面倒です。何とかならなかったのでしょうか?
・ストック内にいる仲魔の魔法しか使えない
消耗しているパーティー内悪魔ではなく、ストックにいる仲魔を使って回復したかった。
いちいち召喚するのも面倒だし、上記の入れ替えの問題のこともありいっそう不便に感じます。
・バックアタックをくらった後、パーティーメンバーの配置が逆になったまま
位置を修正するのを忘れたまま魔法攻撃メンバーを最前線にした状態で次のバトルに突入することもしばしば。
それでもまず全滅するようなことはないのですが、後列になった物理攻撃メンバーの攻撃が当たらなくなることがあるので何とも微妙な気分にさせられます。
PSP版ペルソナではPS版のこの不便な点を解消してくれていたのになあ……。
・エクストラダンジョンでセーブできない
じゃやめるわ……って気分になりました。
基本的に電車で移動中にやってるので、たとえエクストラであろうといつでもやめられないのは×です。
・仲魔になりそうでならない悪魔
難易度をさげたためか、会話をすれば大概の悪魔が仲魔になってくれようとするのですが、「○○がいるから嫌だ」といって去っていくことが非常に多い。
それで○○を除いていくと今度は別の悪魔が××がいるから嫌だなんてことになる。
合体で仲魔にしてしまえばいいのですが、ちょっと面倒でしたね。
・ボイスのキャンセル
主要キャラ達に声がついているのは全く問題ないのですが、そこまで念入りにつけなくてもよかったんじゃないかなと思ったのも確か(例えばターミナルの受付音声、ダンジョン内のアナウンスなど)。
全部音が出るか全く音が出ないかの2択ではなく、主人公たち以外のボイスオフという段階もあってよかったのではと思います。
COMMENT
悪い点を多くあげてしまいましたが、「もっとこうしてくれれば快適だったのに!」という程度なので、これからプレイしようとされている方にはそれほど大きな問題ではないと思います。
もともとこのゲームは難易度を低めにしてあるらしく、3DS版ではさらに難易度を下げる設定もできるので、メガテンシリーズ初心者の方でもとっつきやすいと思います。
また、異世界を旅するのではなく、自分の住んでいる街に潜む闇に挑むというストーリーなのでわかりやすく親近感がわくのではないでしょうか。
レッドマンや真の使命に目覚めたネミッサの言葉は、日々ネットワーク社会に生きていて何となく気疲れしてしまっている現代の私たちに、優しい励ましを与えてくれると思いました。
おススメのゲームです!