ドラゴンテイマー サウンドスピリット
中央値: 61 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 10.6 難易度 2.17 mk2レビュー数 6ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 3pt | 3pt | 2pt |
55pt
GOOD!
ドラゴンのグラフィックが、DSとは思えないほど高水準です。しかもポリゴン仕様。これで、シナリオがとてもよかったら、間違いなく名作だったとおもいます。戦闘中の動きも早く、よくうごきますが、内容の多さで時間のかかるものに・・・
ドラゴンはまともなのから、あきらかにギャグ仕様なもの、別なもの(狼等)にしか見えないものまで、良くも悪くも幅が広いです。
ドラゴンは個別に特殊技(ゲーム内では必殺技と呼ばれているけど、補助や妨害もあるので)を1つ持ちます。これをどう組み合わせるかがカギとなります。
シナリオは・・・普通かと。ただし、若干暗めです。
BAD/REQUEST
まず確実にいえるのが、ダンジョンの仕様。ドラゴンで容量を使いきったのではないかとおもうほどショボイグラフィック(ドット絵だし)で、その差に驚かされました。その簡略マップみたいなダンジョンを、地図をタッチペンでなぞるがごとくの操作で進みます。前述のグラフィックのおかげで、本当に地図をなぞっているだけにしか思えないレベルです。一応、戦闘時の背景はポリゴンだし、ドラゴンが歩くモーションもあるのだから、きちんと作って欲しかったです。次に他の方ものべていますがドラゴン関係で使い回しが目立ちます。モーションは各体形(ワイバーンみたい、とか)ごとに2種類しかないので、かならずどちらかになってしまうからでしょう。色違いも多いですが、容量の問題だと思います。あとBGMが短すぎます。何回も同じフレーズを聞く羽目になります。
COMMENT
ドラゴンのグラフィックは本当にすばらしい出来です。一瞬、いままでのDSソフトはなんだったのかと錯覚するぐらいで、いい意味で、DSとは思えませんでした。が、やはり、ここまでのグラフィックを多用すると、容量を消費するのか使いまわしが目立ちます。そこを考慮して納得できるかが、まず一つ目の分かれ目でしょう。一方でダンジョンのグラフィックは悲しいレベルで、システムまでもが悲しい出来なので、ここをスルーできないとつらいとおもいます。ストーリー中に挿入される絵は可も無く不可もなくです。
戦闘に関してですが、ほぼ戦闘中の回復と回避は不可なので、どうしてもお互いに潰しあいになります。基本3対3、控えも3体、コマンド式で全滅させれば勝ちです。指示は、攻撃、防御、必殺技ポイントをためる、交代、そして必殺技の発動の5種で、必殺技はターン初めに放たれます。また、属性ごとに、特殊な能力となぜか大体のステータスが設定されています。ポケモンみたいに、ちゃんと○○は火、××は水と決まっているのに、どんな種のドラゴン、ではなく属性と必殺技の内容によって、ドラゴンのスペックが決まっている仕様です。同じ属性なら、どれを選ぼうと必殺技しか違わないです。よって、戦闘では、どの属性、必殺技を選び、どのタイミングとステータスのすばやさを選んで使うかで、ほぼ勝敗が決まります。必殺技の選択に戦略性を見出すか、戦闘の指示の種類の少なさに納得できないかで2つ目の分かれ目となることでしょう。
ストーリーですが、スタートはものすごく使い古されたパターンなのに、他の世界設定が重いものなので、若干暗め。主人公はいきなりドラゴンが野生動物みたいに存在している世界にほうりだされ、どうやったら、元の世界に帰れるかを探す羽目になりますが、ある特別なドラゴンに「呼び出された」立場になるため、やはり必要性があって呼び出されたらしく、すぐに重大な事に巻き込まれます。全体的に可も無く不可もなく、普通よりちょいマシといった出来だとおもいました。
売りにしている音楽で聞かせてドラゴンを生むシステムについては以下の通りです。
・音によってどの属性が生まれるかをある程度、きめます。
・各卵ごとに、生まれる可能性のあるドラゴンが複数決まっており、最低でも各属性2種類かそれ以上が設定されています。
・音は3つまで保存できます。
・音と属性に関しての法則は・・・見つけられませんでした。ほぼないと思っていいでしょう。
・聞かせる音はなんでもOKです。電車の音でも大きいおとならば認識してくれます。
・他にドラゴンを手にいれる方法は基本的に無いです。
・特定の楽譜を演奏するとそれに対応したドラゴンがうまれる特別な卵があります。音程がしっかりしていれば楽器は結構自由がきくようで、ピアノ、リコーダー、そして地声でもいけました。ただし自分で歌うならば、楽譜の通りに歌う必要があります。(音が外れすぎると不可)楽器の方は、要求される音域はかなり狭く、同時に出せる音も一つの音が出せればOKなので、笛の類もOKです。楽譜にはドレミがふってあるので、音符が読めなくてもOKです。プロじゃなきゃ演奏できないような楽譜はありませんが、未経験者は少し練習がいるかな、というものもあります。 やらなくてもクリアは可能です。
他の特徴はこんな感じ。
・音楽は短いです。何度も同じ部分を聞いているとすぐに気付いてしまうほどです。
・2週目があります。ストーリーはいっしょですがダンジョンには入れるドラゴンに必ず制限がつくようになります。引継ぎ要素あり。
・町や街道のマップはありません。街自体はありますが、ショップ等できることは少なめです。ダンジョンマップのみの仕様
・回復用道具はありますが、戦闘中は使えません。戦闘する前に使っておくものになります。
以上を読んでみて、こんな点気にしないぜ! とか、おもしろそう という人でRPGが好きな人におすすめです。
Amazonレビュー
レビュー者: アレックス レビュー日: 2017-06-04音でドラゴンを誕生させるのですが楽器が苦手なので他の音で代用していたのですがそれでも面白いです。水の音だと水属性が誕生したりするからです。
また一部のドラゴンは音程を合わせないと誕生させれないのですが楽器によっては割と簡単にできます。私はリコーダーでやりました。
授業で上手くできず音楽が嫌いでしたがこのゲームがきっかけで好きになりました。
戦闘もバランス調整が良くスムーズに進みます。さすがに最後付近は非常に難しいのですがそれもまた良い。
今から始めても遅くないと思います。音楽が好きでも嫌いでも是非。
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GOOD!
・グラフィック
非常に質が高いです。バトルでは、フルポリゴンのドラゴン達がなめらかに動き、技を繰り出します。ドラゴンの造形もポピュラーなものからギャグ要素が強いものまで幅広いです。
・ドラゴン関係
まだ誕生していないドラゴンから優先的に誕生する、卵に聞かせる音を3つまで保存することができるというシステムのおかげで、古の卵のドラゴン以外は全種類を比較的簡単に集めることができます。
BAD/REQUEST
・バトル関係
バトルでは、ドラゴンが一体づつ攻撃をしていくのですが、攻撃モーションとDF(ドラゴンフォースというドラゴンの必殺技)の演出をスキップすることはできません。そのため、1回の戦闘を終わらせるのに時間がかかります(3~5分程度)。シンボルエンカウント+ランダムエンカウントとバトルする機会は多いのにです。よって快適さは1点にさせていただきました。
町で回復、蘇生アイテムを買っても使えるのは、ダンジョンで敵に遭遇していない時のみで戦闘中には使えません。戦闘中に体制を立て直すことが非常に難しいため、難易度が上がっています。
七賢竜のDFは理不尽なほど強力で、まともにダメージを与えられなかったり、一撃でドラゴンの体力が0にされたりと、対策を立てないとストーリーを進めることができません。
・ドラゴン関係
同じ骨格や色違いが目立ち、モーションも使い回しが多いです。さらに演出のスキップができないとなると、ストレスが溜まります。
すべてのドラゴンは、属性ごとの固有能力とDFを持っています。ドラゴンの優劣(使えるか使えないか)は、属性ごとに決められたステータス、固有能力とDFで決まってしまい、パーティーが無個性化する原因となっています。
・その他
序盤ではあまり感じませんでしたが、終盤近くでは、卵と高性能のアイテムの価格に苦しめられました。お金の入手手段はダンジョンの敵を倒すことのみで、お金のためだけに無駄に時間のかかるバトルを強いられます。
wifi対戦がないのも残念でした。
COMMENT
小島よしおさんが出演していたCMからは想像できないほど、ストーリーは良くも悪くも子供向けではないほど暗いです。ネタバレはしませんが、仮面ライダー龍騎に似た雰囲気です。
ごり押しで進めていた当時の私には難易度が高すぎて、ラスボスを倒せず積んでしまいました。しかし、バトルのテンポの悪さ以外は完成度が高いゲームです。
BADが多くなってしまいましが、良作と呼んでも差し支えないと思います。おもしろそうと思った方は、おすすめです。