ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
89pt
GOOD!
●プレイヤーの誘導が神
すんなりと入ってどっぷりと使ってしまいました。
・ダンジョン作成、探索
初めは1回のダンジョンが5分とか10分で終わります。
そのため、さくさくとゲームを進行することができます。
が…奥に行けばいくほど、時間がかかり、気が付けば1時間経過していたりします。
しかし、感覚的には、15分くらいのつもりだったりします。
徐々にマップも広くなり、できることも増えていくので、意識しない内に1回のプレイ時間が増えています。
・戦闘
敵の攻撃(特に魔法や特殊攻撃)が中々痛く、短期決戦を強いられることになります。
だからこそ、アイテムや魔法を効率よく使おうと思え、最近のRPGによくある殴るだけの戦闘になりません。
そのための誘導が、序盤の炎ばくだんの使用や、2階(?)のおばけでの光魔法必須(弱点の強調)できちんとなされていると思います。
・その他
フロアでの目標は常に教えてくれますし、シナリオを進めて家具屋に行けば、次に買えばいい家具も出ますし、迷うことがありません。
プレイヤーが考えるところは家具の配置の部分なので、ほぼ1本道でやらされているのですが、そうは感じませんでした。
●ゲームの核であるダンジョンの作成が、作業に感じない
・シャベルのMP(1回の作成制限)
シャベルのMP制限のおかげで、自分の思ったよりも掘ったり作ったりができないため、「どれくらい掘ってどれくらい家具を配置しよう」とか「早くこういった構造を作りたい」と思い、普通は作業に感じそうなダンジョンの作成が、「おれはもっと掘りたいんだ」というモチベーションでプレイできます。
・家具の配置
家具の種類によって出現する敵が変わり、結果手に入るアイテムが異なるため、目的のアイテムを入手するために(後は効率よくプレイするために)、家具の配置に気をつかいます。
特に、戦闘で経験値が入らずに、食材アイテムの入手による「料理」でプレイヤーが成長するため、食材を入手するために、「こう配置しよう」と自分なりに工夫します。
そして、綺麗に並べるだけで、楽しいです。
・戦闘
上記で記述したように、ただの連打ゲーにはなっていないので、HP,MPマネジメントする楽しさがあります。
他に、倒したモンスターの部位をマネ(吸収)して、強くなる味方のスライムがいるのですが、そのスライムの成長のおかげで、敵と戦うモチベーションが若干ながら上がります。
戦闘に関しては若干ダレますが、戦闘終了後に手に入るアイテムがランダムであるため、なんとかやる気が起こります。
●配慮
・戦闘
上記で何度も書いているように、敵の攻撃が痛いため、すぐ死ぬようなダメージ調整になっています。
しかし、プレイヤーが死ににくいように、(多分)補正がかかっているため、きちんとプレイすれば、あまり死ぬことはありません。
2発で死ぬ強力な攻撃が分散したり、2発目は若干威力が弱まったり、補正をかけることでストレスを与えないだけでなく、ひやひや感を演出しています。
死のリスクも少ないので、あまり戦術に工夫が出来ない人でも、そこまでストレスは溜まりません。
・ダンジョンの作成
壁の掘り演出や、家具の配置演出を、連打すればスキップできます。
そして、連打していても誤爆しないようになっています。
・買い物
テンポがいいので、複数同時購入が出来るところと、出来ないところがありますが、全箇所で複数購入が出来なくても全然問題がありません。
まとめてアイテムが売れることが出来たのも、よかったです。
●シナリオ
・ヒロイン
シナリオの内容自体は、子供向けなので別に楽しくはないですが、ヒロインがツンデレで、いつの間にか嫁のようになっているところが良かったです。
萌えました。
BAD/REQUEST
・セーブのインターフェース
データ2で始めても、セーブする際はデータ1にカーソルが合います。
データ2で始めたときは、以降セーブするときのカーソルをデータ2に合わせるようにしないと…。
・買い物
買い物時に各アイテム幾つ持っているかは出てなかった…?はず。気にはならないけど、改善できるところ。
後、食材が複数同時に売れないのはちょっと気になりました。売るたびにカーソルがデフォルト位置に戻るのも、気になりました。
・倉庫
倉庫に預けるときなどに、複数同時に出来ないのは気になりました。
買い物時と同じように、預ける度にカーソルがデフォルト位置に戻るのはかなり気になりました。
・一部ボス戦
とあるボス戦で、ふらつきでハメられたのはちょっとあれでした。
スタッフロール(?)後だったので、「これ以降は調整してませんよー」と言われたように感じました。
・ダンジョン作成
壁を掘るさい等の演出スキップの反応のタイムラグ(?)がちょっと気持ち悪かったです。
もう少し、自然にならなかったのでしょうか…
・操作
掘ると宝箱を開けるAが共用なのが若干気持ち悪いです。
宝箱に触れると時間停止、A開ける、B開けない のがまだいいかなぁと個人的には思いました。
・調整(スライムの強さ)
後半、若干ながら雑魚戦での仲間のスライムが弱く感じました。(ボス戦では役立ちます)
パラメータを偏って伸ばすことができる他の2人比べるからなんですが…(コピーするパラメータの値が、そのまんま敵のパラメータと全く一緒にしているからでしょうか?)
コピーする度に強くなるといった、もう少し現状でも頑張れる要素があればよかったです。(調整は難しいですが…)
・絵(イラスト)
数がとにかく少ないです…主人公の絵ですら、1枚しかないような気がします。(ヒロインだけ2枚?)
しかし、変化のないキャラ絵と、主人公の出来事への反応の薄さと、気の抜けた主人公のイラストがマッチしていて、何故か段々よく見えてきました(笑)
COMMENT
※PSP版はやっていません。その上での、評価、感想です。
まず初めに…
個人的には、かなりのオススメです。
過去にプレイしたゲームの中でも両手の指で数えられるくらいの順位にいます。
睡眠時間を平気で削るくらい、はまりました。
いい意味で、レトロゲーのような純粋な楽しさがありました。
好みが分かれるので、買う人は注意してください。
ネチネチと作業を積み重ねていくのが好きな人は、楽しめると思います。
要素が少ないので、作業が楽しめない人は、絶対にすぐに飽きます。
全体的にチープな印象があります。特にグラフィックはかなり安いです。
その分の快適性が生まれている(かは知らないが)と考えると、個人的には全然許せます。
グラフィックに凝ってるがゆえに処理落ちやロードが頻繁にあるゲームは見習って欲しいです。(個人的にね)
グラフィックデザインが総合価値の比重を大きく占めている人は、不満に思いそうです。
最後に…
久しぶりにまじではまったゲームです。本当に楽しめました(現在も楽しんでます)。
あまり売れていないと聞いたのですが、是非とも、DSで続編を出して欲しいです。期待しています。
Amazonレビュー
レビュー者: Resort レビュー日: 2007-12-05それらをやっつけて武具や食料をゲット、
ある程度ダンジョンが大きくなるとその階のボス登場、
という流れです。
ダンジョン作成に関しては複雑なシステムなどはなく
クリアに必要な基準等の解説があるため、
ダンジョン作成で頭を使うというよりは
ちまちまとキャラを育てたりアイテムを集めたりして
楽しむのがメインになります。
ストーリーや登場人物もかなりゆる〜いノリで作られてて
力の抜ける会話が繰り広げられます。
良くも悪くもライトなゲームですが、
前述のような作業的なプレイが好きな人には
なかなか楽しめると思います。
逆に育成とか収集に興味ない人にはオススメできません。
(ちなみに、どこでもセーブできます。セーブファイルは2個)
惜しむらくは戦闘スピードがもうちょっと速ければ…。
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GOOD!
・オリジナリティ
ダンジョンを掘り進み、部屋を配置してモンスターをおびき寄せ、そして一定条件を満たすと出没するフロアボスを倒す、という内容は珍しく、また独自の成長システム(レベルも経験値もないので人間は食事を取る事で能力を上げ、モノマネスライムはモンスターの部位をモノマネする事で能力を高める)などはこの頃から健在。
・難易度
「ダンジョンを作る」と言うと難しそうに感じるが、基本的にシャベルの言うとおりに部屋を配置し、一定数以上のモンスターを集めれば(その間に戦闘をして武器防具や食材を集めるとなお良し)魔穴が開きフロアのボスと戦えるシステムなのでそんなに苦労はしないだろう。
むしろ食事を取る事をケチったり、装備を入手する事を怠ったりすると異様に苦労するのだが。
BAD/REQUEST
・熱中度
ダンジョン攻略の流れだが、一定数以上のモンスターを集めかつ条件となる部屋を配置する→魔穴が開くのでボスと対決→ボスを倒し下の階へ…の単純作業の繰り返しなので、意外と飽きてくるのは早い。
またダンジョンに置く家具にしても買う為にお金は必要だし、主人公たちが強くなるために必要な食材獲得も必須だしで、戦闘回数は自然と多くなるが、演出がスキップできず、結構時間が掛かる事も熱中度を下げていた。
そのために戦闘の片手間に積んでいた本を読んでいたが、そうしないと結構暇を持て余すだろう。
一応10階のボスを倒した時点でスタッフロールが流れるが、それ以降までやれる暇と根気があれば大した苦難にはならないだろうが…
・快適さ
前述の戦闘の演出がスキップできないこともそうだが、村の店で買える食材が野菜だけ(肉類などはダンジョンでモンスターから調達する以外方法がない)だったり、アイテムのまとめ売りが出来るのにまとめ買いが出来なかったり、
1日1回しか食事が取れないので、目に見えて強くなるためには何日も続けて食事を取らねばならず、それまでは弱さに耐えながら戦い続けるかダンジョンを作り続けるしかないと、長く掛かるゲームでじわじわと効いてくるボディーブローのような快適性の低さが気になったのは確かだ。
COMMENT
現在では新品・中古価格共に1000円を切った価格で手に入ることも多いので、暇を持て余しており、単純作業を苦にしない(むしろ積んでる本を片付ける片手間にプレイできる)人は購入の対象に入れても良いかもしれないが、一応のエンディングである10階以降も続けるかどうかは、このゲームのシステムが気に入るか次第としか言えない。
荒削りな部分は多いが、この作品での不満点の改善が後に「世界はあたしでまわってる」に繋がったと考えると感慨深い物がある。