アルカイック シールド ヒート
中央値: 54 Amazon点数: 2.9
スコアーボード
標準偏差 19.1 難易度 2.04 mk2レビュー数 69ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt | 1pt |
50pt
GOOD!
・強いて言えばボリュームが多く、長時間遊べる
・強いて言えば戦闘ではボイスがあったり、
キャラクターが滑らかに動くなど作りこまれている
・ほどほどに自由度がある
・安定した面白さがある
BAD/REQUEST
・エンゲージスキルのストックが少なすぎる
・召喚できるユニットの種類が少ない
・レベルのカンストが早い
・ストーリーが面白みに欠ける
・印象に残る音楽がない
COMMENT
マップはSRPGで戦闘はRPGと一風変わったシステムで、
行動毎に消費されるAPをうまく使って戦略を組むのが面白い。
プレイ時間も長く、中盤以降は1つのチャプターを
クリアするのに1?2時間かかるため、
じっくりと腰を据えて遊ぶことができる。
悪いところも上記で述べたが、普通に遊ぶ上では
特に致命的な問題もないので無難に遊べる一品かと。
難易度も優しすぎず、難しすぎずといったバランスで
システムを理解できれば序盤はサクサク進める。
ただ、エンゲージが行えるようになるのがある程度進行してからだったり、
継承できるスキルのストックが少ない、召喚できるユニットの種類が少ない、
など肝となる育成部分でたいしたことができないため自由度はそれほど高くない。
またクリアしたばかりのチャプターは何度でも挑めるため
次のチャプターへ進む前に寄り道して自由にレベル上げを行えるが、
レベルのカンストが早く、寄り道を一度もしない状態で進めても、
最終チャプターの3つ前にはカンストしてしまうキャラクターができてしまう。
クリアした感想としては細かい不満点は幾つかあるものの
可もなく不可もない綺麗にまとまったSRPG。
Amazonレビュー
レビュー者: usao レビュー日: 2015-06-30ただし敵ターンに攻撃された場合は,このコマンド戦闘には入らず
一方的に殴られるだけになるというルールに激しく難がある.
序盤はまだしも,中盤以降は敵味方共に攻撃力がインフレしてくるのと,
即死効果を持つ敵がわりといるのとで
敵のターンに攻撃される≒ユニットロスト
的なことになってくる.
なので,接近してきた敵は自ターンに可能な限り戦闘を仕掛けて倒してしまうことが求められる.
3チームしかいない自軍の1チームで1ターンに仕掛けられる戦闘はせいぜい1回,
敵ターンで運よく程よい場所に敵が止まってくれたとしても2回というところ.
自ターンで敵を2~5チームほど始末しないとならないので,常時3チームをフルで稼働させることになる.
ここまではまぁ理解できる.が,
【今いる敵を全て倒すとその瞬間に次の敵集団が唐突に現れる】という増援の出し方であり,且つ,
【出てくる場所が尋常じゃない!】ため,
行動順が後ろ側な味方で今見えている最後の敵を倒した場合,もはや何もできずにこちらが死ぬことになるという…
SLGでマップのど真ん中に唐突に敵が湧くタイプは個人的には例外なくクソゲーだと思うのですが,
このゲームは事態の深刻さが段違い.まさかの死んで覚える系?
「ここに到達されるな」というミッションで,到達地点から5歩くらいの位置に敵が湧いた時は笑うしかなかった.
(そして,明後日の方向に移動するAIの馬鹿さ加減を見てさらに笑うことになる.防衛ミッションとは何だったのか.)
その他の辛い要素たち:
・何故ペン操作にしたのか…
ボタン「も」普通に使わせてれば全然ちがっただろうに.
・システム的にマップ形状には意味が無い.
なのので,普通のシステムでだらだらしたSLGよりもさらに「同じことを延々やるだけ感」がすごい.
・敵が経路探索がまともにできてないとしか見えない動きを示す「ときがある」.
そうなるとこっちが敵にとって良い位置に出向いてあげないとならず対応が面倒.
・内容に対してやたら時間がかかる.
が,SLGなのだと無理矢理思い込めば,まぁこのくらいはかかるんじゃない?って自分を騙すことは不可能ではない…?
攻撃モーションを毎回見なきゃならないのはFEDAだと思えばどうということはない.
・敵全滅後に即クリアとはならず,宝箱(壺だけど)を回収する時間がある
…と思いきや,これが徹底されていないので,勝手にそう思い込んでいると取り逃すことに.
よって結局は戦闘中に回収するしかなくて,そうなると即クリアにならないのは単にわずらわしい.
・5人しかいないのに出撃枠が3人なので補欠が出るという残念具合
・説明書でのキャライラストは かっこいい&かわいい のに,ゲーム内での絵ときたら…
決してつまらないわけじゃないんだけど,進めるにはすごい忍耐力が必要な感じ.
(あと,何か強力な催眠効果がある…)
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GOOD!
・グラフィック(特に戦闘シーン)がDSソフトの中でもダントツに美しい
特に必殺技(エクストラ)のグラフィックは息を飲むほどです。
・音楽が全体的に世界観と合っていて良い
戦闘シーンも相手によって変わるので演出をより盛り上げていると思う。
・エンゲージシステム
灰の戦士を犠牲にしてリーダーにスキルやアーツ、アビリティ、能力アップを付与してカスタマイズが楽しいし、面白い試みだと思う。(悪い点もあり)
・味方と敵ユニットの配置の距離でダメージ量が変化するのは
ユニットの配置をどこに置くのか決めるという意味でいい意味で悩ませる。
・灰の戦士が能力、職業ごとに声が違っていて、かつどの職業も一長一短あるのも面白い。
BAD/REQUEST
・操作性がとにかく良くない
ユニット、編成のアイコン表示が小さく掴みずらい
特に編成のメニュー(特に下のメニュー一覧)は誤認識を何度かした事もあってイライラした事が多かった。
・わざわざマップに入らないと編成できない
せめてステージ選択で自由に編成して欲しかった。
一々、セーブする毎にタイトルの戻るか戻らないかの選択も鬱陶しい。
・行動の演出が長いせいか、戦闘シーンにかかる時間が長い
スキップ機能があれば良かった。
・エンゲージシステム
システム自体は良い試みですが、付与するスキルやアーツ、アビリティ、能力アップに限りがあってより自由にキャラをカスタマイズ出来ないのは勿体無い。
・ムービー、音楽、ボイスが見れる(聞ける)モードをつけて欲しかった。
COMMENT
それなりには楽しめましたが
音楽、世界観、人物、グラフィック等と言った
せっかくの良い素材が、快適さを欠いた部分が多いせいで
今一つ生かし切れていなかった非常に勿体ないソフトでした。
個人的にはツボに来てはいるので
このシリーズを続けて欲しいと思います、RPGでも良いので。