逆転検事2
中央値: 72 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 13.09 難易度 2.06 mk2レビュー数 51ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 5pt | 4pt | 5pt | 2pt | 3pt |
76pt
GOOD!
・ストーリー
ストーリーは今までの逆転シリーズで最高じゃないでしょうか。
伏線などもひっそりと仕掛けられてて、後半でうまい具合に回収していますし
過去作でいままで触れなかった事柄や、過去の登場人物も上手くストーリーにからまっててとてもいいです。
推理も意外な展開が多かったです。どの話も「この人が犯人か!」って思った後に更に一展開がある事がしばしばでした。
特に最終話は犯人が寸前まで分からなくて、良かったです。
新キャラもどれも魅力的!
・音楽
『追求』の盛り上がりがストーリーと合ってて良かったです。
後半は特に展開も盛り上がるので、とても相性が良かった!
他の曲も、どれも良かったです。
・爽快感
全体的にテンポが良く、ストーリーと相まって『もっと進めたい!』って気持ちになります。
BAD/REQUEST
・ストーリー
後半のラスボス戦までの盛り上がりが尋常じゃ無さ過ぎて、相対的にラスボスの盛り上がりが弱かったのが惜しい。
まぁ前作より無駄にしつこくなかったし、意外な展開だったので良かったと思います。
あと事件中の時系列がはっきりしてなくて、どのタイミングで何が起こってたのかがすごく分かりにくかったです。
・推理
すごく推理しにくかったです。全体的に証人の言い方が曖昧だったり、証拠の説明文とかが足りなかったりで
『なんとなく矛盾分かったけど、どこ付きつければいいの?』『そもそもどれ突き付ければいいの?』ってのが多かったです。
・システム
新システムのビデオ指摘は拡大指摘が良い感じだったのですが、動画が一か所しか無くて他は写真だけ、しかも写真も数ヶ所しか無くて少ないと思います。もうちょっと多くても良かったのでは?
ロジックチェスも悪くはないんですが、パターン覚えれば楽に終わっちゃうのでもうちょっと枠に捕らわれない攻略法のキャラが多くても良かったと思います。
あと科学捜査って必要ない気がします。特に指紋はいらないと思う。
COMMENT
欠点は多いですが、今作はとても良いストーリーだったので満足しています。
逆転裁判シリーズ好きなら買うべし、と言っていいでしょう。
ただ、ストーリーが過去作に深く絡まってたり推理のポイントがずれてて全体的に難しかったりと、
初心者には分かりづらい作品だと思います。
そろそろ逆転裁判も時系列を完全にリセットした方がいいでしょうね。
……4も狙いはそうだったんでしょうけど。
とにかく次回作があるなら、ストーリーだけでも頑張って欲しい所です。
Amazonレビュー
レビュー者: 鈴木 レビュー日: 2015-11-27このゲームやる人はおおむね前作もやっていると思いますが 前作と同じく10回くらい間違えてもいいので 1ミスでリセットしなくても行けるのではという駆け引きができます
新システムのロジックチェス 多分これで積むことはないと思いますが 時間制限があるのが過去作にないですね
あと これは非常に個人的に気に入ったのですが ネタバレにならない程度に言いますが ラスボスが大物 「蘇る逆転裁判」のラスボス以来の超大物の悪(「3」のラスボス(?)もかなり大物の悪でしたが3のはひたすら邪悪でした) ゲーム難易度的にはそこまで強くなかったのですが このラスボスの思想や巧みさはかなり大物 個人的に終わりがいい作品が好きなので とても気に入りました
アクセスランキング
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
おいでよ どうぶつの森
コミュニケーション、Wi-Fi対応、プレイ人数:1人?4人
■価格:4800
■発売日:2005-11-23
-
押忍!闘え!応援団
応援リズムアクション、プレイ人数:1人?4人(ダウンロードプレイ対応)
■価格:4800
■発売日:2005-07-28
-
ニュー・スーパーマリオブラザーズ
アクション、プレイ人数:1人?4人
■価格:4800
■発売日:2006-05-25
-
マリオカートDS
アクションレース、Wi-Fi対応、プレイ人数:1人?8人(ダウンロードプレイ対応)
■価格:4800
■発売日:2005-12-08
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
-
メテオス
打ちあげパズル
■価格:5040
■発売日:2005-03-10
GOOD!
◎シナリオ
丁寧に作られている、といった印象。
伏線から全体の流れまで練り込まれていて、プレイしていて気持ちが良い。
前作のように時系列がゴチャゴチャという事も無く
大きな破綻や、4の某人物のような無茶苦茶な動機も無いので
安心してのめり込めるような作りになっている。
各所にホロリと来るような描写も織り込んでいるので
もっと先が見たい、真相が知りたいという気持ちにさせてくれる。
キャラクター同士の「絆」の描写がとても綺麗で素晴らしい。
ラストの盛り上がりも必見。
○BGM
追求のBGMが特に良し。「ダンスイーツ」のBGMも軽快で楽しい。
シモンのテーマも格好良い。
シリーズ全てを通して言える事だが、
気合を入れて作曲が成されている印象を受ける。
○旧キャラ
意外な所に意外な人物が居たり、かつて刑務所にブチ込んだ奴と再会する。
シリーズファンは思わずにやりとしてしまう粋な演出が満載。
シリーズに対するスタッフの愛情が感じられる。4の悪夢が嘘のようだ。
今まで話にしか出て来なかった成歩堂(と真宵)がチラッと出てくるのも嬉しい。
本当にチラッとだが…
○新キャラ(脇キャラ)
かつてのキャラ達のように、格好や姿や名前が奇抜なキャラは減ったが
どれもキャラが立っていて魅力的。
初めは憎たらしく思えたキャラも
ストーリーが進むにつれ段々と好きになっていける。
前作では旧キャラが出張りすぎて
新キャラを食っているといった問題点があったが、
今作は両方を尊重している印象を受けた。
シモン可愛い。
○システム
前作は地味にセーブ&ロードが遅くて、
地味なりにイラつかされたものだが、大分スムーズになっている。
セーブとリセットを繰り返すプレイをする身としてはありがたい改良。
その他各所でもレスポンスが早くなったりと改良が見受けられる。
セーブするとタイトル画面へ戻る仕様が無くなればもっと良かったが…
○ぬすみちゃん
何より出番が格段に増えたのが嬉しかった。
再現時間の切り替えなどの活用も増え、まさにパワーアップ。
逆転検事ならではの独自システムなので大事に成長させて欲しい所。
個人的には、エフェクトが派手になったのも良いと思う。
BAD/REQUEST
△ロジックチェス
新要素としては微妙。宣伝する程ではないと思われる。
チェスをよく知らない所為もあるだろうが、
いまいちやってる事に「チェス」のイメージが湧かない。
(少なくとも駒に駒をぶつけて割るゲームではないだろう)
証言→ゆさぶる→つきつける…の繰り返しを防ぎ、
展開にメリハリをつけているのだろうが、やや盛り上がりに欠ける。
要は証言にゆさぶりをかける形の変化版なのだが、
戦局がどうだとか派手に前置きしてやる程の事でもないように思う。
そもそも法廷ではないのだから
聞かれた事に必ず答える義務は無いと思うのだが、
何故皆ベラベラ喋って自爆していくのだろう…
(そこに言及する敵も居るには居るが、やはり自爆していく)
説得力にも欠けると言わざるを得ない。
目撃者や関係者の隠している事を暴く為の使用なら良いかもしれないが
真犯人から失言を引っ張り出す目的で使用するのは避けた方が良いと思う。
やっていてつまらない訳ではないのだが、さほど必要性が見出せなかった。
×難易度
謎解きの難易度がやはり低いように思う。
周りや御剣自身からもたらされるヒントが多い上に具体的。
謎の真相やオチが大体読める。
ロジックも、手応えもひっかけも無い合わせパズルばかり。
凄まじい頭の回転やひらめきを要する展開も無い。
ラスボスの正体は意外性があったが、特定は容易で拍子抜け。
ここをプレイヤーに推理させたら難易度はかなり上がったと思われるが…
また、前作同様ペナルティが少なすぎる。
「そう主張するつもりならコレ位は覚悟しろ」→致命的なペナルティ
といった状況から格好良く切り返すのが燃えるのだが
「これ以上言うなら検事バッジ取り上げるぞ」「上層部にチクるぞ」
→しかし実際に間違えてもちょっとのペナルティで済む…
といった展開が多くて萎えた。
ラストで不自然にペナルティを増やす展開が来るが、
それも致命的と言うほどではなく、何だか甘い。
×テンポ
法廷パートを挟まないので仕方ないと言えば仕方ないが
とにかくメリハリに欠けている。これは前作で言われていた事で、
前作から変化が見受けられないというのはやはり欠点。
×スキップ
せっかくBボタンで既読メッセージが飛ばせても、
動作中はスキップが止まるのであまり意味が無い。
動作が長いキャラが喋ると少々イラつく。
せめて一度見た動作くらい飛ばせるようにしてくれれば…
△テーマ
あまり「逆転」している感じを受けないのは前作から変わっていない。
それどころか今回は全体を通して「検事」なのかどうかもちょっと怪しい…
弁護士と検事の間で揺れる御剣がメインな為、仕方ないとは言えるが
タイトルという大きなメインテーマとズレかけるのは少々マズいと思う。
△水鏡
ちょっとキャラ付けが激しすぎたのではないか。
法廷でもない現場で閉廷だの判決だの証拠の受理だの…
客観的に見ると寒い。というか図がマヌケ。
後、序盤の御剣に対する悪意のような態度は何だったのか
もう少し踏み込んだ説明が欲しかった。
COMMENT
逆転シリーズは全てプレイ済み。
色々書いたが、特筆するほどの評価点も問題点も無く安定している。
悪く言えばあまり進歩が無いという事でもあるが
元の面白さは損ねず、根本は変えず、悪い点は改善していて好感が持てる。
昨今このような基本的な事が出来ずに
落ちぶれていくシリーズが多い中、珍しいと言える。
(まあ4という例外もあった事にはあったが)
1?3と比べてしまえばまだまだと言う他無いが、
値段分は楽しめたし、熱中出来た。
前作からかけられた期待には見事に応えきったといった所。
前作を楽しめた人なら、まず間違いなく買って損は無いだろう。