スーパーロボット大戦L
中央値: 63 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 16.38 難易度 2.43 mk2レビュー数 23ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt |
49pt
GOOD!
強化パーツの削除により追加された機体ボーナス。
これにより今まで使われなかった機体たちにも活躍の機会は出た。
新しく加入したユニットはどんなボーナスを持っているのかという楽しみも増えた。
序盤は5段階改造しかできないのでバランスブレイカーが序盤は作りにくい
「熱血」を覚えるまで…第24話くらいまでのバランスはけっこういいと思う。
主人公機が最終話で強制出撃ではない
アカツキが自由に乗り換えできる
SEED DESTINYの原作大幅改変
議長の最後には感動した
「きっと素直になれるから」や「希望の芽吹き」って曲など, オリ曲は個人的に良好
BAD/REQUEST
機体ボーナスはGOODにも書いたが,
逆に言えば, 使いたくない機体もボーナスのために使っている状態の可能性もある。
機体が強化パーツのように扱われていると感じる人もいるのではないだろうか。
PU同士の戦闘で敵PUがこちらのリーダーやサブを集中攻撃してきた場合,
反撃で敵リーダーを集中攻撃しかできない。
個別攻撃できないのはなぜか。このせいでかなりテンポが悪い。
前作スパロボKでやりすぎたためかアタックコンボの弱体化が激しい。
本来のコンボの役割を思い出して欲しい。
敵にアタックコンボを撃たせたほうが楽とかなんかおかしい。
とどめ演出が演出上撤退する敵(ほとんどのボス)には発動しない。
ヒイロのツインバスターライフルのとどめ演出なんてザコに使っても…ねえ
エヴァ独自のコマンド「切断」が切断しますかとも聞かれないので,
イベントなどの動けなくなったときの誤操作で切断してしまうことが多々ある。
敵のボスが弱いかわりにザコが多い。
援護防御なども重なって, 終盤は結局MAP兵器ゲーになる。
宇宙ルートの30話は本当に苦痛でしかなかった。
一部の機体の参戦が本当に遅い。
その参戦作品の主人公が10話も使えないとか, かなり不満。
COMMENT
スパロボには珍しく, けっこう重大なバグがあるので,
もしこれからゲームを開始する方はバグの情報だけでも見ておく事をおすすめします。
スパロボはかなりのシリーズをやってますが,
スパロボは前作の不満点を解消した結果新たな不満点が生まれていくものだとよく感じます。
次作にはそんなことが無いように期待しています。
難易度は経験者には温い→ある程度先が読める
初心者にはけっこう難しい→覚えることが多く, 敗北条件も厳しいものもある
から難しいにしておきます。
Amazonレビュー
レビュー者: 翡翠 レビュー日: 2010-11-29まず言える事は、「長い」ということです。話数も43話と多いですし
テキストも、特にインターミッションが長いためやや冗長な感じです。
またシステムがこれまでの作品と大きく異なっており「少数を改造して反撃戦法で削る」
やり方がほぼ使えなくなっていますのでじっくりやる必要があり、1マップにかかる時間も長めです。
敵も強めで難易度はやや高め、逆に言うとやりごたえがあります。
シナリオの質は中々いい感じで、キャラクターがお互いにうまく絡んでおり
いい方向へ、いい方向へと流れを作ってくれます。原作で
「いい結果になる要素があるのに登場人物が妙なことをやって悪い結果になる」
という場面でも今作ではいい結果になる事が多くなっていますし
原作の極端なグロ描写や悪い展開は極力抑えられています。
伏線の張り方もなかなかで、次回作があってもおかしくないような終わりでした。
少々オリジナル勢の影が薄かったので好みが分かれるところかと思います。
全体的に見て、個人的にはスーパーロボット大戦W≧今作>>>スーパーロボット大戦Kぐらいかと感じました。
戦闘アニメはかなり力が入っており、滑らかで演出もいい感じです。
私見ですが魔装機神と同じく「戦闘アニメの合間にムービーを挿入する」
事がされているようで一部の攻撃はかなり見物。
戦闘の特殊セリフもかなり入っておりいろいろな組み合わせで楽しめます。
強化パーツがなくなり、代わりに「パートナーを組んだユニットの
特殊要素(機体ボーナス)が両機に反映される」仕様になりました。これによって
誰と誰を組ませるか、といったところも考える必要があり面白くやりがいがあります。
特殊要素は機体フル改造で上昇しますし1マップあたりで得られる資金も多めであり
被撃墜による修理費もかからないので積極的に改造していけます。
ただ改造引継ぎがほとんど無いので改造する機体の選定は慎重に。
前作と同じようにパートナーを組まず1機でコンボで一度に多くの敵に攻撃することも可能ですが、
コンボが弱体化している上EN/弾数無消費武器が無いため使いどころが難しいです。
一部非常に難しいマップがあり、詰め将棋的な要素があるマップでは配置をよく考えて、
ボスが立て続けに出るマップでは急がずどっしり構えて、精神コマンドを極力温存して戦うのがお勧めです。
上で述べましたとおり、時間をかけてゆっくりとやりたい方向けの要素が強いですね。
一部のお気に入りのユニットで無双をしたい方にはやや不向きかと思います。
次回作が出たらやりたいですね。個人的には☆5ですが時間の余り無い方、旧来のスパロボが
好きな方はよくご検討ください。テキストが長いことによるテンポを考慮し面白さは☆4。
余談ですがXでシナリオスキップ(未読も)、Bで読み返し、Aで戦闘アニメ早送り、Bで戦闘アニメ終了できます。
10.11.30追記
予約特典のマルチケースですがDSソフトやメモリーカードが4枚入る薄手のケースです。
説明書にも「落下や保護を保証するものではありません」とある程度です。
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GOOD!
前作Kで酷評されたPUシステムを、
十分遊べるものへと変えてきたのは好感が持てます。
今作はコンボが弱体化しているので
シングルユニットではなく、パートナーユニットとして
二体同時に行動させるのが基本となりますが、
リザーブに送られがちな補給ユニット等にも光が当たるこのシステムは
個人的には大歓迎です。
シナリオも良いと思います。
ど派手なクロスオーバーはありませんが
堅実に「スパロボ」をしてるシナリオ、台詞だと思います。
主人公はやや空気気味ではありますが
スパロボの王道を行く熱血主人公で、嫌みが無く好感が持てますね。
そして戦闘前会話の多彩さが嬉しいですね。
戦闘自体の早送りも出来ますし、
戦闘アニメオフにするのが勿体なくなります。
アニメ自体のデキの良さは言わずもがな。
台詞こそありませんが、熱いです。
BGMですが、マクロスFがものすごく優遇されています。
ファンはとても嬉しいんじゃないでしょうか。
話数43話は据え置きゲームに比べると少ないですが
それでもインターミッションと合わせるとかなりのボリュームがあり、
1、2周楽しむなら、携帯ゲームとしては最適だと思います。
BAD/REQUEST
システム上の連続ターゲット補正や
改造段階が少ないため、無双プレイができなくなっています。
また、熱血の習得が遅いため
中盤は大ダメージを与えることが出来ず、
ヒットポイントの高いボスが大量に出現するマップでは
少しストレスがたまります。
スキルを揃えまくれば無双プレイも不可能ではありませんが
お気に入りの機体だけを鍛えて無双したい!というプレイヤーは
このシステムに対して気に入らない方も多いのではないでしょうか。
それと、システム面自体は快適なのですが
あからさまな所見殺しの増援や、敗北条件が微妙なマップがあります。
これが、ノーリセットプレイにおける本作の難易度を
無駄に上げている主要因です。
戦略性を求められるマップなら大歓迎ですが
それとは関係なく、単に制約を強いる条件なので
不要だったのではないかな? と思います。
COMMENT
新しいシステムを取り入れることは
既存の保守的なファンからの反発も予想されるので
開発側としてはチャレンジングなことだと思いますが、
個人的に、本作はうまくいっていると思います。
参戦作品の取り扱いについては
わたしはアニメを一切見ないスパロボプレイヤーなので
ファンの方の怒りや喜びを完全に理解することはできません。
しかし、前作Kの悲惨なシナリオに比べれば
本作はかなりまともだと感じましたし、普通に楽しめました。
DSのスパロボは3作目ですが
シナリオ&ボリューム重視の方は一作目のWを、
快適さ&システムの目新しさ重視の方は本作をおすすめします。
どちらも楽しいです。ただし、二作目Kだけは……。