スーパーロボット大戦L
中央値: 63 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 16.38 難易度 2.43 mk2レビュー数 23ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt |
67pt
GOOD!
・戦闘マップでパーティを編成できる点が良い(シングルユニットに限る)
・戦闘ムービーを早送りできるようになった
・マップ演出(特殊技能発動)のカットが可能になった
・グラフフィックの大幅向上。キャラのカットインが豊富に入るのがいい。
・BGMの音質の良さがDSソフトとは思えないほどいい。
・初登場ではない作品のユニットで、前作では使えなかったり、存在しなかったユニットがあるのがいい
BAD/REQUEST
・約1/3の作品が前作から登場しているものである。
・マップの敗北条件に、少し厳しいものがある
(ボスを倒した後に、ユニット5体が動けなくなり、4ターンもそれを守護しなくてはいけない等)
・強化パーツが廃止された事。これにより、武器の射程を伸ばす事が難しくなった。
・連続ターゲット補正での、命中率の上昇幅が大きすぎる
・ユニットのほぼ全ての武器にEN消費や残弾があり、単機で前線に置いておけなくなった事
・射程が短いP武器が多い(ほとんどが1?3)
COMMENT
前作「K」から引き継いだチームバトルシステムが洗練されていて、快適に遊ぶ事が出来ました。
グラフィック、音楽も向上していて、DSのドットでここまで出来るのか!と感心します。
難易度は少し高めに感じました。1?2周遊んだだけでは、強キャラ1体で敵を全滅させるのは無理な気がします。
それから、連続ターゲット補正は健在で、リアル系がまだ使い辛いです。分身などの特殊回避がないリアル系は怖くて前に出せません。
とにかく全軍で敵を攻略する事に重きを置いたかのようなバランスは、あまり好きではないのですが…
Amazonレビュー
レビュー者: 翡翠 レビュー日: 2010-11-29まず言える事は、「長い」ということです。話数も43話と多いですし
テキストも、特にインターミッションが長いためやや冗長な感じです。
またシステムがこれまでの作品と大きく異なっており「少数を改造して反撃戦法で削る」
やり方がほぼ使えなくなっていますのでじっくりやる必要があり、1マップにかかる時間も長めです。
敵も強めで難易度はやや高め、逆に言うとやりごたえがあります。
シナリオの質は中々いい感じで、キャラクターがお互いにうまく絡んでおり
いい方向へ、いい方向へと流れを作ってくれます。原作で
「いい結果になる要素があるのに登場人物が妙なことをやって悪い結果になる」
という場面でも今作ではいい結果になる事が多くなっていますし
原作の極端なグロ描写や悪い展開は極力抑えられています。
伏線の張り方もなかなかで、次回作があってもおかしくないような終わりでした。
少々オリジナル勢の影が薄かったので好みが分かれるところかと思います。
全体的に見て、個人的にはスーパーロボット大戦W≧今作>>>スーパーロボット大戦Kぐらいかと感じました。
戦闘アニメはかなり力が入っており、滑らかで演出もいい感じです。
私見ですが魔装機神と同じく「戦闘アニメの合間にムービーを挿入する」
事がされているようで一部の攻撃はかなり見物。
戦闘の特殊セリフもかなり入っておりいろいろな組み合わせで楽しめます。
強化パーツがなくなり、代わりに「パートナーを組んだユニットの
特殊要素(機体ボーナス)が両機に反映される」仕様になりました。これによって
誰と誰を組ませるか、といったところも考える必要があり面白くやりがいがあります。
特殊要素は機体フル改造で上昇しますし1マップあたりで得られる資金も多めであり
被撃墜による修理費もかからないので積極的に改造していけます。
ただ改造引継ぎがほとんど無いので改造する機体の選定は慎重に。
前作と同じようにパートナーを組まず1機でコンボで一度に多くの敵に攻撃することも可能ですが、
コンボが弱体化している上EN/弾数無消費武器が無いため使いどころが難しいです。
一部非常に難しいマップがあり、詰め将棋的な要素があるマップでは配置をよく考えて、
ボスが立て続けに出るマップでは急がずどっしり構えて、精神コマンドを極力温存して戦うのがお勧めです。
上で述べましたとおり、時間をかけてゆっくりとやりたい方向けの要素が強いですね。
一部のお気に入りのユニットで無双をしたい方にはやや不向きかと思います。
次回作が出たらやりたいですね。個人的には☆5ですが時間の余り無い方、旧来のスパロボが
好きな方はよくご検討ください。テキストが長いことによるテンポを考慮し面白さは☆4。
余談ですがXでシナリオスキップ(未読も)、Bで読み返し、Aで戦闘アニメ早送り、Bで戦闘アニメ終了できます。
10.11.30追記
予約特典のマルチケースですがDSソフトやメモリーカードが4枚入る薄手のケースです。
説明書にも「落下や保護を保証するものではありません」とある程度です。
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GOOD!
サクサク進めるので個人的には○。「鉄のラインバレル」はともかく「戦え!イクサー1」を持って来たのには驚いたが、キャラ同士の交流がしっかり描かれていたのでその辺はいい。原作の敵が出ない「いるだけ参戦」のキャラ達も、しっかり話に絡んでくる。
戦闘時の特殊台詞も満載だったが、一番驚いたのは版権→オリジナルの台詞があったこと。逆なら王道だが、これはびっくりした。
DESTINYに関しては文句のつけようがない。問題だった部分を削るだけでここまで変わるとは……。愚連隊状態だったアークエンジェル隊に関しても、納得のいく仕上がりになっている。オーブ戦での3人の連携は正直言って感動した。「もうこっちが原作でいい」という人がいたが、賛成だ。
オリジナル要素は主人公が○。特殊台詞が少なめなのは気になったが、キャラ性・機体性能ともに文句のつけようがない。機体の強化に関してはガンレオンという前例があるので別に気にならなかった。合体攻撃を除けばだが……。
PUの強化・アタックコンボの弱体化は妥当なところだと思う。KはSU無双もいいところで、とにかく撃ちまくっていれば敵が減る、という流れになりがちだったのでこれはよかった。あと、個人的にはガイキング・ザ・グレートの燃費が改善されたのが○。Kのあれではただの魅せロボだったので……。
しかし、何と言っても戦闘アニメーションが凄い。とにかく動く、動く、止まらない。ラインバレル系やマクロス系は本作でも特に力が入っている。
BAD/REQUEST
いいところはあるが、悪いところも同じくらいある。
真っ先に挙げたいのは会話の長さ。自分は会話を楽しむタイプなのでほとんど気にならなかったが、テンポ良く進めたい人には厳しいだろうと思う。
シナリオはいい出来だと思うのだが、詰め込み過ぎな感がある。とくに劇場版エヴァに関しては、補完計画の結末に思わず「は!?」と言ってしまった。未完作品を盛り込んだのにはフルメタという前例があるにはあるが、これはさすがに……。あと、デミトリーが実質無駄死にになってしまっているのが気になった。
トドメ演出は充実しているのに、ボス格に対してイベント以外で発生しないのは酷過ぎる。「撃墜されてすぐにマップからいなくならない」ユニットに対してこの仕様が取られているようだが、撃墜演出が発生するボス格がラスボスのみというのはあまりにもあり得ない。このせいで気分が盛り上がってもブレーキをかけられたような状態になってしまい、不完全燃焼が否めない。
敵の思考もそうだが、戦闘が厳しい。余程無謀な行動に出なければクリアできるステージばかりなのだが、その「無謀な行動」をNPC化した敗北条件機がやってしまうステージがあり、最終的に詰んだ。一応同じキャラなのに、スキルパーツが反映されないのは疑問だ。前作でSUが強すぎたのを反省したのだろうが、今度は冷遇されすぎ。しかも強制出撃は一部を除きSU固定で編成不可。「あつものに懲りてなますを吹く」とはこのことだ。この問題をもろにかぶったのがラインバレルで、ルート選択次第だが5ステージ連続でその状態になる。
分岐によるPU分散へのフォローがない。合流のたびにいちいち組みなおさねばならず、手間がかかる。これに関しては慣れてしまえば問題ないが……。
主人公機の合体攻撃の追加が遅すぎる。最終話の1話前では遅すぎる。バルキリーもそうだ。しかも本作の使用上、PUを組んでいても合体攻撃を使うと一人での攻撃になってしまう。ダメージソースとしては失格もいいところだ。この仕様は合体攻撃を使うユニット同士で組むことを想定したのかも知れないが、やり過ぎだ。OGSのツインユニットはさすがに強すぎたが。
COMMENT
いわゆる「無双プレイ」ではなく、「味方同士で協力して戦う」タイプのスパロボだと思う。
以前の作品だとヤルダバオトだのヴァルザカードだのと、無双が出来るほど強いユニットが多かったが、本作はその手のユニットがいない。同じバランスの中で「強くて使いやすい」「戦闘力は低いがサポートが得意」という風に分けられており、PUによる戦略の幅の広さは面白かった。
終盤に来るにつれて難易度が高くなって来るが、足並みが揃っていれば確実にクリアできる、というレベルだったと感じた(「鋼鉄の華」「託された希望」は完全な初見殺しだったが……)。
BGMに関しては、個人的には納得のいくレベルだった。「紅蓮の戦闘領域」「炎の巨人・ガイキング合体!」が削られているのが気になったが、それくらいだ。
これは周回を重ねてある程度序盤の戦力に余裕が出てきてからが本番のゲームだと思う。
最初の内は難易度に振り回され、ストーリーを楽しむ余裕は恐らくないはず。
作品同士のコラボレーションは個人的には中の上といったところだったが、比較対象がWでは勝負にならない(あの作品のコラボはレベルが高すぎた)。これは新規参戦作品を楽しむべきだろう。そもそもスパロボのセオリーとして「新規組の優遇」というのは今に始まったことではない。
総評としては無双プレイに慣れた人や、戦略を立てるのが苦手な人には向かないゲームだと感じた。どちらかというとじっくりプレイするのが苦にならない人に向いていると思う。