ラジアントヒストリア
タイトル概要
中央値: 77 Amazon点数: 4.3
スコアーボード
標準偏差 13.81 難易度 2.25 mk2レビュー数 81ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
368人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: G.R. レビュー日: 2010-11-19
「世界樹」が口コミでじわじわと認知度を伸ばし、3作もリリースされファンに愛されるスマッシュヒットとなったように、
「ラジアント・ヒストリア」もその道を歩んで欲しい…
プレイタイム・28時間の旅を終えて思うのはただそればかりです。
システム・グラフィック・サウンド・シナリオ、全てが過去の傑作を意識し踏襲した王道モノでありながら
既視感もストレスも覚えさせることなく小気味よく進んでいく、新しい「王道」に至る道標をそっと打ち立てた秀作。
細かなアラは探せばありますし、クリア後のおまけもあればいいのに…と思わずにはいられないけれど、
(特に、クリア後にセーブ出来るのにサブシナリオを読み直せないのは残念…)
「もう少し続きが読みたかったなぁ…」という名残惜しさの混じった心地良い余韻に浸れる作品にはなかなか出会えません。
「時間移動と歴史改変」を主軸に、「決断」を絶え間なく問うシナリオはプレイしていても先が気になり、止め時が本当に分からなくて困りました。
絶賛しすぎかなぁとも思いましたが、奇を衒うことなく誠実に作り上げた作品なのは間違いありません。
色々経営周りで芳しくない話も聞こえてくるアトラスだけど、こういう心に残る作品を創り続けてくれる事を願うばかりです。
文句なしで☆5つ。ありがとうアトラス超頑張れ。個人的に下村さんのBGMも絶品でした。
「ラジアント・ヒストリア」もその道を歩んで欲しい…
プレイタイム・28時間の旅を終えて思うのはただそればかりです。
システム・グラフィック・サウンド・シナリオ、全てが過去の傑作を意識し踏襲した王道モノでありながら
既視感もストレスも覚えさせることなく小気味よく進んでいく、新しい「王道」に至る道標をそっと打ち立てた秀作。
細かなアラは探せばありますし、クリア後のおまけもあればいいのに…と思わずにはいられないけれど、
(特に、クリア後にセーブ出来るのにサブシナリオを読み直せないのは残念…)
「もう少し続きが読みたかったなぁ…」という名残惜しさの混じった心地良い余韻に浸れる作品にはなかなか出会えません。
「時間移動と歴史改変」を主軸に、「決断」を絶え間なく問うシナリオはプレイしていても先が気になり、止め時が本当に分からなくて困りました。
絶賛しすぎかなぁとも思いましたが、奇を衒うことなく誠実に作り上げた作品なのは間違いありません。
色々経営周りで芳しくない話も聞こえてくるアトラスだけど、こういう心に残る作品を創り続けてくれる事を願うばかりです。
文句なしで☆5つ。ありがとうアトラス超頑張れ。個人的に下村さんのBGMも絶品でした。
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GOOD!
DSのRPGは色々手を出したけれど、その中では比較的長くできた方だと思う。あとは、
・セーブポイントがいっぱいある。
・戦闘がレベルを上げれば勝てる、ではなくてそこそこ頭を使う。逆に多少レベルが足りなくても工夫次第では勝てる。
・シンボルエンカウントで、だいたいの敵はよけて進める。
・基本的には一本道なので、迷うことはほぼない。メニュー画面を開けば次にやることとかが書いてあるのもよい。
・バッドエンドが多いが、どれもダイジェスト調なので時間がかからない。まあ容量の問題だろうが。
BAD/REQUEST
・レベルを上げても、格下と戦うときに時間がかかる。特殊な戦闘システムは良い部分にもなると思うけど、力押しできないのは面倒だと思うことが多々。
・快適性に難がある。スタートを押せばイベントスキップ、Xボタンでメッセージスキップなのはいいとして、その間にイベント速度アップも欲しかった。過去に戻ってやり直すさい、クセでついスタートボタンを押してしまいあまり重要ではないが1回しか見られないイベントを飛ばしてしまった。
・また過去に戻る回数がとても多い割に、飛ばせるとはいえ一度見たイベントシーンに毎回戻らなければならないのはイライラする。なぜここがどうにもできないのか? 著しく水をさされた。
・メンバー間にどうしても差ができるし、話の都合的にしょうがないと思わないでもないが、パーティメンバーがどうしても固定のメンバーになりがち。詳しくは後述。
ここまでは、他がよければ許せるライン。ここからは、正直どうかと思う部分。
・シナリオが説明不足にもほどがある。特に敵たちの目的が各々バラバラなのはともかく、どういった考えでその行動に至ったのかが描かれていないため(よく敵が登場するシーンがあるのに)、今一つ話に深みがない。
・一つの世界に平行してもう一つの世界、ではなく、二つの似たような道を順に追って行くだけ。しかも時間移動するのは主人公一人という設定なのに、ほぼ固定の仲間がどちらでも付いてくる。ならば主人公だけではなくこの二人も移動してるという設定にすればよかったのに。そうでなければ、2つのルートはそれぞれ別の仲間と旅をするぐらいしてほしかった。
・サブイベントやバッドエンド。まあ多いとは思うけど、多いだけ。とにかく面倒くさいし、これを見たからといって「ああ、そういうことね!」ということもあまりない。ここにもっと本筋に絡む話を入れれば、クロノトリガーのように面白くなりそうなのに。
・これは言ってる人も多い、話の整合性。まあそんなこと言ったら過去にワープできるだけでどうにでもなるんだけど……
・ネタバレになりそうなんで、あまり詳しくは言えないが黒の黙示録を持っていた人物の正体。あれだけ意味ありげに引っ張っておいて……
・終盤の流れ。これも詳しく言えないが、無駄に引っ張っているだけでイライラした。
・一番イライラしたのは、最終章まで行っても世界を自由に闊歩できないこと!
以上の理由から、満足度は0点。
COMMENT
真のエンディングまで見ましたが、まったく納得できるゲームではありませんでした。できそこないのサウンドノベルにRPG要素を足しました、という印象しか受けなかったですね。ここでの評価が高かったので期待していたのですが、残念です。
ラジアーターは好きだったんですが全然違うし、あんまり王道って感じはしませんね。そもそも時間を遡って出来事を変えるってことは邪道だよねと思ってしまいますが(笑)
時間を越えて、と言われるとどうしてもクロノトリガーを思い浮かべてしまいましたが、それが敗因だったかな……時間移動と言われるとどうしても自由度が高いものと思ってしまうので。好みにもよると思いますが、少なくとも違う話、違うエンディングがもう一つあってもいいかなと。そうでなければわざわざ似たような話を平行して、一つの結末に向かう意味がちょっとわからないしテンポが悪い。だったら一つのシナリオを進めて、章の区切りの所でまずかったところを修正するからタイムリープするみたいにした方がテンポが良くなるんじゃないでしょうか。
最初から二人ほぼレギュラーの仲間がいるんですが、後半の話し合いのシーンなんかではシルエットもないのはどういうこと? レギュラーなのに話にまったく絡んでこないのが逆に違和感です。
最後に、エンディングコンプしたらエキストラダンジョンくらい入れておいて欲しかったですね。基本的には敵が弱かったので……