黄金の太陽 漆黒なる夜明け
中央値: 41 Amazon点数: 3.0
スコアーボード
標準偏差 12.21 難易度 1.11 mk2レビュー数 18ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 0pt |
45pt
GOOD!
前作2作ともプレイ済みです。
皆さんもおっしゃっていると思いますが、前作と比べて以下の点がよかったなぁと思いました。
・技のエフェクトが多彩化
顕著なのが武器専用の特殊攻撃。
人によって武器の扱い方が異なるのもある種の工夫と言えるかなと思います。エナジーもGBAの時代から多少変化しています。効果音もよい(特にヒートバーナーはもはやレーザ―ビーム)。
・戦闘のテンポが速い
新たに追加されたBボタンでの早送り機能。あれはグラフィックを見あきたときには重宝しました。
だいたいこんなものでしょうか。
ただ、少々納得いかないところもあります。それに関しては以下に。
BAD/REQUEST
結構このようなRPGはやってきたつもりですが、以下の点でどうしても見劣りします。(ネタばれを含むので未クリア者は閲覧をご遠慮ください。)
・グラフィックが下手
さすがにファルコムの英雄伝説6・7ほどは期待していませんでしたが、こればかりは少しひどい気がします。DSが発売してからかれこれ6年以上、第2作目が発売してから5年は経っていて、この間にでも変化はあると思ったのですが、失望です。
・前作プレイ者を含めた全プレイヤーに優しくない設計
前作をプレイしている人には非常に分かるのですが、それ以外の人には辞書機能があったとしてもちょっと分かりにくいところがあったりします。
また、序盤から色々な地名が出てきて、私ですら混乱しました。
・ストーリ―が悪い意味で適当
公式サイトによれば「ロック鳥」を探すことが目的だったはず。ところがロック鳥は中盤で出番は終了し、世界の大異変へとつながっていく。更に言うとそれが解決しても謎が残ったまま終了…。
結局、羽の出番はナシ。
ある程度はすっきりした内容にしてほしかったです。
・再回収不可の重要アイテムが多すぎる
「重要アイテム」というのは勿論ジンや召喚石板の事です。
前作まででは、序盤に登場してもエナジーが足りなく、色々獲得してからまた戻ってきてようやくゲット、というのがあったのですが、今回はその配慮は一切ないです。一応、引き返し不可の前には確認選択肢が出ますが、正直言って完璧にそれまでのアイテムをゲットしてきたと確信して「はい」と答えられる人はまずいないです(攻略サイトを参照すれば出来ると思いますが、ポリシー上そうしない人は多いと思うので)。もしくは引き返すことが出来ると期待して答えたかのどちらかでしょう。私もこれにはちょっとあきれました。
・謎解きの難易度の大幅な低下、特定の敵の異常なステータス
「グロウ」が初期段階から使えるようになったのは大きな助けですが(前回はクラスチェンジを知らないと絶対分からないところがあった)、今回はその他、いろんな意味で謎解きのレベルが低かったです。特に私は難問を前にして何日もうんうん唸ってやっと答えを出すようなものが大好きなので、こればかりは簡単すぎるかと思いました…(あくまで私の主観ですが)。
更に、隠しボスを含めた、特定の敵が異常な強さを誇っていることには少々あきれます。幸い、前作よりレベルアップの配慮はかなりされているので苦にならないと思いますが、それでもとある敵の召喚魔法×2(1ターン)+4回行動は俺は鬼だと思いました。
余談。ミミックをジンでどっかに吹き飛ばしてしまってアイテムが回収できなかった…というのを経験した人はいるでしょうか…。こういうタイプの敵はそれを無効化する特性をつけるべきなのでは?
・クリアデータの意味のなさ
以上の回収不可のアイテムの存在により、エクリプス状態からのゲームの再開システムはもはや意味をなしていません。なんでこんな機能を付けたんだ?
ざっとこんなものです。今までに例をみないほど書きました。
長文ですいません。
COMMENT
私のお気に入りだったシリーズなだけにショックは大きかったです。一応、変に未解決なまま終わるのも嫌なので次回作が発売されたら買いますけれど、期待外れにならないよう祈るばかりです。
とりあえず、攻略サイトを参考にしながら、引き継ぎ要素を考慮してもう一周完璧なデータを作る予定です。
単純作業だけどルートはだいたいわかるから今回かかった時間の3分の2ぐらいで終わるでしょう…多分。
とにかく、あまり消費者を失望させるようなものは我々としては御免なので、もうちょっと考えてください。次回作は今回まき散らした?すべての伏線を回収できることを期待しています。
Amazonレビュー
レビュー者: uonyk レビュー日: 2017-04-30失われし時代と同様、やりこみ要素もおさえてあり、ファンとしては嬉しいのですが
それらの要素は過去作の延長上にあり、装備アイテムも使いまわしが目立ち、未知の新しい演出等は感じません
次回作が5年以上作られていないことは残念でなりませんが、わざわざ購入するファンであれば買って損は無いでしょう
アクセスランキング
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
ドラゴンクエストIX 星空の守り人
ロールプレイング、ワイヤレスプレイ(2人?4人)、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2009-07-11
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
ファイナルファンタジーIII
RPG、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2006-08-24
-
世界樹の迷宮
3DダンジョンRPG、(Best版:2010年7月15日発売)
■価格:5229
■発売日:2007-01-18
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
すばらしきこのせかい
タッチアクションRPG
■価格:5980
■発売日:2007-07-27
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
ファイナルファンタジー4
RPG
■価格:5980
■発売日:2007-12-20
GOOD!
大ヒットRPGビヨンドザビヨンドより少し面白い。
戦闘のテンポは良く、サクサクこなせる。
グラフィックはローポリ中心でもそこそこ綺麗。
特に戦闘時のキャラや召喚の演出は凝っている。
DS初期のFF3リメイクあたりと比較すれば質の高さが分かる。
音楽は70%パワー桜庭。一応がんばりましたみたいな感じ。
BAD/REQUEST
ユーザーインターフェースが古臭く、特にアイテム周りの不便さが目に付く。
基本的な造りがメガドラ時代から殆ど進歩していない。
キャメロットは20年近く何を見てきたのか。
未だにファミコンのドラクエしか知らないのか?
本家以下のもっさりしたアクションで壷を調べたり、
「○○があらわれた!」なんてやっているあたり、本当にその程度なのかも。
会話で喜怒哀楽を選択するシステムは、不要を通り越して明確な減点要素。
何を選んでもこちらが考えていた態度を取ってくれず、
相手が勝手に主人公の台詞を代弁して突っ込んできたりする。
ドラクエの主人公が喋らないのは感情移入を阻害しない為だ。
プレイヤーが意図しない台詞を代弁させたらその目的は台無しになる。
キャメロットは堀井雄二の考えを理解しないまま上っ面だけ真似ている。
難易度が低くて退屈。
攻撃方法は多彩でも戦闘自体がぬるいので工夫する必要が無い。
謎解きは丁寧に作られているがこれまた簡単すぎて作業感が強い。
燭台があったら火をつける。羽があったら風を吹かせる。解けて嬉しいか?
仲間を8人も用意する必要があったのか疑問。
古臭いUIでは管理が面倒になるだけだ。
人数を絞ってもシステム面から育成の幅を持たせることで代用はできた。
先へ先へと進ませて、前の街やダンジョンに戻れなくなる。
これはFFが広めた悪しき慣習にして、携帯機の低予算RPGではもはやお約束の手抜き。
アイテムやジンの取り逃しに対するフォローが無いのも酷いが、
そもそもキャラクターの成長を楽しむことをRPGの本質と見るなら、
行動範囲の拡大という「成長」の一側面を軽視して良いはずがない。
分割商法でボリュームを減らした上にフラグを簡略化して楽をしているくせに、
少し先の街に行っただけで先のイベントの一部が進行して困惑することも。
テキストが小学生の作文レベル。
・冗長で無駄が多い言葉のやり取り
・会話の流れが支離滅裂
・無意味な括弧を多用する
・老若男女がルー大柴並に不自然なカタカナ英語を織り交ぜる
・覚えにくい地名人名ゲーム内用語が急に溢れる
・ヒロインが幼馴染の父親を名前で呼び捨てる
高橋兄弟の貧弱な国語力はますます悪化した感さえある。
誤字脱字を拾うだけが校正ではない。
COMMENT
GBAの一作目をプレイした時の印象は、悪い意味で古臭い凡作。
こんな退屈なゲームがどうして北米で受けたのか、未だに不思議だ。
ユーザーを馬鹿にした尻切れトンボエンディングに呆れて二作目は購入していない。
あれから9年も経った。
今作はハードの末期まで大事に温めてきた力作かと思いきや、全く懲りていない。
一つのソフトは一つの商品としてその中で一通りまとめるのが道義だ。
続編は買わない。
大した魅力も無いゲームにソフト2本分の金を払うのは馬鹿馬鹿しい。
いっそのことシャイニングフォースのように3本に分割でもしたらどうか。
これまで多くのレビューを投稿してきたが、初めて満足感に最低点を付ける。
つまらないのではない。圧倒的に不満足なのだ。