Nintendo 3DS mk2 - Title Site

閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-

発売元: インターグロー（オフィシャルサイト）発売日: 2010-09-30 価格: 5040（税込）レーティング: 【Ｄ】17歳以上 (CERO について))

タイトル概要

中央値: 71 Amazon点数: 3.9

スコアーボード

標準偏差 7.36 難易度 2.00 mk2レビュー数 3

0-9

10-19

20-29

30-39

40-49

50-59

33.3%

60-69

66.7%

70-79

80-89

90-100

ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)

645人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	3pt	3pt	3pt	4pt	4pt	2pt

総合点
71pt

GOOD!

前作(閉鎖病棟)の続編。
セーブが章ごとだけではなく途中でもできるようになった。
回復アイテムが持ち歩けるようになったのでボス戦が安心して挑める。
武器が豊富。それぞれの武器に特徴があり偏った武器がないこと。

BAD/REQUEST

ナイフのヒット音が前作の打撃武器流用。ナイフで切り付けているのに何故この音と思う。
FPSではあるものの入手できる弾薬が少ない。
そのため好きな武器だけ使い続けているとあっという間に弾がなくなり使えなくなる。特にマシンガン。
その他はシステム(GOOD記載内容)が前作からだいぶ改善されているので特に悪い部分はないと感じた。
あえて入れるなら前作同様ストーリーの説明不足くらいか。

COMMENT

ノーマルクリア済。基本的にこのシリーズはストーリー説明があまりないため今回が初プレイの人には病院で人体実験？程度しか伝わらないと思うがいちお前作エンディングからの続きみたいなので前作クリア済の自分には理解できるストーリー展開。とはいえ相変わらずストーリーはあってないようなものなので前作未プレイの人でも何の問題もないと思います。

プレイ時間：05時間以上10時間未満（済）
B級大好きさん[2010-10-15 掲載]

[ 問題報告 ]

405人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
5pt	2pt	4pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
79pt

GOOD!

結論から言うと予想以上に面白かったです。ざっくり纏めて書くのでご了承下さい。

◼️DS(3DS)に置いては唯一無二に近いほど貴重なジャンル
DSで怖いゲームを遊びたいと思ったら恐らくこれか、流行り神くらいしかないと思うほど貴重なソフトです。
バイオハザードなどもあるにはありますが、怖さで言うとこっちのほうが余程あった。(環境音などの気持ち悪さ演出がよく出来ている)

◼️タッチペンを使用したFPSシステムの快適さ
これも他作品にはない魅力的なポイントであり、個人的に一番素晴らしいと思った点です。
PCゲームをマウス操作で狙いをつけるようなイメージで、DSのタッチペンで下画面部分をタッチして照準を合わせられます。
文章だと遊びにくそうですが触ってみると思った以上に快適で、むしろこういったFPS系のゲームのコンシューマー作品で一番操作性が良いと思いました。
タッチペンによる画面操作もこれを除くとメトロイドプライムハンターズくらいしか存在しないのでオリジナリティを5点にしてます。

◼️前作からの反省を活かした変更点、諸々
前作は自分の好きなタイミングでセーブ出来なかったり、回復アイテムを持ち歩けないなどの不満点が満載でしたが、今作ではそれらは完全に解消されています。
(セーブすると体力も全回復するので初心者でも安心)
敵の種類も大幅に増え、ボス敵のバリエーションも増えているので遊びごたえは間違いなくこちらの方が上です。

◼️地味ながらも恐怖感の演出に貢献しているBGM
このゲームは通常の現実世界と、サイレントヒルのような異世界に行ったり来たりする作品となっていますが、異世界に居る時の何とも言えない化け物の気持ち悪い声が恐怖を倍増させます。

◼️病棟の外にまで広がった探索マップ
前作では病院の中だけのサバイバルでしたが、今回は病棟、教会などのある街、炭鉱街などチャプターごとに別のマップに移動するためそこそこ新鮮な気持ちを維持しながら遊べます。

◼️サイレントヒルのような化け物たち
内臓の飛び出したゾンビや、脳味噌が浮き出ている蜘みたいな虫、ヒルや頭だけのお化けなど気持ち悪い化け物のクオリティはそこそこ良く出来ています。
ボスも二足歩行の謎の化け物や、魔女などさまざまなボスが居ます。

BAD/REQUEST

そこそこ満足しているためそこまで不満点は無いのですがいくつか挙げるとするなら、

◼️ボリュームの少なさ
DSのホラーゲームなので仕方ない部分でもありますが、ボリュームは少なく、せいぜい5時間くらいかなと思います。
ただ、この手のホラーゲームの場合はボリュームではなく遊びやすさや恐怖感の方が重要だと思いますし、ただでさえ怖いゲームなのでサックリ終わった方が気持ち的にもラクなのでプレイ時間以上に満足はすると思います。

◼️グラフィックはDS準拠なので荒い
当然ですが、DSのポリゴンなのでポリゴンは荒いです。ただ、荒いぶん化け物のモデリングや多少グロテスクなモンスターが出たとしても怖さが薄れるのでむしろこういうゲームが苦手だけど遊びたいという人には逆にお勧めかもしれません。

◼️意味不明なストーリー
洋ゲーあるあるですが、今作も全く意味不明のストーリーで、クリアしても何も解決しません。
(少なくともハッピーエンドにはならない)
まぁ洋ゲーのホラー物ですのでシナリオに関しては一切無視して、あくまでFPSゲームとして楽しむべきだと思います。

◼️一時期問題になった過去作
精神病院を舞台としたホラーゲームという事で以前、とある団体から苦情が来たようです。
ただ精神病院を舞台にとは言っても、家族を殺してしまった主人公が精神疾患認定されているだけですので精神病院がこういう場所であると流布しているわけでは無いので問題はないでしょう。
(というか周りの人も巻き込んで病院以外の場所も全て化け物だらけになっている)

COMMENT

シナリオは意味不明であり、グラフィックもはっきり言えばショボいですが、DSというハードを活かした2画面のシステムと、タッチペン使用のホラーFPSとしては本当に素晴らしいと思います。
買ってずっと楽しめる作品ではありませんが、手元に残しておくとたまーに遊びたくなってくる。そんな独創的なホラーゲームだと思いました。

プレイ時間：05時間以上10時間未満（済）
かめさんさん[2020-03-06 掲載]

[ 問題報告 ]

Amazonレビュー

レビュー者：漆黒の白紙レビュー日： 2010-11-27

色々と問題視され、なにやら大変そうだったタイトルですので、2作目が発売になるとは思っていませんでした。

プレイし終わった感想になります。

確実に前作を上回る内容です。
前作は病棟をメインとして、ほとんどその中しか行動範囲がありませんでした。
それが、今作では劇的に改善、向上しており、医療センター以外に行動範囲が拡大しています。
これによって、前作で感じた、「似たような病棟を歩き回らせられる感」が完全に解消されています。
また、一応ストーリーがあるような展開で、様々な謎解きが用意されていますので、飽きてダメになるという事はあり得ないくらいに、変化が楽しめると思います。

前作と比較して敵と武器の種類が増えています。
更に、今までは階を移動するとそこでフィールドが区切れていて、階と階の繋がりがありませんでしたが(画面が一旦暗転しますよね)、今作のマップは3Dの面で優秀で、上下の繋がりが良くなっています。
そのため、屋根から飛び降りたりの行動の自由が増えました。
また、セーブ場所が点在していて、自由にセーブができますので、オートセーブにキレそうになる事もありません。
前作からの成長は大きく、面白さは1.5倍位ではないかと。

良い点ばかり長々と書きましたが、当然悪い点もあり、ひとつはストーリーの薄さです。
これが次回作への伏線なら良いのですが、もう少し濃くないと最後に食らう肩透かし感は否めません。
後は敵が現れた時の音が、突然大きく変化する点。
これは悪い点ではありませんが、心臓に悪い+もの悲しさが失われる原因ではあります。
私は全く気にならなかったので、その程度にご留意下さい。

そのくらいです。
最後まで読んでくださり有難うございました。

■スポンサーリンク