メタルマックス3
中央値: 71 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 11.66 難易度 2.59 mk2レビュー数 37ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
79pt
GOOD!
・戦車装備のカスタムが楽しい。主砲に重きを置くか、機銃中心にいくか、SEは…など。
砲門を増やせる改造が可能になったので、選ぶ楽しみがある。
・流れにとらわれなく世界を自由に旅できる点。メインストーリはあるけど、結局進行については後回しでもOK
・受け継がれているメタルマックスワールド。イキなセリフやユニークな敵キャラの数々。
・クリア後の周回があり、レベル上限もシステム上999まで上がるなど、末永くやる人に配慮している。
・すぐ死ぬ犬の装備が強化され、後半の生存性が大幅アップ。
BAD/REQUEST
・今時のゲームの影響を(仕方ないが)受けており、たかが1発の砲弾を作るのにやたら素材を集めないといけなかったり、攻撃力を5上げるだけなのに素材を集める手間がやたらかかるなど、収集行為に時間がかかりすぎる。
・若年層を引き込む気持ちは分かるが、仲間キャラのグラフィックが子供アニメ向けが多い。もっとキレたキャラや、髭が生えたシブキャラ等ほしかった。
・バグチェックがまだ甘く、随所にバグがある。が、自分は進行が停止するほど深刻なものには遭遇しなかった。有効なバグも多く、許せる範囲。
・改造した戦車を初期状態にリセットできない点。
・メロディは一応過去作品を受け継いではいるが、音質はSFC以下の印象を受けた。タイトルの音楽やボス音楽など、一見同じに思えるが、ピロピロふにゃふにゃした感じで、軽い!
SFCの音楽のほうがずっとヘビメタの重厚さを感じた。
・後半の装備の改造費が跳ね上がり、賞金首の金なんぞ一瞬で使い切ってしまう。もっと額を上げても良かったのでは?結局後半のスロットマシンが資金源になっていた。
・大した事ではないが、フィールド上で戦車に乗ると人間より小さく映るのが気になった。だが町やダンジョン画面ではやたらデカく、後列の仲間が画面外に追いやられる隊列感覚。
・乗り降りコマンドがめんどくさい。位置を合わせても失敗することがある。
COMMENT
・PS2、過去DS作品がコケていただけに、今作の正統進化は非常に良かった。
辛口で言えば、「SFC2作目からの進化としては立派だが、2010年のゲームとしては……」といった具合。メタルマックス愛があるからこそ受け入れられる、といったもの。
・レアメタルの発想は良いのだが、はずれ、あたり、レア、スーパーレアと4段階も分けられるのは不快だった。メタルマックス愛を持っている人は年代を考えると30歳前後にはなっているだろうし、ささいなアイテム収集に子供の時のように時間をどっぷり使えるほどヒマではないはず。結局この辺はバグや改造行為でサクサク遊びました。
・さくっと80時間遊んでさくっと売りました。2に近い内容だったし、良いゲームだったと思います。次回はPSPあたりでさらに質を上げて作って欲しいですね。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazonのお客様 レビュー日: 2010-08-02やや癖のある世界観になっているが、プレイした感覚としては
スーパーファミコンのRPGをやっているのにかなり近い感覚なので
多くのプレイヤーが「悪くない」と思うのでは無いだろうか
ただその先の世界観やキャラクターなんかが気に入るかは好みが分かれる事でしょう
この作品のもっとも良い点は、自由度のバランスではないかと思います
1本道ではなく、かといって海外産RPGのように全て自由と言う訳でもない
何をして良いかを見失う事無く、常に何かしら道が示されています
その道以外にも行った事の無い場所へ行く、戦車の強化をする、賞金首を捜す等
やれることが非常に多い為、プレイ意欲が維持できる
更に細かい点ではキャラクターのレベル差が自然と埋まって行ったり
戦車があるおかげでレベル1からの育成が楽なのも、仲間に出来る職業が
6種類もある為嬉しいですね
また戦闘時のアニメーションの出来が良い事や、後述のエンカウントの高さが
苦痛にならなくなる、戦闘スピード加速の双方同時行動が見ていて小気味良い
シリーズ恒例の「ドッグシステム」も当然有り、ダンジョンからの一発離脱や
街から街へ一瞬で移動できる為、各地でイベントが進行する今作を非常に快適に遊べる
反面システム面などに細かい不満もあり、戦車の乗り降りの微妙なしづらさや、斜め移動が出来ない事
場所にもよるけどエンカウント率の高さなどが細かい点では気になる部分です
もっとも残念なのは携帯機であるDSのRPGなのに、中断セーブが出来ないのは正直いただけない
省電力とは言えいつ電池が切れるか分からないスリープモードは使用したくないし
携帯機のRPGには中断セーブは必須だと思います
総評としては昔ながらのRPGが好きなら買い、シリーズのファンなら怯える事無く買いです
細かい不満点を凌駕する楽しみが多く、ガンガンプレイできる良作です
やはり能動的に遊べるRPGは面白い!
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GOOD!
・システム面の自由度が高い
名前を付けたり、兵器を自由に組み合わせたり、パラメータを調整したり、
介入できるところが多いため、自分の冒険をしている手応えがある。
プレイキャラに名前を付けられるのも、最近じゃ珍しくなりつつあるし。
・処理落ちするレベルの弾幕エフェクト
戦車の改造の仕方によっては、攻撃によって大量のミサイルと与ダメージ数値が
画面中を埋め尽くし、処理落ちしてグラフィックが崩れたりすることがある。
つまり、バグなわけだが、システムの限界を超えたプレイをした爽快感が味わえたので
個人的に非常に好印象。
処理負荷による絵崩れなんか二の次にして、テンポと派手さを優先するなんて今時珍しい。
・世界観の表現が徹底されている
一言聞いただけでゲームの世界観が頭に浮かぶようなセリフがあったり、
重複する効果は多いものの、名前が違うだけで世界に広がりを感じさせるアイテムなど。
BAD/REQUEST
・敵のグラフィック
全ての敵がニョロニョロ動く。それ自体はよいのだが、安易なパーツの回転や
拡大縮小ばかりで、せっかくのドットが汚く崩れてしまっているのが残念。
人間系の敵の動きは ニョロニョロ綺麗に動きすぎで逆に不自然。
・クリア後のプレイ
レベル限界値突破に特定のレアアイテムが必要なのが残念だった。
アイテムを使わせるというだけで、やらされている感が強くなっている気がする。
レベル上げ続けたら、さりげなく100越えた…ってのがよかった。
また、戦車の穴改造が永久にやり直せない仕様も痛い…
COMMENT
ゲーム進行の自由度に関しては、昔のゲームに慣れてしまっている自分にとって
一本道のストーリーをひたすらなぞっていくようなゲームの自由度が単に低いだけで、
本ゲームの自由度こそが元来のRPGのスタンダードと考えたい。
とはいえ、システム面の自由度は高く、ゲームを自分色に染めてプレイできる。
メタルマックス初プレイだったが、100時間を超えても楽しめた。
クリアしても、ゲームに居続けたくなる世界観が素晴らしい。
そして、自由度の高いシステムが、世界に触れている手応えを与えてくれる。
ここには豪華な3DCGも、緻密なストーリーも、壮大なオーケストラ演奏もないが、
それでも昨今プレイしたゲームの中で最もプレイの手応えを感じた。
大作ではないが、良作ではある。