仮面ライダーバトル ガンバライド カードバトル大戦
中央値: 59 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
71pt
GOOD!
ゲームセンターでは遊ぶ毎にお金が必要だったガンバライドが、架空世界の中とはいえ、半永久的に小遣いなしでできる。
しかも、時間と根気さえあれば、自分が始める前の弾のレアカードを入手することも可能。
ガンバライドをやり込みたい！！
お金をかけず、手軽にどこでも楽しみたい！！
そういった人にはお勧めの一本。
ストーリーに関しては、低年齢向けのジュブナイル作品としては良質な方だと思う。
大人の目線から見ると痛い話もあるが、なにやら小難しい話を持ち込んで変にハードＳＦを気取るよりも、より身近な冒険譚として純粋に楽しめる。
オタク向けに設定ばかり凝って、本来の販売対象者である小学生達を置いてきぼりにしているようなゲームも多い中、久しぶりにシンプルな子ども向け作品の良さを感じた。
BAD/REQUEST
アーケード版に比べ、ゲキレツアタックが発生する頻度が高すぎる。
しかも、プレイヤー側だけでなく、ＣＰＵ側も同じ条件なのだから困りもの。
結果、ストーリーモードの雑魚相手にも先手で一方的にボコられることが多くなってしまい、撲殺デッキや瞬殺デッキの価値が激減してしまっている。
ストーリーモードの雑魚は補正で必殺技の威力が弱まっているようなので、防御と必殺に特化したデッキで３?４ラウンド目まで持ちこたえれば、後は必殺技で倒すのみ。
正直、これでは戦略性もなにもない。
防御と必殺の値をガチガチに高めたデッキでないと、ＲＵクウガ（黒目）などを使っても、運次第で雑魚に翻弄されてしまう。
攻撃型デッキの安定性が、アーケード版以上にないのだ。
様々なライダーカードを使って色々なデッキを楽しみたい人に、これは少しマイナスかと……。
また、ストーリーモードでのＥＸステージなどの設定も、なんとかしてほしかった。
難易度はアーケード版そのままなので、はっきりって単なる運ゲー。
ところが、負ければ経験値は普通にむずかしいモードをクリアした際よりも下がり、勝ってもそこまで大量の経験値をもらえない。
外で雑魚狩りしていた方がはるかに効率が良く、難易度に反して勝った時のお得感があまりなかった。
COMMENT
要求したい改善点もたくさんあるが、それでも子ども向け作品としては良質な方だと思う。
なにより、現実世界ではまともに全て揃えようとすると、数十万円はかかるであろうガンバライドカードを、ゲームの中とはいえコンプリートできるのは魅力。
子持ちの親としては、できる事ならＤＳでガンバライドをしてもらっていた方が気が楽なのではないだろうか。
カード欲しさに大金をつぎ込むこともないし、ゲームをやるために盛り場に繰り出す必要もない。
気軽にゲームセンター気分を味わえるという点では、なかなか良いゲームだと思う。
ストーリーそのものも、変に小難しい話を盛り込んだり、主人公がいつまでもウジウジと悩んだりせず、純粋な、そして真っ直ぐな想いを持ってバトルを続ける様は好感が持てる。
Amazonレビュー
レビュー者： マッチョメマン レビュー日： 2010-08-22アクセスランキング
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GOOD!
※ガンバライド（アーケード版）は過去に何度もプレイ済み
■ガンバライドが携帯機で出来る
良くも悪くも１回100円が必須だったガンバライドがDSで無限にプレイ出来るというだけあって、アーケード経験者にはたまりません。
■登場ライダーが結構豊富
多少の偏りはありますが、昭和・平成ともにかなりの数のライダーが出ます。
各々に固有の必殺技が設定されており、必殺技ムービーもそれぞれ専用（レベルの低いカードの場合はモーション共通ですが）。
ディケイドのカメンライド、FFRを使っての協力FAR、ダブルのメモリチェンジ等々…、ライダーファンにはニヤリと出来るシステムが多数。
■ボイスは本人のものも
DSでボイスがこれだけ豊富に収録されてるゲームも珍しいかも。
電王やキバ以降の作品は本人が、それ以前はよくわからない声優さんが担当。
後者に関しては、色々と大人の事情もあるので諦めざるを得ませんが、台詞のチョイスも結構良い。
ちなみに、必殺技の発動時にも、しっかり歴代実機で使われた歌が流れます。
■ストーリーが思いのほか良い
実機ガンバライドのシステムをベタ移植しているだけでなく、オリジナルのストーリーもあります。
これは、ライダーを悪用する者と戦う少年・少女が主役の物語で、ほどほどにライダーのカルト的要素もありつつの、ファンには結構面白い内容になっています。
■バトルシステムも一つの完成系
実機ガンバライドの第１弾の頃は、正直褒められたものではありませんでした。
モタモタしたシステムに、必殺技頼りのゲーム性には、「う?ん」と苦言を呈さずにはいられず…。
でも、このDS版に収録されているのは、９弾のシステム。
９弾までいくと、さすがに９回の改良が加えられているだけあって、かなりシステム的に洗練されています。
強いカードを使ったからといって必ず勝てる訳でもなく、ほどほどな戦略性と運要素のバランスです。
■こまめなオートセーブ機能
地味に嬉しい。本当に、頻繁にオートセーブしてくれます。
BAD/REQUEST
■ポリゴンが荒い
もうこれはある意味仕方が無いのですが…。
DSのの限界だとも思います。
割り切りさえすれば、そう気になるものでもないのですが…。
■カードの編集
もうちょっと快適にしてほしかった。
これは、遊戯王とかのカードゲームのゲーム版古参組をもっと参考にしてほしい。
COMMENT
「アーケード版実機ガンバライドを経験済み」「ライダー大好き」
この２点を持ち合わせている人なら、おそらく概ね満足出来るでしょう。
逆に、ガンバライド未経験者だと、ポリゴンの荒さや（ちょっと独特な）ゲームシステムに、マイナスの反応を示してしまうのかもしれません…。
例えば本人以外の声優の起用に関しては、実機経験者はとっくの昔に諦めてるので今更といった感じなので…。笑
少なくとも、近年のライダーゲームの中ではトップクラスの出来です。
これだけは、断言できます。