仮面ライダーバトル ガンバライド カードバトル大戦
中央値: 59 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 12.44 難易度 1.40 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt |
54pt
GOOD!
アーケードで印象的な部分を一切削っていないため、
DSなのにアーケード版と遜色ない印象です。
インターフェースも分かりやすく
どのモードで遊んでいても、迷うことはまずないです。
アーケード版と比べると、
ゲキレツアタック、ライダーガッツが出やすく
簡単めに調整してあるように思います。
簡単めな調整を改悪だと思わない限りは
アーケードをやってる気分になれるでしょう。
グラフィックもがんばってます。
動きもそのままで、必殺技の作り込みの甘さもそのままです(笑)
BAD/REQUEST
ストーリーモードに超が付く程不満。
主人公はDOLLと言う超常現象を研究調査する組織に属しており、
ガンバライドを一切知らない。
ひょんな事からガンバライドのカードを実体化するアイテムを手に入れちゃったから、ガンバライドを始めた。
と、言う感じ。
ガンバライドを楽しむためにゲームをプレイしているプレイヤーと、
自分の目的のためにガンバライドを強くならなきゃ、と意気込む主人公に温度差がある訳です。
事件の謎解きも、話を聞けば
このライダーが関わってるのかな?と、プレイヤーが想像付くのに対し、主人公はガンバライド好きの友人にヒントを聞くまでは分からないまま。
自分の分身として全く機能してくれないので、
主人公としては失格に思えます。
いくらガンバライドだからと言っても、
仮面ライダーをデータとして扱いすぎです。
小娘ごときに実体化され、
「いきなさい、キバ、イクサ!」
キバ「グアァァァァ……!」
イクサ「ブアァァァ……!」
鳴き声まで出すなんて、まるでポケモンです。
悪いことに使われる事に、プレイヤーは怒り心頭になるはずですが、
主人公は特に何も思わず。
ガンバライドや仮面ライダーに全く思い入れがないからしょうがないとは言え、プレイヤーとの温度差はますます激しくなるばかり。
ガンバライド好きのふつうの少年が、
ガンバライドや仮面ライダーの知識を活かして
事件を解決していく、の方が普通におもしろいと思うんです。
レクチャーを受けるために主人公を素人にする事が多いですが、
素人キャラにレクチャーするだけでも説明は出来ますので
ぜひそうしてもらいたかったです。
カード索引の出来の悪さも気になります。
第1?9弾で、フォルダが別になってるのはいいのですが、
スーパー1のレアはどこだっけ、なんて思うと迷子になります。
カードの枚数が多ければ多いだけ手間どります。
なぜ作品検索を付けない。
ゲームならではの機能に、ライダースキルでの検索も欲しかった所。
COMMENT
ストーリーはどうしようもないですが、
カードコンプを目指して、ガンバライドしまくるのは最高です。
一回100円のアーケードとは違い、
ゲームだったらやりたい放題。
普段使わないあのライダーも使えます。
アーケードをたっぷりやりたいけど、
一回100円じゃ高すぎるよね、ってあなたにオススメ!
個人的にストーリーモードはクソすぎますが、
それ以外は楽しめます。
アーケードを気に入ったのなら、買って損はしないはず。
ストーリーモードは、次のどこに行けば表示されるので
最悪テキストを読まなくてもプレイ出来るでしょう(笑)
Amazonレビュー
レビュー者: マッチョメマン レビュー日: 2010-08-22アクセスランキング
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GOOD!
※アーケード版ガンバライド(実機)未プレイです。このソフト単体での評価となります。
※DS版ガンバライドは第9弾のシステムを使っています。
ルールは手持ちカードから好きなライダー(ヒーローーカード)2名を選んでタッグを組ませ、相手チームのライダーと、攻撃スロットの出目やSPカード(スペシャルカード)1枚を使って戦います。
・ゲームは「ストーリーモード」と「フリーモード」がメイン。他に「対戦」や「カード編集」があります。
・第1弾?9弾まで、総数700枚以上のガンバライドカードが収録されている
・雑誌付録やイベント配付など、限定カードも一部収録されている
・昭和1号?平成Wまで、全ての主人公ライダー&サブライダー及び各種フォーム、総勢60人以上のライダーが登場する
・本来は10弾から登場する、Wエクストリームやアクセルトライアルも登場する
・子供が喜びそうなハデ目な演出が多い。同様に難易度は易しめ
・グラフィックは実機には及ぶべくもありませんが、DSの機能を考えたら大健闘しています。変にデフォルメしたりせず、ちゃんと等身大のライダーが再現されています。
・戦略性。このゲームは1ゲーム5ラウンド(ターン)で勝敗を決めるのですが、使用できるカードはライダーカード2枚とSPカード1枚のたったの3枚です。ライダーカードはライダー同士でコンビの相性があり、相性がいいとボーナスポイントがついて有利になります。またライダーには属性があり、ジャンケンのような3すくみの法則で優劣があります。SPカードは戦闘補助でゲーム中1度だけ使えます。たった3枚の組み合わせなのですが、細かい相性やボーナスが意外と効いて、勝敗を左右するのであなどれない戦略性があります。ただ、絶対的な優位性とかは無い感じです。メイン層が幼児や低学年児童と考えればこれで正解だと思います。
BAD/REQUEST
・Wifi対戦ができない
このソフト一番のマイナスポイントです。
2台のDSと2枚のソフトを使った、ワイヤレス対戦とカード交換はできますが、wifiは出来ません。ゲームセンターを利用せず、かつ周りに同じソフトを持っていない人は、誰とも対戦できません。独り寂しくシングルプレイをするしかありません。
wifiを可能にしてしまうと、ユーザーが肝心のゲームセンターでお金を落とさなくなり、廃れるので出来ない仕様なのでしょうが、孤人には辛い仕様。どうせ実機のガンバライドは今秋始まる新ライダー、オーズとともに完全リニューアル版が稼動開始なので、旧バージョンの今作はケチらないで、wifi可にして欲しかったです。
上記の理由から、wifiによる、新コンテンツの配信も無いと思われます。
・モーションの使い回しが多い
ライダーたちの技は、特別な技(上位技)以外は、キック、パンチ、剣による突きなど(下位技)は全部モーション使い回しです。モーションはキャプチャーではなく、手付けのようなので、走っている姿など、どこかぎこちないです。
それからライダーはこちらでは操作はできず、演出ムービーを見るだけです。
・ライダーの性格が変わってしまっている
一部のライダーはオリジナルの役者さんが声を充てています。それ以外は声優さんが充てています。できるだけTV版のキャラを再現しようとしているようですが、一部ライダーによっては、全然別人のようでして。オイオイ、お前、そんなキャラじゃなかったろ。みたいのが多く、ネタ的に笑えるポイントとも言えますが、ひと昔前のジャンプマンガの主人公のような感じになってます。やたら熱血でセリフの後ろに「!!!!」がいっぱい付くみたいな。
・操作
タッチペンと本体の操作が混ざっています。基本タッチペンで操作していると、突然本体のボタン連打を要求されたり、本体だけだとカードの説明が読めなかったり、面倒です。どちらか一方でフル操作出来るようにして欲しかったです
・カード編集がしづらい
ソートや一覧が非常に見難く、使いづらいです。カード一覧など、一画面で4項目くらいしか表示されず、700枚分を延々ページ送りする糞仕様。また、「全部を見る」以外の一部ソートではダブったカードもまとめられず、御丁寧に1枚1枚ダブりを表示する(10枚ダブってれば10枚表示する)無駄仕様。せめてライダーの作品ごとにまとめるとか、フォルダ作れるとか、もう少し整理整頓させて欲しい。このせいで、戦闘中にカードを選ぶのに結構時間がかかります。カードが増えれば増える程、バトルも面倒になってくる。カルドセプトDSみたいに小さなサムネイルを一挙に表示して、セレクトできるようにすれば良かったのに。
カードゲームでいうところの「デッキ」が、「おきにいり」という項目であり、対戦でよく使うカードをセレクトできるのですが、ヒーローカード8枚。SPカード8枚。合計16枚しか収録できません。
・カード絵が小さい
カードの絵の表示が小さいです。細部を見るために、拡大モードなどが欲しかったです。
・戦略性
このゲームはカードよりもスロットのほうが重要な気がします。ターン毎にお互いが戦闘の先攻後攻をスロットを回して決め、スロットの出目が大きい方が先攻となります。このときスロットの最も大きい数字を2つ揃えると「ゲキレツアタック」が発動し、先攻かつ大ダメージを与え、相手はそのターンは行動不能になってしまいます。つまりスロットで先攻を取ってゲキレツアタックを発動させ続ければ一方的に相手を攻められます。目押しを習得すれば、相当適当にプレーしてても負けません。反撃の手段はなくはないものの、運と確率的なもので、微々たるものです。
・難易度
「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3段階ありますが、「むずかしい」でも簡単です。幼児向けなので、これでいいのですが、大人には歯ごたえがないかもしれません。また、DS用は実機よりも易しく調整されているようです。カードの数値等も再調整されているようです。
・ストーリーモード
内容は子供向けで良いと思いますが、とにかく、セリフやナレーション(ボイス無し)が超長文で、それが延々ダラダラ続く。しかもスキップできないので、Aボタンを連打し、読み飛ばすだけでも苦痛です。
謎説き要素はゼロで、ひたすら1本道の超長文を読ませ続けられます。
ストーリーを全クリアすると最後にクリア特典で「11ライダーキックカード」が手に入るのですが、それ以外のオマケ要素はありません。ライダーのセリフを聞けたり、ミュージックモードやエンドロールを再度見られるようなオマケが欲しかったです。
・ライダースキャンが大変
ストーリーでライダーの痕跡なるエネルギー体をスキャンして、写真に撮るというミニゲームがあります。写真を撮ると、それが解析され、アルバムで撮ったライダーのモデリングが見られるようになるのですが、これが結構シビア。被写体を捕らえるのは簡単なのですが、「ハッキリさ」というピントのような評価が設定されていて、この評価が低いと正体が判明せず、アルバムも増えません。また、せっかく評価されても前に撮ったライダー(写真を撮るときはエネルギー体なので、どんな姿か分からない)だったり、しかもこれが連発する。正直、コンプリートには膨大な時間とエネルギーと根気と運が必要になります。子供も飽きるのではないでしょうか。
・文字
漢字を使うのか使わないのかハッキリして欲しい。カードの説明はオール平仮名片仮名なのに、ストーリーでは中途半端に漢字が使われている。しかもこれまた中途半端にカッコ付きでルビがふってあったりなかったり。(例:研究所(けんきゅうじょ))
メインターゲットが幼児?小学校低学年層だと思われますので、文字組をどう扱うかは重要だと思います。DS画面では漢字の上にルビふるのが大変かと言えば、そんなことはなく、実際やっているゲームはいくらでもある。同バンダイでも「大怪獣バトル wii」ではやっている。なんでこんなに中途半端なのか謎。漢字を使うなら使う。使わないなら使わないでハッキリして欲しい。また、句読点や改行がおかしい文が多く、読み難いです。
COMMENT
BADが多くなってしまい恐縮ですが、これらは幼児向け観点から見れば、GOODに転化されるものもあるので、一概に「つまらない所」と受け止めないで欲しいです。大きなお友達のたわごとレベルで見ていただければ。
メイン層の年齢を考えたら、ルールは簡単だし、戦略性よりもノリと運みたいな感じなので、仮面ライダー好きのお子様のプレゼントなどにはピッタリだと思います。
ただ、大人が独りで遊ぶには寂しいかもしれません。wifi対戦できませんし。純粋なカードゲームを欲している人は、別のソフトがいいかもしれません。700枚以上あるカードは、戦略よりもコレクターズアイテムの趣が強いので。
同ライダーゲームの「クライマックスヒーローズ」よりは遥かに遊べ、良い出来です。しかしライダー愛がないと、乗り越えられない何かがあるのも事実です。