エルミナージュII DS Remix 〜双生の女神と運命の大地〜
中央値: 75 Amazon点数: 4.7
スコアーボード
標準偏差 14.61 難易度 2.79 mk2レビュー数 19ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
81pt
GOOD!
ウィザードリィは、外伝、本家等を何本かプレイ済みですが、
エルミナージュシリーズは初プレイです。
・快適かつ適度に緊張感のある戦闘
殴るだけのオート、順番指定、コマンドリピートなど豊富。
ある程度こちらが強くなると、コマンドリピートで突き進んでいくので、
1回の戦闘が非常にスピーディーです。
ボタン押すだけかよ思われそうですが、そこは基本はウィザードリィ。
首はね、レベルドレインを筆頭に、高攻撃力キャラの魅了からの瞬間壊滅、
こちらの攻撃無効からのカウンター首はね・・・。
上記のことは決して頻繁に起きることではありません。
ですが、それらを引き起こす敵が出たら、勝てるとわかっていても戦闘の成り行きを見ずには
いられません。
こういうPT全滅の危機が常に「チラッ」とこちらを控えめに見ているが故に、
ちょっとした状態異常でさえ「あっ」と思います。
その「あっ」が適度な緊張感です。
・錬金、盗み、召喚
本作をやる上でこの3つをやるかやらないかで、面白さが全然変わると思います。
武装のカスタマイズ、錬金システム。
異常に首はね率の高いただのダガー、全状態異常を引き起こす可能性のあるただの杖、
核撃なんてへっちゃらな革の鎧、装備制限解除、射程無制限、呪い無しでもう困らない!
宝箱よりも良いんじゃ・・・盗みシステム。
思わぬ敵が思わぬ物を、あるいはネタ物を、あるいはホントにスゴイ物を…。
倒した後、図鑑を見て「あ、これ盗んでれば!ほしい!」なんてザラです。
え、こいつも契約できんの?まさかこいつは無理だろう・・・ってウソだろ?召喚システム。
当然使えない奴の方が多いです。が上記のようなことが本気で起きます。
もちろん、それ相応な難易度ではありますが。
盗み以外は、非常に太いやり込み要素です。
・図鑑
アイテム図鑑が2つ(宝箱品と盗品)とモンスター図鑑がありますが、
正に「これぞ図鑑!」といった感じです。
パラメーター、持ってるアイテム(装備品)、特殊攻撃はもちろん、
各種抵抗、異常攻撃(毒等)が詳細な数字で表されています。
特筆すべきが解説文。
アイテム、モンスター共に、面白いもの、おフザケ的なもの、真面目なもの、妙に深いもの、
やたらカッコいいもの、思わずゾッとするもの等非常にバリエーション豊富です。
自分は中立の鎧の解説が好きです。
・1GP→1EXP
に変換可能です。
ウィザードリィでは終盤、金は使い道が無くなりますが、このおかげで入れたいけど
PTがもう一杯・・・でもモリモリレベルが上がっていきます。
自分は錬金専門キャラを作り、すでに1億GPを突破してます。
・豊富なやり込み要素
上記した錬金、召喚はもちろん、クリア後のレベル100程度では鼻息で飛ばされるボス群。
周回プレイによる分岐回収、レアアイテム回収、イベント回収。
などなど、突き詰めていけばプレイ時間100時間では到底済みません。
BAD/REQUEST
・ダンジョングラフィック
敵などは問題無いのですが、ダンジョン内グラフィックは同じ系統である、
世界樹の迷宮や真女神転生STRANGE JOURNEYなどと比べると明らかに悪いです。
PS初期並み
・錬金素材の錬度確認
錬金素材にはそれぞれ錬度(改造に必要なポイント)が設定されているのですが、
それが鑑定した上で、さらに街の工房まで持っていかないと数値を確認できません。
錬金を本格的にやろうとすれば高錬度(レア)以外はゴミなのにそのつど街に戻るのは面倒です
COMMENT
現在プレイ時間97時間。とりあえず本編はクリアしたのでレビューしました。
レベルもまだまだ、未確認レアもまだまだ、全く手が出ないボスもいれば、これらに対抗する
ためにはやはり錬金を突き詰めていくしかないか・・・、いや一度2周目に行って未回収モノを
回収するか?その際、他の職も育ててみるか?
などなど、考えること、やること(できること)がホントに豊富で飽きません。(熱中度5!)
ダンジョンRPG、トレハン、育成、これらが好きならオススメです。
最後に余談ですが、
ウィザードリィ伝統(?)のあの魔法を使って敵をすっ飛ばしても、
倒したことにならない(図鑑に載らない)のは良かったです。
Amazonレビュー
レビュー者: BT_BOMBER レビュー日: 2014-03-26やりこみ的にはボリュームが多い、というよりチャレンジ的な要素が残っている感じで飽きが来ません。
図鑑の説明から垣間見える裏設定を想像するのも楽しいです。
テキストは軽い場面が多いものの、本筋のシナリオに入るとマジメに泣かされます。
全体のバランスもよく、かなり完成度の高いソフトだと思います。
あえて残念なところを挙げると、1つはフェイスロードの仕様。
DSi以降のカメラで撮影した画像のみ使用可で、自作画像を読み込ませたりはできません。
自分は使ってなかったので影響ありませんでしたが、人によっては大きなマイナスになりそうです。
もう一つはキャラ登録数が非常に少ない点。PSP版は倍以上登録できると知ったのは後のことでした。
せっかく結婚システムがあるのに枠が少なくて使いづらいのがもったいない。
このあたりはPSP版からグレードダウンしているように思えます。
購入したのが限定版だったので特典についても。
小冊子収録のストーリーは資料集に再録されています。
最後に少し設定紹介的なページがあり、これはそのまま収録はされていないと思いますが、
資料集と攻略本のインタビューで概ねカバーできる内容です。
Amazon限定サントラも収録曲数は多くなく、追加曲が収録されていなかったりするので、
旧作の特典サントラを持っているならありがたみは薄いかと思います。
このレビューを書いている時点で限定版は2万円を超えてしまっているので、参考になれば。
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GOOD!
とにかく世界観が良い。
ガンパレードマーチ的な、複雑に絡み合った世界や、神域の攻防といったものが背景としてあり、
冒険者が行動によって知ることになる世界の謎や、隠された真相といったものに迫る楽しさがある。個性豊かで表情あるキャラ達の会話が活きている。ギャグあり、シリアスありで面白い。
wizや世界樹のような、淡泊に説明文で世界を語ってしまう空しさが無い。
クリアしても、深層や、さらに奥への冒険があるので飽きにくい。
たんに裏ダンジョンで強烈なボスが出るというのでなく、イベントがストーリーの根幹に絡んでくるので熱中度を保って長く楽しめる。
快適性に関してはwiz系ではトップクラス。
数多いボスのグラフィックも荘厳で安っぽさ皆無で良い。
システムはほぼ完成されているかも。
BAD/REQUEST
一部だけどもライトノベルっぽさ全開な文章がある。ノリとしては某バカテス的なもの。
序盤は倉庫が無料じゃないので、アイテムがすぐ満杯になる。
序盤は種族ごとに顔パーツが決まっていて亜人は辛い。(中盤は名前、職業、顔自由変更)
ちりばめられた謎というかイベントが、攻略サイト見ないと気づかないままクリアしてしまう。
ガンパレのように裏設定をにおわせすぎている。
COMMENT
DSの前作はほとんど記憶に残ってない。wizを遊びやすくしただけな印象しかない。クリアしたかさえ記憶が曖昧。
今作では世界観の魅力を強く感じた。探索だってwizの15倍くらい面白かった気がする。
ひたすら潜ってれば満足でしょ?的な無骨なつくりだったら即飽きていた。
そういう意味では、このジャンルではトップクラスのゲームだと思う。
キャラの掛け合いとか、ほんとライトノベルなんだけど、若者にはとっつきやすくていいのかもしれない。
ただ、難易度はそれほど低くはない。遊びやすいが中々時間がかかる。
手探りも楽しいが、初心者は攻略サイトを見るべき。それでも十分楽しい。
一番時間がかかるのは、最初に名前と職業を6人分決めるときかも。