立体かくし絵 アッタコレダ
中央値: 44 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 17.69 難易度 3.08 mk2レビュー数 13ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 0pt | 0pt | 0pt | 5pt |
24pt
GOOD!
カメラを使って3D空間を操る、というアイデアは海外の?ゲームに良くある隠し絵ゲームをより面白くさせてる。(なので5点ではなく4点になってます)
これが「真っ当に動けば」よかったのに…
BAD/REQUEST
先に一言でまとめます。
「プロ失格。体験版以下レベルの極悪品 人生ゲームWiiウェア版にすら劣るものをよく恥ずかしげもなく出せましたね」
作った人を目の前にしてもこう言いたくなります。
すでに散々書かれてますが、カメラの認識部分。
初回プレイ時、全く認識せず。左画面に出る「悪い例」みたいなものばかりでまずここで大半の人が躓くでしょう。
一応黄色い枠内に顔全部を入れる必要はなく、大体目から下唇あたりまでである程度の認識をしてくれます。(サーモグラフみたいな認識画面で大体顔とその他の比率が9:1ぐらいで認識されます)
とりあえずこのぐらいかな?とゲーム始め、ここでまた皆さんが書かれてる「画面が激揺れ」状態。ブレアウィッチプロジェクトの揺れ画面が揺れてないと思わせるほどブルブル揺れてる。
きっとこのゲームのカメラマン(擬人)は50?60Kgぐらいの肩で担ぐTV用カメラで撮ってるんでしょう。ハンディでよかったのに。
(という冗談はさておいて、こんなもの「カメラ固定ボタン」を付ければ一発で解決する話。本当にお粗末インターフェース)
わかってるのに方向キーでその場所まで行くともうズレて押せない。
微調整をしようとDSを動かすといきなりあさっての方向に向く。
かなり大まかに「大体見えてればいいですよ」レベルで判定してくれてるのにそれでもミス判定。(これでブッブー!とかミスエフェクトがちょっと長かったら確実にDSをぶち壊してますね…)
PVにあった「ブレの一切ない快適な操作感」は一体なんだったんでしょう?正直あのPVは騙して買わせるために実際のゲームを使用せず、別に動画として作っただけなんじゃないでしょうか。
これを詐欺行為と言わずしてなんと言いましょう…
COMMENT
500円だからこの程度でいいでしょ?(笑)
という開発者がいかに購入者をバカにして舐めきってるかがよく分かる。
だったらフルプライスでいい。まともに動くものを作りなおせ!と本気で思う。
各項目ごとにポイントを設定して総合点が出る仕組みなので、このレビューでも何点かがつくのでしょうが自由に設定できるのであればこれは0点です。(あくまでゲームとしてみた場合。これがゲームではなく環境ソフト的なものだったらちょっとは点数をあげれると思います)
難易度5Pはカメラ設定に操作性も含めてます。隠し絵自体はある程度見つけやすいかと思います。(ただし序盤で操作不備で詰まったため終盤は不明)
タギングについて
「ムズカシイ」は上記のとおり。
「ザンコク」はあのPVを見て興味をもち、DSiウェアという購入するまで邪魔臭い手順を踏んでやっと落として起動した時のユーザーに与える悲壮感・無常感・ガッカリ感はゲーム中における部位欠損や出血表現ではなく、そんな思いをあっさりとぶち壊す開発者自身について付けました。
特に普段ゲームを余りしないライトユーザーにはいわゆる残酷ゲームに匹敵するぐらいの酷さはあると思います。
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GOOD!
今まで携帯機としての利便性だけではなくタッチペンやマイク等を使った新しいスタイルに挑戦してきた任天堂が、今回はカメラ機能を使用し、見る方向を変えると見える場所も変わるという斬新なアイディアを見せてくれた。隠し絵・文字自体は目新しいものではないが画面を様々なところから見るという角度の概念が存在するのも立体ならではの魅力。3Dにカメラを置いた視点ではなく、自身の視点で箱庭を探索する新しい面白さについては高く評価したい。
おとぎ話の世界で案外子供向けと思えばそうでもなく、あらゆる所に注目しなければ見つけるのは難しい。この点についてはステージに散らばっているコインを集めてヒントを入手することが出来るので難易度を下げることが出来る。箱庭型でコンパクト、BGMも雰囲気にマッチしていて登場キャラも少しゆるい所があり、世界観は悪くない。
BAD/REQUEST
カメラの調節・認識がこのゲームの評価を大きく分けてしまっている。
「うつすメイドインワリオ」のほうが個人的には認識が不自由でストレスを溜めていたが、だからといってこのゲームの方がまだマシというわけでもなく、このゲーム「も」悪い。
公式を見ればわかるように準備すること、注意することが非常に多い。これはうつすメイドインワリオと同じような環境が必要で、撮影環境については殆ど進歩していない。
またポーズメニューだけでなくプレイ中Aボタンでもカメラ再認識が出来るが、何回も再認識する前提で割り当てた感じがあり、もう少し自身を持った認識精度を目指して欲しかったとなおさら思ってしまう。
顔を傾ける操作より、DSを傾ける操作の方がプレイし易いかもしれない。それでもたまにカメラが止まったままだったり、あらぬ方向を向いてしまうこともある。とにかく慣れないとまともに操作できないという感覚が日常の「覗き込む」感覚と大きくかけ離れてしまっている。
COMMENT
「どこでも遊べる携帯機ゲーム」という概念を覆し、DSやWiiの登場でその機器の機能を生かしたゲームを作るという別の姿勢も見せるようになってきた任天堂だが、初めての挑戦故に課題点の多いまま製品化し、ユーザーに体験させるというより「実験」させる作品も多くなってきた。
このゲームの場合はどうだろうか。グラフィックもBGMも良いし、システムも親切、何よりアイディアが良い。内容については特に悪い部分は感じないし、寧ろ満足できる。
しかし肝心のカメラ操作が不完全なまま作られてしまった印象がある。今作ではカメラ識別はいわばコントローラであり、ゲームするうえで最も重要である操作が出来る部分。幾ら上手いアイディアで内容がしっかりしていても、操作が上手く出来なければユーザーは面白いと感じてくれない。
個人的には、酷評する程に誤認識は感じなかった。ただ既にカメラを使って操作する作品が前回出ているにも拘らず、今作においてもそれが改善されていないのは残念であり、二の舞を踏んでしまったように思える。
認識精度がはっきりし、操作において不自由無いと感じさせることに成功していれば、このゲームはもう少し化けていただろう。それだけに非常に惜しい作品だと思う。