無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
中央値: 75 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 15.62 難易度 2.27 mk2レビュー数 26ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
75pt
GOOD!
戦闘のスピード感、爽快感がかなり高いです。
本作の肝であるコンボの自由度もかなり高く、援護や支援、キャンセルのタイミングなどの試行錯誤の末に繋がらなさそうなコンボが成立したときは言い知れぬ喜びが感じられます。
好み(主に女性キャラの行き過ぎた演出)はどうあれ、戦闘グラフィックやカットインはかなりのクオリティです。
基本的なインタフェースもしっかりしており、ゲームのテンポ自体も非常に良いです。
BAD/REQUEST
こちら側の強制回避が、Fゲージ消費が大きいにもかかわらず限られた状況でしか発動できないので使いづらいです。この消費量ならば常時発動可能でも良かった気がします。
敵の精神コマンド使用のルーチンも少々お粗末です。
「HP○○%以下で△△使用」や、「毎ターン□□使用」ならば良いのですが、私が経験した限りでは、ある程度の傾向はあるものの実際に使ってくるかどうかがまちまちだったので、苦戦したり存外に楽勝できたりと不安定でした。
また、援護防御に出たキャラがそのターン中では行動できないため、非常に使いづらいシステムになっています。また入れ替わった前衛キャラにかかっていた精神コマンドが消えるのもそれに拍車をかけます。
こちらのSPDを上回る敵との戦いでは、せっかく援護で出ても次ターンでまた敵に先手を取られて立て直せずにジリ貧になる、という展開が起き得ます。
先述の強制回避、敵味方の精神コマンドの仕様とあいまって、悪い型にはまるとかなりストレスがたまります。ただ、手詰まりになるほどの状況にはなかなかなりません。
援護防御では後衛と入れ替わるのに、援護攻撃では入れ替わらない仕様も謎です。
敵撃破の演出直後はボタン入力不可時間が発生するため、難易度の高いコンボだと繋ぎなおせない可能性があるのも少し不満でした。オーバーキルでヒット数を増やしSPやゲージ回復に当てたい時にイラっときます。
ストーリー展開がワンパターンで冗長でした。
ボス撃破→逃げられる→「まだやることは多いな」
という展開が最終盤まで繰り返されます。
新しいキャラが出てくるたびに「これまでのいきさつを説明した」的な演出が入るのもいただけませんでした。
またテキストの質もあまり良くなく、時折笑えるものもあるのですが基本的にはシリアスなシーンは茶化し、不必要なパロディと下ネタで構成されているため嫌悪感をもよおす人もいるかもしれません。
COMMENT
悪い点を長々と書いてしまいましたが、その不満点を補って余りあるほどコンボが面白いので、なんだかんだでオススメの一本です。
クリア後ダンジョンではコレクション要素もありかなりのめりこめます。
Amazonレビュー
レビュー者: waku レビュー日: 2010-03-02敵が容赦なく精神コマンドを使ってくる以外は主に変化はないといえますが、
MAX12人によるたこ殴り&フィニッシュ後も着地させなければ延々と攻撃可能な
非情なシステムが非常に気に入りました。コンボ数更新が楽しい。
スパロボじゃないと批判の多い作品ですがコレは無限のフロンティアであって
ロボット大戦じゃないのは当然です。由来する故に名前に入っているだけですよ〜
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GOOD!
・ボリューム
タイトルのEXCEEDは伊達じゃなく、全ての面において前作から大幅にボリュームアップしており、ストーリーや戦闘システムは勿論、2週目以降に解禁される分も含めてやり込み要素も充実している。
・戦闘
前作のシステムを更に発展させており、ドット絵の動きは細かい所まで作り込まれており、
カットインアニメーションも色々な意味でパワーアップしている。
また、前作では零児と必殺技を共有していた小牟が固有の必殺技に変更された点も良い。
・BGM
BGMは前作からの流用もあるが、新規のモノも多数あり、戦闘やストーリーをよく盛り上げている。
また、新規のBGMは既存の曲(前作や本家OGシリーズなどのBGM)のアレンジ版が大半であるが、
個人的にはとても気に入っている。
・オープニングムービー
水樹奈々の歌う主題歌と合わせて非常に良い出来。
作品世界の様子やキャラクター達の魅力を良く出していると言える。
BAD/REQUEST
・街
前作同様、街はコマンド選択のみでマップが無い点は残念な所。
戦闘に重点を置いた作品とは言え、街はRPGにとって情報収集や世界観の補強と言った縁の下の力持ち的な存在なので、回復とアイテム売買と少々のイベントだけの存在のままなのは残念。
・敵キャラの扱い
戦闘と共に(個人的な好みの差はあれど)敵味方双方のキャラクターの魅力がこの作品の持ち味だと思うのだが、ストーリー中盤と終盤に死亡退場する敵キャラが散見する。
この点は個人的に非常に惜しいと思う。
・戦闘
今作ではプレイヤー側も緊急回避する事が出来るようになったのは良いが、掛かるコストが馬鹿にならない点が悩み所。
また、この点は高コストの特殊技にも言える。
COMMENT
前作プレイ済みでこのシリーズの作風が好きな人向けな感は否めない所。
とは言え、個人的には難点は少々あるものの、戦闘やが非常に楽しいゲームであり、OGシリーズなどの予備知識がなくても十分に楽しめる内容であると感じられる点は前作と変わりない。
キャラクターや戦闘システムに魅力を感じたのなら、決してやって損は無いと思う。
更なる次回作が出ることにも期待したい。