WiZmans World
中央値: 77 Amazon点数: 4.3
スコアーボード
標準偏差 17.34 難易度 2.92 mk2レビュー数 12ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
77pt
GOOD!
「あの頃のRPGをもう一度」をコンセプトに作られたワイズマンズワールド
SFC時代のRPGとの意見を多く見ますが個人的にはGBAのRPGをやってる感覚が一番近かったです。
個人的に一番評価したいのが『アニマフュージョン』
モンスターを倒す事によりまれに手に入る魂で妖精の外見やステータスを変化させる事ができる。
序盤で手に入る非常に弱い魂でも、同じ魂を積み重ねることにより強化され
最終的にはステータスをカンストできるまでに強化が出来る。
このシステムにより自分が好きなモンスター(魂)と冒険する事のできる自由度の高さを評価したい。
あとはゲームバランスも非常にうまく作られている。
最初はボタン連打でも何とかなるが途中からはそうはいかなくなる。
雑魚敵相手でも属性に気を付けたりしないと全滅してしまうバランスがまた面白い!
ボス戦では属性や回復役など…しっかり考えながら戦う必要がある。
…とはいえ、
魂の積み重ねで非常に強いモンスターを作るとゲームバランスは崩壊してしまうが、
そこは自分好みにゲームバランスを作れて面白いのではないかと思う。
BAD/REQUEST
一つのダンジョンが長いのでもう少し短くても良い気がした
特にこのゲームは雑魚敵でも適当にやればいいバランスではないので尚更。
あとは
・アイテムを一気に購入する事ができない
・ストーリーの展開がワンパターンなところ
こちらも気になった。
COMMENT
正直ここまで面白いとは思わなかった。
コマンド系のRPGが嫌いでなければオススメできる作品!
パワーアップしたワイズマンズワールドの続編をプレイする日が来る事を望んでいる。
Amazonレビュー
レビュー者: watanuki レビュー日: 2010-03-08ゲーム内容もなかなか優等生な出来です。
ゲームバランスがそれなりにキツイので、
SFC時代のRPGが好きだった人にはかなりお勧めできると思います。
あと変に大作志向の造りではないので、そこまでプレイ時間も要求されないと
思いますので社会人の方でも大丈夫だと思います。
シナリオが斬新なのも良いので是非最後まで遊んでみて欲しいですね。
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GOOD!
1:オリジナリティ(3点)
どこかで見たことがあるようなシステムの融合、これをオリジナルと取るかは人次第と思います。
本作はそのシステムが高いレベルで融合されており、特に戦闘システムに関しては評価に値すると感じました。(後述)
ただ、斬新という域には達していませんので3点としています。
2:グラフィックス(4点)
3DCG、ムービーばかりが氾濫する現在において、貴重とも言える書き込み系ドットグラフィックです。
その書き込み、アニメーションは非常にレベルが高く、ドット好きなら絶賛間違い無いデキになっています。
敵グラフィックと仲間に融合した時のグラフィックが変わる、よくぞここまでと思えるアニメーションパターンの多さ・動き方など、見所盛りだくさんです。
ただ、戦闘中のアニメーションが少し長めで若干プレイテンポが崩れてしまう物が多く、私の中では限り無く5点なのですが、今後に期待して4点としています。
3:音楽(4点)
世界観にマッチしたBGMで、他の方も指摘されている通り後半は特に盛り上がります。
ゲームBGMはやはりこうでは!と思えるデキとなっています。
確実に水準以上と言うことで4点としています。
4:熱中度(4点)
RPGの心臓部とも言える「戦闘」この完成度に尽きると思います。
シンボルエンカウントを利用した連戦、キャラクターのAGI順の行動、チェインシステムによるステータス変化、いわゆる属性ジャンケンのバランス、これらの要素が非常に高いレベルで調整されており、戦略性に富み飽きの来ない(来にくい)戦闘システムが出来上がっています。
純粋に戦闘が楽しいと思えたRPGは久しぶりです。
本作のもう一つの大きな要素であるアニマフュージョンシステム、女神転生に近いシステムですが仲間に融合した場合のグラフィックがホムンクルス(女の子)のベースとして変わるなど、プレイヤーを楽しませようとする開発の意気込みが素晴らしいと思います。
さらに通常なら終盤は弱くて結果使えない序盤の敵も、重ねて融合することで強くなるなど大切な部分がしっかりとフォローされている点も特筆に価します。
こちらも限り無く5点に近い4点としています。
5:満足感(4点)
本作は明らかに満足要素>不満要素の内容です。
よって4点としています。
6:快適さ(4点)
インターフェースは細かいことを上げればキリがありませんし、個人の好みも強くでると思います。
その点を考慮したとしても中断セーブ、ダンジョンから街への即リターン、中間セーブ地点の意図的配慮、リザルト画面の見易さ、フュージョンシステムの使い易さ、デフォルト高速移動など充分に水準を上回っていると感じました。
とは言え不満点もいくらかありますので4点としています。
7:難易度(3点 難しい)
本作の売り文句にあるように手ごたえのある難易度になっています。
ですが理不尽で無く、システムを理解すれば逆にしっかりと戦略的に楽しめる様に作られています。
ここは開発の徹底的なバランス調整のなせる業では無いでしょうか。
戦闘はボタン連打で適当に・・・な方はお断りという事ですね。
非常に良くできていると思います。
BAD/REQUEST
1:グラフィックス
戦闘中のキャラクターの行動や、魔法などの効果の中に長いと思われるものがあり、ゲームテンポを若干ですが崩していると感じました。
一つ一つはさほど気にはならないのですが、本作は戦闘回数が非常に多くなるゲームなのでここは改良を希望します。
2:熱中度
ダンジョンの探索が非常に単調で後半は苦になってしまいます。
再生、崩壊と言う独自のシステムも加えてあるのですが、ゲーム性から考えるとあまり活用できていると感じません。
またストーリーは良くも悪くも薄味で一本道です。
それもあいまってサブクエストの存在意義がさらに薄味に・・・。
確かに強力なアイテムドロップもあるので無意味では無いのですが、サブクエストをこなす楽しみやストーリーとの連動などが欲しかったと感じます。
3:快適さ
下画面のMAP表示が範囲が狭く、また単に表示しているだけなのは残念でした。
最初は非表示にし通った場所を表示していく形にして、さらに拡大・縮小の機能があれば・・・と思いました。
その他では店での売り買い、自宅倉庫へのアイテム収納などに不備が見受けられます。
まとめ買い、倉庫からの売却、一括収納の方法など、まだまだ改善の余地があったと感じます。
COMMENT
確実に人を選ぶゲームです。
基準としましては世界樹の迷宮シリーズを面白いと感じれる方、スーパーファミコン時代のRPGが良かったと思える方にオススメをします。
パッケージの裏にある「あの頃のRPGをもう一度」この文言がすべてだと思います。
私の評価基準もこの文言に沿ったものとしております。
個別に5点がつけられる要素が無い反面、そうなる可能性を充分に秘めたゲームです。
地味だな、佳作だなと感じられる方も多いと思いますが、ここまで次回作に期待できるゲームはなかなか出逢えないと感じています。
次回への期待を込めて、全体的に評価は甘くなってしまったと思いますが、今のゲーム業界事情の中では貴重な1本であるとこは間違いありません。