極限脱出 9時間9人9の扉
中央値: 70 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 13.58 難易度 1.87 mk2レビュー数 47ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
91pt
GOOD!
・オリジナリティ
ネタバレになるので詳しくは書きませんが
ゲームであること・繰り返し必須のシステムであること・DSであることを
非常にうまく使ったシナリオには感心させられました。
・グラフィック
キャラデザがいまどきの萌え絵しか描けない人と違い、バラエティにとんだデザインで
非常に好感が持てました。
全体的に一枚絵で丁寧に描かれているのも好ポイントです。
・熱中度
BADエンドくらった後、今度はこっちの選択をいってみよう。と
繰り返してるうちに明け方…そんな約3日のプレイ時間でしたw
・満足度
とにかくシナリオが秀逸で、真END見たあとは、「ああ、これやってよかったなぁ」という気持ちでいっぱいでした。
ここで謎が多く残ったという方がちらほらいるようですが
個人的見解では1つを除いて物語内ですべて答えは出ていますし、すべて納得がいくものでした。
・快適さ
十字キー右で既読スキップというのは操作しやすかったです。
Lが決定ボタンになるのも○。
BAD/REQUEST
繰り返しやるのに、すでにクリア方法が分かってる部屋の仕掛けをまた解かなきゃならない
の一点ですかね。
まあ、重要なパスコードなんかをリアルでメモに取っておけば解決するのですが。
クリア済みの部屋を一発でパスする機能が欲しかったです。
ゲーム内にメモ機能も欲しかったですね。いろいろ計算することもあったので。
あとは…セーブが複数個できたらいいなぁ、とは思います。
COMMENT
私は謎解きアドベンチャーが好きで、よくやるのですが
今作はその中でも1、2を争う傑作でした。
とにかくDSのシステムとうまく融合させた、DSでしか表現できないシナリオに感服です。
ちょっと脱出の謎が簡単すぎかな?とも思いますが、それも真ENDを見れば納得いきますし。
とにもかくにも、真ENDの結末が謎解明とともに感動のお話で素晴らしすぎました!
このライターの作品がまた出るなら次も買いたいです。
インタビューで2を作りたいって言ってたので、出ることを切望します。
Amazonレビュー
レビュー者: kuo レビュー日: 2013-05-092.EDはバットエンドがほとんどであること
3・ヒロインが固定されていること
4.真エンドもいまいちすっきりしない
脱出パートの謎解きはおもしろいとおもうけれど、正解は決まっているので
一度やったあとは作業、EDがほとんどバットなので余計に気になる。
あと主人公とヒロイン以外の結び付きが薄い、ルートを進めていってもヒロイン以外のキャラクターとは
知り合い程度で信頼を築いたり愛情をもったりということがない。
謎が残るEDは悪くないと思うのですが、このゲームの場合
どういうことだったんだろう?、ではなく、矛盾してない?おかしい!という感想だったので残念でした。
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GOOD!
・シナリオが秀逸。文章も妙な癖や嫌味がなく、読みやすい。
・演出も上手い。このゲームのキーである数字根が、ストーリー分岐に非常に上手く利用されている。
・サウンドノベルなので音の演出も良い。
・キャラクターがそれぞれ立っており、ストーリー進行と共に無理なく9人全員を覚えられる。
・脱出パートの謎解きが簡単。操作も快適。どうしても解けない時も親切なヒントが出るので安心。
BAD/REQUEST
・二周目以降、何度か同じ部屋を脱出しなければならないのが、シナリオ上仕方が無いとは言えやや面倒。特に一番最初の分岐までは毎回何の変化もないので、ボタンひとつでスキップさせて欲しかった。唯一の難点か。
・あくまでストーリー中心。「骨のある脱出ゲームがしたい!」という人向きではない。
COMMENT
これは面白いです。
久しぶりにノベル形式のゲームをやっていてテンションが上がりました。
巧みなストーリー展開と、各所に上手い具合に散りばめられた伏線を上手い具合に頭の中で組み合わせてゆく作業に、すっかりはまってしまいました。
あれこれ推理しながら良かれと思ったルートを進んだのに、まんまとバッドエンドになった時の悔しさ、ようやく全ての謎が解けたときの快感……、自分が実際にゲームに参加している感の演出が秀逸で、ただ小説を読むのとも違い、一度味わうと癖になってしまいます。
設定やシナリオは、ツッコミ所が皆無なわけではありません。
が、それ以上に「プレイヤーを驚かせよう」「騙してやろう」という制作側の心意気をひしひしと感じ、それでいてありがちな作家の自己主張や押し付けがましさがなく、むしろ必要な情報だけ与え一から十までは説明せず、推理はプレイヤー側に託されている感じが心地良く好感が持てました。
脱出ゲームは簡単で、理不尽に見難いものをタッチするのを要求されたりすることもなく、特別な知識も不要なので、最後まで詰まる部分はありませんでした。
また、ストーリー上は9時間という制限付きですが、プレイヤーが時間的制約を受ける謎解きはないのでゆっくり考えることができます。
二周目以降エンディングを埋めるまでに何度か同じ部屋を脱出しなければならないので、一周目から解法のメモをしておくと楽です。
推理アドベンチャー好きは、ぜひ一度プレイしてみるべき作品だと思います。
特に難しい操作もないので、できるだけ前知識は仕入れず、説明書さえ読まずに電源を入れることをおすすめします。